2.2. 設定履歴のトラッキング

engine データベースをトラッキングするには、Red Hat Virtualization 履歴データベース (ovirt_engine_history) のデータを使用することができます。
ETL サービス ovirt-engine-dwhd は、次にあげる 3 タイプの変更をトラッキングします。
  • engine データベースへの新規エンティティー追加: ETL Service は、その変更を新規エントリーとして ovirt_engine_historyデータベースに複製します。
  • 既存エンティティーの更新: ETL Service は、その変更を新規エントリーとして ovirt_engine_history データベースに複製します。
  • engine データベースからのエントリーの削除: ovirt_engine_history データベース内の新規エントリーは、該当するエンティティーが削除されたものとしてフラグを付けます。削除されたエンティティーは、削除されたものとしてフラグが付けられるのみです。
ovirt_engine_history データベース内の設定テーブルは、engine データベース内の対応するテーブルとは、いくつか異なる点があります。最も明らかな相違点は、configuration コラムが少ないことです。これは、特定の設定項目に対する関心度が他の項目と比べて低いため、データベースのサイズに対する配慮から保持されないのが理由です。また、engine データベース内のいくつかのテーブルのコラムは、ovirt_engine_history では 1 つのテーブルに表示され、データ表示を便利かつ包括的にするために異なるコラム名が使用されます。設定テーブルにはすべて、以下の項目が含まれます。
  • エントリーの設定バージョンを示す history_id
  • エントリーがシステムに追加された日付を示す create_date フィールド
  • エントリーが変更された日付を示す update_date フィールド
  • エントリーがシステムから削除された日付を示す delete_date フィールド