2.2. Red Hat Virtualization Host でのセルフホストエンジンのデプロイの開始

Red Hat Virtualization Host (RHVH) では、Cockpit ユーザーインターフェースを使用してセルフホストエンジンのデプロイメントを実行します。hosted-engine スクリプトの UI バージョンは、ホストと Manager 用仮想マシンの設定に役立ちます。このスクリプトは、一連の質問を尋ねてその回答に基づいて環境を構築していきます。

前提条件

  • Red Hat Virtualization Host システムを新規インストールしておく必要があります。Cockpit ユーザーインターフェースの System のサブタブにある Performance Profile は、virtual-host に設定する必要があります。
  • セルフホストエンジン環境用のストレージを準備しておく必要があります。少なくとも 2 つのストレージドメインが必要です。
    • Manager 用仮想マシン専用の共有ストレージドメイン。このドメインは、セルフホストエンジンのデプロイメント中に作成され、容量は少なくとも 60 GB 必要です。
    • 通常の仮想マシンデータ用のデータストレージドメイン。このドメインは、デプロイメントが完了した後でセルフホストエンジン環境に追加する必要があります。
    デプロイメント用にストレージを準備する方法については、『管理ガイド』の「ストレージ」の章を参照してください。

    重要

    iSCSI ストレージを使用する場合には、共有ストレージドメインとデータストレージドメインに同じ iSCSI ターゲットは使用しないでください。
  • Manager およびホスト用の完全修飾ドメイン名を設定しておく必要があります。正引き (フォワードルックアップ) と逆引き (リバースルックアップ) の両方を DNS で設定する必要があります。
  • Manager のインストールに RHV-M Virtual Appliance を使用するには、1 つのディレクトリーに少なくとも 5 GB の容量が必要です。hosted-engine スクリプトは最初に、アプライアンスのファイルを抽出するために十分なスペースが /var/tmp にあるかどうかチェックします。スペースが足りない場合には、別のディレクトリーを指定するか、外部ストレージをマウントすることができます。VDSM ユーザーおよび KVM グループには、このディレクトリーでの読み取り、書き込み、実行権限を指定する必要があります。

手順2.3 RHVH を使用したセルフホストエンジンのデプロイメントの開始

  • セルフホストエンジンのデプロイメントの開始

    https://HostIPorFQDN:9090 の Cockpit ユーザーインターフェースにログインして、Virtualization > Hosted Engine に移動し、Start をクリックします。
デプロイメントプロセス中に尋ねられる質問と設定情報については、「セルフホストエンジンのデプロイ」を参照してください。