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B.2. Red Hat Virtualization Manager で Ethtool を使用するための設定方法

管理ポータルから、ホストのネットワークインターフェースカードに ethtool のプロパティーを設定することができます。ethtool_opts キーはデフォルトでは利用できないので、engine 設定ツールを使用して Manager に追加する必要があります。ホストには、必須の VDSM フックパッケージもインストールする必要があります。

手順B.1 Manager への ethtool_opts キーの追加

  1. Manager で以下のコマンドを実行し、キーを追加します。
    # engine-config -s UserDefinedNetworkCustomProperties=ethtool_opts=.* --cver=4.0
  2. ovirt-engine サービスを再起動します。
    # systemctl restart ovirt-engine.service
  3. Ethtool のプロパティーを設定するホストに VDSM フックパッケージをインストールします。このパッケージは、Red Hat Virtualization Host ではデフォルトで利用可能ですが、Red Hat Enterprise Linux ホストにはインストールする必要があります。
    # yum install vdsm-hook-ethtool-options
ethtool_opts キーが管理ポータルで利用できるようになりました。ethtool のプロパティーを論理ネットワークに適用するには、「ホストネットワークインターフェースの編集とホストへの論理ネットワークの割り当て」を参照してください。