第2章 RHV for IBM Power

本リリースでは、IBM POWER8 little endian ハードウェアで Red Hat Enterprise Linux 7 ホストをサポートします。また、エミュレーションされた IBM POWER8 ハードウェアに Red Hat Enterprise Linux 7 仮想マシンをインストールすることも可能です。

重要

以前のリリースの RHV for IBM Power では、POWER8 ハードウェアに Red Hat Enterprise Linux ホストを ISO イメージからインストールする必要がありました。これらのホストは、今回リリースされたバージョンで使用するように更新することはできません。以下に記載するリポジトリーを使用して Red Hat Enterprise Linux 7 ホストを再インストールする必要があります。
以下のリポジトリーで提供されるパッケージは、Red Hat Virtualization 環境の諸機能を POWER8 ハードウェアにインストール/設定するのに必要です。

表2.1 必要なエンタイトルメントとリポジトリー

コンポーネント
サブスクリプションプール
リポジトリー名
リポジトリーラベル
詳細
Red Hat Virtualization Manager
Red Hat Virtualization for IBM Power
Red Hat Virtualization for IBM Power
rhel-7-server-rhv-4-power-rpms
IBM POWER8 ホストで使用する Red Hat Virtualization Manager を提供します。Manager 自体は、x86_64 アーキテクチャー上にインストールする必要があります。
Red Hat Enterprise Linux 7 ホスト (little endian)
Red Hat Enterprise Linux for Power, little endian
RHV Management Agent for IBM Power, little endian
rhel-7-server-rhv-4-mgmt-agent-for-power-le-rpms
IBM Power (little endian) ハードウェアにインストールした Red Hat Enterprise Linux 7 を仮想化ホストとして使用するために必要な QEMU および KVM パッケージを提供します。
Red Hat Enterprise Linux for Power, little endian
Red Hat Enterprise Linux for IBM Power, little endian
rhel-7-for-power-le-rpms
IBM Power (little endian) ハードウェアにインストールした Red Hat Enterprise Linux 7 を仮想化ホストとして使用するために必要な追加のパッケージを提供します。
Red Hat Enterprise Linux 7 仮想マシン (big endian)
Red Hat Enterprise Linux for Power, big endian
RHV Tools for IBM Power
rhel-7-server-rhv-4-tools-for-power-le-rpms
エミュレーションされた IBM Power (big endian) ハードウェア上の Red Hat Enterprise Linux 7 仮想マシン用の rhevm-guest-agent-common パッケージを提供します。このゲストエージェントにより、Red Hat Enterprise Linux 7 クライアント上の仮想マシンリソースをモニタリングすることができます。
Red Hat Enterprise Linux 7 仮想マシン (little endian)
Red Hat Enterprise Linux for Power, little endian
RHV Tools for IBM Power, little endian
rhel-7-server-rhv-4-tools-for-power-le-rpms
エミュレーションされた IBM Power (little endian) ハードウェア上の Red Hat Enterprise Linux 7 仮想マシン用の rhevm-guest-agent-common パッケージを提供します。このゲストエージェントにより、Red Hat Enterprise Linux 7 クライアント上の仮想マシンリソースをモニタリングすることができます。
サポートされない機能

以下の Red Hat Virtualization 機能はサポートされていません。
  • CPU のホットプラグ
  • SPICE ディスプレイ
  • SmartCard
  • サウンドデバイス
  • ゲスト SSO
  • OpenStack Networking (Neutron)、OpenStack Image (Glance)、OpenStack Volume (Cinder) との統合
  • セルフホストエンジン
  • Red Hat Virtualization Host (RHVH)
  • ディスクブロックアライメント
RHV for IBM Power リリースに影響のあるバグの全一覧は、https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1359843 を参照してください。