Red Hat Training
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5.4. 仮想メモリーのホットプラグ
仮想メモリーは、ホットプラグすることができます。ホットプラグとは、仮想マシンを実行中にデバイスを有効または無効にする操作です。メモリーがホットプラグされる度に、詳細ペインの 仮想マシンデバイス タブに新規メモリーデバイスとして最大 16 個まで表示されます。仮想マシンがシャットダウン/再起動されると、他のメモリーデバイスをホットプラグできるように、これらのデバイスは仮想マシンのメモリーを減らすことなく 仮想マシンデバイス タブから消去されます。セルフホストエンジンの Manager 仮想マシンのサポートでは、この機能はサポートされません。
重要
現在 Red Hat Virtualization では、仮想メモリーのホットアンプラグはサポートされていません。
手順5.13 仮想メモリーのホットプラグ
- 仮想マシン タブをクリックして、実行中の仮想マシンを選択します。
- 編集 をクリックします。
- システム タブをクリックします。
- 必要な合計容量を入力して、メモリーサイズ を増やします。メモリーは、256 MB の倍数で追加することが可能です。デフォルトでは、仮想マシンの最大許容メモリーは、指定したメモリーサイズの 4 倍に設定されています。この値はユーザーインターフェースで変更されますが、最大値はホットプラグされないので、変更待ちのアイコンが表示されます。これを回避するには、最大値を元の値に変更してください。
- OK をクリックします。このアクションにより、仮想マシンの保留中の変更 ウィンドウが開きます。これは、仮想マシンが再起動されるまで maxMemorySizeMb と minAllocatedMem の値が変更されないためです。ただし、メモリーサイズ の値が変更されるとホットプラグのアクションがトリガーされ、この変更は即時に適用されます。
図5.4 仮想メモリーのホットプラグ
- OK をクリックします。
仮想マシンの 定義済みメモリー は、詳細ペインの 全般 タブで更新され、詳細ペインの 仮想マシンデバイス タブで新たに追加されたメモリーデバイスが表示されます。