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Data Warehouse Guide

Red Hat Virtualization 4.1

Red Hat Virtualization の Data Warehouse 機能の使用方法

Red Hat Virtualization Documentation Team

Red Hat Customer Content Services

概要

本ガイドには、Red Hat Virtualization Data Warehouse に役立つ情報と手順を記載しています。

第1章 Data Warehouse のインストールと設定

1.1. Data Warehouse の設定についての概要

Red Hat Virtualization Manager には、包括的な履歴データベースが含まれます。このデータベースは、データセンター、クラスター、およびホストレベルで幅広い情報を抽出するのに活用することができます。Data Warehouse をインストールすると、ovirt_engine_history データベースが作成されます。Manager は、このデータベースに対して、レポーティング目的で情報をログ記録するように設定されます。
Red Hat Virtualization には、Data Warehouse が必要です。Data Warehouse は、Manager と同じマシンまたは Manager にアクセス可能な別のマシンにインストールおよび設定することができます。
  1. Manager のマシンに Data Warehouse をインストール/設定する構成

    この構成には、登録済みのマシン 1 台のみが必要で、設定が最も簡単ですが、ホストマシンに対する要求が高まります。Data Warehouse サービスへのアクセスが必要なユーザーは、Manager マシン自体へのアクセスが必要です。この構成に関する詳細情報は、『インストールガイド』の「Red Hat Virtualization Manager の設定」を参照してください。

  2. Manager とは別のマシンに Data Warehouse をインストール/設定する構成

    この構成には、登録済みのマシンが 2 台必要です。別のマシンを使用することにより、Manager のマシンの負荷が軽減され、そのマシン上で CPU とメモリーの共有による競合を回避することができます。管理者は、Manager のマシンへのアクセスを許可する必要なしに、Data Warehouse マシンへのアクセスをユーザーに許可することができます。この設定に関する詳しい情報は、「Manager とは別のマシンへの Data Warehouse のインストールおよび設定」を参照してください。

Data Warehouse のデプロイメントで使用する全マシンのシステムタイムゾーンを UTC に設定することを推奨します。この設定により、ローカルタイムゾーンにおける変化 (例: 夏時間から冬時間への変更など) が原因でデータの収集が中断されないようになります。
ovirt_engine_history データベースが使用する容量およびリソースの推定値を算出するには、RHV Manager History Database Size Calculator ツールを使用します。この推定値は、エンティティー数と、履歴の記録を保持するように選択した期間に基づいて算出されます。

重要

engine-setup では以下のような動作が予想されます。
  • Data Warehouse パッケージをインストールして engine-setup を実行し、Data Warehouse の設定は No と回答します。
    Configure Data Warehouse on this host (Yes, No) [Yes]: No
  • engine-setup を再度実行しても、Data Warehouse を設定するオプションは表示されません。
engine-setup により強制的にオプションを再度表示させるには、engine-setup --reconfigure-optional-components を実行します。
現在インストールされている Data Warehouse のパッケージのみを設定し、engine-setup コマンドによって有効なリポジトリーからパッケージの更新が適用されるのを防ぐには、--offline のオプションを追加してください。

1.2. Manager とは別のマシンへの Data Warehouse のインストールおよび設定

Data Warehouse を Red Hat Virtualization Manager がインストールされているマシンとは別のマシンにインストールして設定します。Data Warehouse サービスを別のマシンでホストすると、Manager マシンへの負荷が軽減されます。

前提条件

  • 別のマシンで Manager のインストールと設定が完了している必要があります。
  • Data Warehouse のマシンを設定するには、以下が必要です。
    • Red Hat Enterprise Linux 7 をインストール済みの仮想マシンまたは物理マシン
    • Red Hat Enterprise Linux Server および Red Hat Virtualization のサブスクリプションプールへのサブスクライブ登録
    • Manager の /etc/ovirt-engine/engine.conf.d/10-setup-database.conf ファイルに記載されているパスワード
    • Data Warehouse のマシンから Manager データベースのマシンの TCP ポート 5432 へのアクセスの許可
  • リモートの Data Warehouse データベースを使用するように選択する場合には、Data Warehouse サービスをインストールする前に各データベースを設定しておく必要があります。これには、データベースホストの以下の情報が必要となります。
    • ホストの完全修飾ドメイン名
    • データベースへの接続に使用するポート (デフォルトでは 5432)
    • データベースの名前
    • データベースのユーザー
    • データベースのパスワード
    • postgres.conf ファイルを編集してアクセス権限を手動で割り当てる必要があります。/var/lib/pgsql/data/postgresql.conf ファイルを編集して、以下と同じになるように listen_addresses の行を変更します。
      listen_addresses = '*'
      この行が存在しない場合やコメントアウトされている場合には、手動で追加します。
      データベースが Manager マシンでホストされ、Red Hat Virtualization Manager の新規セットアップで設定された場合には、デフォルトでアクセスが許可されています。

手順1.1 Manager とは別のマシンへの Data Warehouse のインストールおよび設定

  1. 必要なエンタイトルメントにサブスクライブします。詳しい情報は『インストールガイド』の「必要なエンタイトルメントのサブスクライブ」を参照してください。
  2. 現在インストールされている全パッケージを最新の状態にします。
    # yum update
  3. ovirt-engine-dwh-setup パッケージをインストールします。
    # yum install ovirt-engine-dwh-setup
  4. engine-setup コマンドを実行し、そのマシン上で Data Warehouse の設定のプロンプトに従います。
    # engine-setup
    Configure Data Warehouse on this host (Yes, No) [Yes]:
  5. Enter を押して自動検出されたホスト名を受け入れるか、別のホスト名を入力して Enter を押します。
    Host fully qualified DNS name of this server [autodetected hostname]:
  6. Enter を押してファイアウォールを自動設定するか、No と入力してから Enter を押して現在の設定を維持します。
    Setup can automatically configure the firewall on this system.
    Note: automatic configuration of the firewall may overwrite current settings.
    Do you want Setup to configure the firewall? (Yes, No) [Yes]:
    ファイアウォールの自動設定を選択した場合に、ファイアウォール管理機能がアクティブ化されていなければ、サポートされているオプションのリストから選択するファイアウォール管理機能を指定するように要求されるので、そのファイアウォール管理機能の名前を入力して Enter を押してください。この設定は、オプションが 1 つしかリストされていない場合でも適用されます。
  7. Manager のマシンの完全修飾ドメイン名を入力して Enter を押します。
    Host fully qualified DNS name of the engine server []:
  8. Enter を押して、Manager で SSH を介して証明書に署名する設定を許可します。
    Setup will need to do some actions on the remote engine server. Either automatically, using ssh as root to access it, or you will be prompted to manually perform each such action.
    Please choose one of the following:
    1 - Access remote engine server using ssh as root
    2 - Perform each action manually, use files to copy content around
    (1, 2) [1]:
  9. Enter を押してデフォルトの SSH ポートを受け入れるか、別のポート番号を入力して Enter を押します。
    ssh port on remote engine server [22]:
  10. Manager のマシンの root パスワードを入力します。
    root password on remote engine server manager.example.com:
  11. Data Warehouse データベースに関する以下の質問に回答します。
    Where is the DWH database located? (Local, Remote) [Local]: 
    Setup can configure the local postgresql server automatically for the DWH to run. This may conflict with existing applications.
    Would you like Setup to automatically configure postgresql and create DWH database, or prefer to perform that manually? (Automatic, Manual) [Automatic]:
    Enter を押して提示されているデフォルト値を選択するか、別の回答を入力して Enter を押します。Remote を選択した場合には、リモートデータベースホストに関する情報を提供するように要求されます。事前設定済みのリモートのデータベースホストに、以下の値を入力します。
    DWH database host []: dwh-db-fqdn
    DWH database port [5432]:
    DWH database secured connection (Yes, No) [No]:
    DWH database name [ovirt_engine_history]:
    DWH database user [ovirt_engine_history]:
    DWH database password: password
    Data Warehouse データベースの設定および移行に関する詳しい情報は「Data Warehouse の別のマシンへの移行」を参照してください。
  12. Manager のデータベースマシンの完全修飾ドメイン名とパスワードを入力します。Enter を押して各フィールドのデフォルト値を受け入れます。
    Engine database host []: engine-db-fqdn
    Engine database port [5432]: 
    Engine database secured connection (Yes, No) [No]: 
    Engine database name [engine]: 
    Engine database user [engine]: 
    Engine database password: password
  13. Data Warehouse のデータを保持する期間のオプションを選択します。
    Please choose Data Warehouse sampling scale:
    (1) Basic
    (2) Full
    (1, 2)[1]:
    Full は、「ovirt-engine-dwhd.conf の Data Warehouse サービスのアプリケーション設定」に記載のデータストレージ設定のデフォルト値を使用します (Data Warehouse がリモートホストにインストールされている場合に推奨)。
    Basic は、DWH_TABLES_KEEP_HOURLY の値を 720 に、DWH_TABLES_KEEP_DAILY0 に下げて、Manager マシンの負荷を軽減します (Manager とData Warehouse が同じマシンにインストールされている場合に推奨)。
  14. インストールの設定を確認します。
    Please confirm installation settings (OK, Cancel) [OK]:
  15. Red Hat Virtualization Manager 上で ovirt-engine サービスを再起動します。
    # systemctl restart ovirt-engine.service

1.3. 別のマシンへの Data Warehouse の移行

Data Warehouse サービスを Red Hat Virtualization Manager から別のマシンに移行します。Data Warehouse サービスを別のマシン上でホストすると、各マシンの負荷が軽減され、他のプロセスと CPU/メモリーを共有することで発生する可能性のある競合を回避することができます。
Data Warehouse サービスを移行して、既存の ovirt_engine_history データベースと接続します。またはオプションで、ovirt_engine_history データベースを新規データベースマシンに移行してから、Data Warehouse サービスを移行します。ovirt_engine_history データベースが Manager でホストされている場合には、Data Warehouse サービスとこのデータベースを移行して、Manager マシン上でのリソースの競合をさらに軽減することができます。データベースは、Data Warehouse サービスの移行先と同じマシンに移行することが可能です。また、Manager マシンや新規 Data Warehouse サービス用のマシンとは別のマシンに移行することもできます。

1.3.1. Data Warehouse の別のマシンへの移行

オプションで ovirt_engine_history データベースを移行してから Data Warehouse サービスを移行します。engine-backup を使用してデータベースのバックアップを作成し、新規データベースマシンでそのバックアップを復元します。engine-backup の詳しい情報は、engine-backup --help を参照してください。
以下の手順では、新規データベースサーバーに、Red Hat Enterprise Linux 7 がインストールされており、適切なサブスクリプションが設定されていることが前提となっています。『インストールガイド』の「必要なエンタイトルメントのサブスクライブ」を参照してください。
Data Warehouse サービスのみの移行については、「Data Warehouse サービスの別のマシンへの移行」を参照してください。

手順1.2 Data Warehouse の別のマシンへの移行

  1. Data Warehouse データベースのバックアップと設定ファイルを作成します。
    # engine-backup --mode=backup --scope=dwhdb --scope=files --file=file_name --log=log_file_name
  2. Manager から新規マシンにバックアップファイルをコピーします。
    # scp /tmp/file_name root@new.dwh.server.com:/tmp
  3. 新規マシンに engine-backup をインストールします。
    # yum install ovirt-engine-tools-backup
  4. 新規データベースサーバーに Data Warehouse データベースをリストアします。file_name は、Manager からコピーしたバックアップファイルに置き換えてください。
    # engine-backup --mode=restore --scope=files --scope=dwhdb --file=file_name --log=log_file_name --provision-dwh-db --no-restore-permissions

1.3.2. Data Warehouse サービスの別のマシンへの移行

Red Hat Virtualization Manager 上にインストール/設定済みの Data Warehouse サービスを専用のホストマシンに移行します。別のマシン上で Data Warehouse サービスをホストすると、Manager マシンの負荷を軽減することができます。以下の手順では、Data Warehouse サービスのみを移行する点に注意してください。Data Warehouse サービスの移行前に、Data Warehouse データベース (別称 ovirt_engine_history データベース) を移行する方法については、「Data Warehouse の別のマシンへの移行」を参照してください。
このシナリオでのインストール手順は、4 つの主要なステップで構成されます。
  1. 新規の Data Warehouse マシンを設定します。
  2. Manager マシンで Data Warehouse サービスを停止します。
  3. 新規の Data Warehouse マシンを構成します。
  4. Manager マシンから Data Warehouse パッケージを削除します。
前提条件

以下の前提条件が満たされていることを確認してください。

  1. Manager と Data Warehouse は同じマシン上にインストール/設定しておく必要があります。
  2. 新しい Data Warehouse のマシンを設定するには、以下が必要です。
    • Red Hat Enterprise Linux 7 をインストール済みの仮想マシンまたは物理マシン
    • Red Hat Enterprise Linux Server および Red Hat Virtualization のエンタイトルメントプールのサブスクリプション
    • Manager の /etc/ovirt-engine/engine.conf.d/10-setup-database.conf ファイルに記載されているパスワード
    • Data Warehouse のマシンから Manager データベースのマシンの TCP ポート 5432 へのアクセスの許可
    • Manager の /etc/ovirt-engine-dwh/ovirt-engine-dwhd.conf.d/10-setup-database.conf ファイルからの ovirt_engine_history データベースの認証情報。「Data Warehouse の別のマシンへの移行」の手順に従って ovirt_engine_history データベースを移行した場合には、そのマシン上でデータベースの設定中に定義した認証情報を取得します。

手順1.3 手順 1: 新規 Data Warehouse マシンの設定

  1. コンテンツ配信ネットワークにシステムを登録します。プロンプトが表示されたら、カスタマーポータルのユーザー名とパスワードを入力します。
    # subscription-manager register
  2. Red Hat Enterprise Linux Server および Red Hat Virtualization のサブスクリプションプールを特定して、プール ID を書き留めておきます。
    # subscription-manager list --available
  3. 上記のステップで特定したプール ID を使用して、エンタイトルメントをシステムにアタッチします。
    # subscription-manager attach --pool=pool_id
  4. 既存のリポジトリーをすべて無効にします。
    # subscription-manager repos --disable=*
  5. 必要なチャンネルを有効にします。
    # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rpms
    # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-supplementary-rpms
    # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rhv-4.1-rpms
    # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rhv-4-tools-rpms
    # subscription-manager repos --enable=jb-eap-7-for-rhel-7-server-rpms
  6. 現在インストールされている全パッケージを最新の状態にします。
    # yum update
  7. ovirt-engine-dwh-setup パッケージをインストールします。
    # yum install ovirt-engine-dwh-setup

手順1.4 ステップ 2: Manager マシン上での Data Warehouse の停止

  1. Data Warehouse サービスを停止します。
    # systemctl stop ovirt-engine-dwhd.service
  2. ovirt_engine_history データベースと Manager データベースのいずれか一方または両方のデータベースが Manager マシンでホストされており、以前のバージョン (Red Hat Enterprise Virtualization 3.4 以前) で設定された後にアップグレードされている場合には、新規 Data Warehouse マシンがこれらのデータベースにアクセスできるようにする必要があります。/var/lib/pgsql/data/postgresql.conf ファイルを編集して、以下のようになるように listen_addresses の行を変更します。
    listen_addresses = '*'
    この行が存在しない場合やコメントアウトされている場合には、手動で追加します。
    一方または両方のデータベースがリモートマシンでホストされている場合には、各マシンで postgres.conf ファイルを編集して、上記のように listen_addresses の行を追加し、手動でアクセスを許可する必要があります。両データベースが Manager マシンでホストされており、Red Hat Virtualization Manager の新規セットアップで設定された場合には、デフォルトでアクセスが許可されています。
  3. postgresql サービスを再起動します。
    # systemctl restart postgresql.service

手順1.5 手順 3: 新規 Data Warehouse マシンの構成

  1. engine-setup コマンドを実行し、そのマシン上で Data Warehouse の設定を開始します。
    # engine-setup
  2. Enter を押して Data Warehouse を設定します。
    Configure Data Warehouse on this host (Yes, No) [Yes]:
  3. Enter を押してファイアウォールを自動設定するか、No と入力してから Enter を押して現在の設定を維持します。
    Setup can automatically configure the firewall on this system.
    Note: automatic configuration of the firewall may overwrite current settings.
    Do you want Setup to configure the firewall? (Yes, No) [Yes]:
    ファイアウォールの自動設定を選択した場合に、ファイアウォール管理機能がアクティブ化されていなければ、サポートされているオプションのリストから選択するファイアウォール管理機能を指定するように要求されるので、そのファイアウォール管理機能の名前を入力して Enter を押してください。この設定は、オプションが 1 つしかリストされていない場合でも適用されます。
  4. Enter を押して自動検出されたホスト名を受け入れるか、別のホスト名を入力して Enter を押します。
    Host fully qualified DNS name of this server [autodetected host name]:
  5. ovirt_engine_history データベースの場所に関する以下の質問に回答します。
    Where is the DWH database located? (Local, Remote) [Local]: Remote
    上記のどちらかのオプションをタイプして Enter を押します。
  6. ovirt_engine_history データベースのホストの完全修飾ドメイン名とパスワードを入力します。Enter を押して各フィールドのデフォルト値を受け入れます。
    DWH database host []: dwh-db-fqdn
    DWH database port [5432]:
    DWH database secured connection (Yes, No) [No]:
    DWH database name [ovirt_engine_history]:
    DWH database user [ovirt_engine_history]:
    DWH database password: password
  7. Manager のデータベースマシンの完全修飾ドメイン名とパスワードを入力します。Enter を押して各フィールドのデフォルト値を受け入れます。
    Engine database host []: engine-db-fqdn
    Engine database port [5432]:
    Engine database secured connection (Yes, No) [No]:
    Engine database name [engine]:
    Engine database user [engine]:
    Engine database password: password
  8. Enter を押して既存の Data Warehouse データベースのバックアップを作成します。
    Would you like to backup the existing database before upgrading it? (Yes, No) [Yes]:
    データベースのバックアップに必要な時間と領域は、そのデータベースのサイズにより異なります。完了まで数時間かかる場合もあります。ここでデータベースをバックアップしないと選択した場合には、何らかの理由で engine-setup が失敗すると、データベースまたはその中のデータを復元できなくなります。バックアップファイルの場所は、設定スクリプトの最後に表示されます。
  9. Manager から既存の Data Warehouse サービスを完全に切断することを確定します。
    Do you want to permanently disconnect this DWH from the engine? (Yes, No) [No]:
  10. インストールの設定を確認します。
    Please confirm installation settings (OK, Cancel) [OK]:

手順1.6 手順 4: Manager マシンからの Data Warehouse パッケージの削除

  1. Data Warehouse パッケージを削除します。
    # yum remove ovirt-engine-dwh
    この手順は、Data Warehouse サービスが自動的に 1 時間後に再起動を試みないようにします。
  2. Data Warehouse ファイルを削除します。
    # rm -rf /etc/ovirt-engine-dwh /var/lib/ovirt-engine-dwh
Data Warehouse サービスは、Manager がホストされているマシンとは別のマシンでホストされるようになりました。

1.4. Data Warehouse サンプリングスケールの変更

Red Hat Virtualization には、Data Warehouse が必要です。Data Warehouse は、Manager と同じマシンまたは Manager にアクセス可能な別のマシンにインストールおよび設定することができます。すべての設定にデフォルトのデータ保持の設定すべてが必要でない可能性もあるので、engine-setup では BasicFull の 2 種類のデータサンプリングスケールを提供しています。
  • Full は、「ovirt-engine-dwhd.conf の Data Warehouse サービスのアプリケーション設定」に記載のデータ保持設定のデフォルト値を使用します (Data Warehouse がリモートホストにインストールされている場合に推奨)。
  • Basic は、DWH_TABLES_KEEP_HOURLY の値を 720 に、DWH_TABLES_KEEP_DAILY0 に下げて、Manager マシンの負荷を軽減します (Manager とData Warehouse が同じマシンにインストールされている場合に推奨)。
サンプリングスケールは、インストール中に engine-setup で設定されます。
--== MISC CONFIGURATION ==--
         
Please choose Data Warehouse sampling scale:
(1) Basic
(2) Full
(1, 2)[1]:
--reconfigure-dwh-scale オプションを指定して engine-setup を再度実行して、サンプリングスケールを後で変更することができます。

例1.1 Data Warehouse サンプリングスケールの変更

# engine-setup --reconfigure-dwh-scale
[...]
Welcome to the RHEV 4.0 setup/upgrade.
Please read the RHEV 4.0 install guide
https://access.redhat.com/site/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Virtualization/4.1/html/Installation_Guide/index.html.
Please refer to the RHEV Upgrade Helper application
https://access.redhat.com/labs/rhevupgradehelper/ which will guide you in the upgrading process.
Would you like to proceed? (Yes, No) [Yes]: 
[...]
Setup can automatically configure the firewall on this system.
Note: automatic configuration of the firewall may overwrite current settings.
Do you want Setup to configure the firewall? (Yes, No) [Yes]:
[...]
Setup can backup the existing database. The time and space required for the database backup depend on its size. This process takes time, and in some cases (for instance, when the size is few GBs) may take several hours to complete.
If you choose to not back up the database, and Setup later fails for some reason, it will not be able to restore the database and all DWH data will be lost.
Would you like to backup the existing database before upgrading it? (Yes, No) [Yes]: 
[...]
Please choose Data Warehouse sampling scale:
(1) Basic
(2) Full
(1, 2)[1]: 2
[...]
During execution engine service will be stopped (OK, Cancel) [OK]: 
[...]
Please confirm installation settings (OK, Cancel) [OK]:
「ovirt-engine-dwhd.conf の Data Warehouse サービスのアプリケーション設定」に記載のように、必要に応じて個別データの保持設定を調節することもできます。

第2章 履歴データベース

2.1. 履歴データベースの概要

Red Hat Virtualization には、包括的な管理履歴データベースが実装されています。このデータベースを活用して、任意のレポート作成アプリケーションで、データセンター/クラスター/ホストのレベルのレポートを生成することができます。本章では、履歴データベースを対象としたクエリーのセットアップについて説明します。
Red Hat Virtualization Manager は、仮想化環境の状態、設定、およびパフォーマンスに関する情報を格納するデータベースプラットフォームとして PostgreSQL 8.4.x を使用します。インストール時には、Red Hat Virtualization Manager により engine と呼ばれる PostgreSQL データベースが作成されます。
ovirt-engine-dwh パッケージをインストールすると、ovirt_engine_history と呼ばれる第 2 のデータベースが作成されます。このデータベースには engine オペレーションデータベースから毎分経時的に収集される履歴設定情報および統計メトリックが格納されます。データベースへの変更をトラッキングすることにより、データベース内のオブジェクトに関する情報が提供されるので、ユーザーはアクティビティーを分析してパフォーマンスの向上させ、問題を解決することができます。

警告

ovirt_engine_history データベース内のデータのレプリケーションは、ovirt-engine-dwhd (Red Hat Virtualization Manager Extract Transform Load Service) によって実行されます。このサービスは、Talend Open Studio をベースとしたデータ統合ツールで、Data Warehouse のパッケージのセットアップ時に自動的に起動するように設定されます。engine データベースからデータを抽出して、そのデータを履歴データベースの基準に変換し、ovirt_engine_history データベースにロードするのは、Java プログラムです。
ovirt-engine-dwhd サービスは停止しないでください。
ovirt_engine_history データベーススキーマは、経時的に変化するため、データベースには、一貫した構造を持つ、サポート対象のバージョン付き API を提供する一連のデータベースビューがあります。ビューとは、データベースクエリーの結果セットからなる仮想テーブルです。ビューの定義は、データベースに SELECT ステートメントとして格納されます。SELECT ステートメントの結果は、ビューが返す仮想テーブルに投入されます。ユーザーは、テーブルを参照するのと同じ方法で、PL/PGSQL ステートメント内のビュー名を参照します。

2.2. 設定履歴のトラッキング

engine データベースをトラッキングするには、Red Hat Virtualization 履歴データベース (ovirt_engine_history) のデータを使用することができます。
ETL サービス ovirt-engine-dwhd は、次にあげる 3 タイプの変更をトラッキングします。
  • engine データベースへの新規エンティティー追加: ETL Service は、その変更を新規エントリーとして ovirt_engine_historyデータベースに複製します。
  • 既存エンティティーの更新: ETL Service は、その変更を新規エントリーとして ovirt_engine_history データベースに複製します。
  • engine データベースからのエントリーの削除: ovirt_engine_history データベース内の新規エントリーは、該当するエンティティーが削除されたものとしてフラグを付けます。削除されたエンティティーは、削除されたものとしてフラグが付けられるのみです。
ovirt_engine_history データベース内の設定テーブルは、engine データベース内の対応するテーブルとは、いくつか異なる点があります。最も明らかな相違点は、configuration コラムが少ないことです。これは、特定の設定項目に対する関心度が他の項目と比べて低いため、データベースのサイズに対する配慮から保持されないのが理由です。また、engine データベース内のいくつかのテーブルのコラムは、ovirt_engine_history では 1 つのテーブルに表示され、データ表示を便利かつ包括的にするために異なるコラム名が使用されます。設定テーブルにはすべて、以下の項目が含まれます。
  • エントリーの設定バージョンを示す history_id
  • エントリーがシステムに追加された日付を示す create_date フィールド
  • エントリーが変更された日付を示す update_date フィールド
  • エントリーがシステムから削除された日付を示す delete_date フィールド

2.3. 統計履歴の記録

ETL サービスは、統計テーブルにデータを毎分収集します。少なくとも、過去 24 時間のデータが、1 分間隔で保存されますが、前回の削除のジョブがいつ実行されたかによって、最長で 48 時間保存することができます。2 時間以上経過した毎分データは、毎時データに集約され、2 カ月間保管されます。2 日以上経過した毎時データは、日次データに集約され、5 年間保管されます。
毎時データと日次データは、毎時および日次のテーブルで確認することができます。
各統計データは、サンプル、毎時および日次の履歴の各集計レベルのテーブルに格納されます。すべての履歴テーブルには、行を一意に特定するための history_id コラムがあります。テーブルは、ホストの設定バージョンを参照することにより、過去の設定に関連付けて、エンティティーの統計レポートを有効化します。

2.4. ovirt-engine-dwhd.conf の Data Warehouse サービスのアプリケーション設定

以下の一覧には、Data Warehouse サービスのアプリケーション設定値を設定するためのオプションをまとめています。これらのオプションは、/usr/share/ovirt-engine-dwh/services/ovirt-engine-dwhd/ovirt-engine-dwhd.conf ファイルで利用できます。 デフォルト値を変更するには、/etc/ovirt-engine-dwh/ovirt-engine-dwhd.conf.d/ 配下のオーバーライドファイルで設定します。変更を保存した後には、Data Warehouse サービスを再起動します。

表2.1 ovirt-engine-dwhd.conf のアプリケーション設定の変数

変数名デフォルト値備考
DWH_DELETE_JOB_HOUR3削除のジョブを実行する時間。0 から 23 までの範囲内で指定します。0 は午前 0 時です。
DWH_SAMPLING60統計テーブルにデータが収集される間隔 (秒単位)
DWH_TABLES_KEEP_SAMPLES24DWH_SAMPLING のデータが保管される期間 (時間単位)。2 時間以上経過したデータは、毎時データに集約されます。
DWH_TABLES_KEEP_HOURLY1440毎時データが保管される期間。デフォルトでは 60 日間です。2 日以上経過した毎時データは日次データに集約されます。
DWH_TABLES_KEEP_DAILY43800日次データが保管される期間 (時間単位)。デフォルトは 5 年間です。
DWH_ERROR_EVENT_INTERVAL300000最小間隔 (ミリ秒単位)。この時間が経過すると、エラーは、Manager の audit.log にプッシュされます。

2.5. タグ履歴のトラッキング

ETL サービスにより、管理ポータルに表示されるタグ情報は、毎分収集され、タグ履歴テーブルに保管されます。ETL Service は、5 つのタイプの変更をトラッキングします。
  • 管理ポータル内でのタグ作成: ETL Service は、タグの詳細、タグツリー内での位置、およびタグツリー内の他のオブジェクトとの関係をコピーします。
  • 管理ポータルでタグツリーにエンティティーが付けられた場合: ETL Service は、追加された情報を新規エントリーとして ovirt_engine_history データベースに複製します。
  • タグの更新: ETL サービスは、タグ詳細の変更を新規エントリーとして ovirt_engine_history データベースに複製します。
  • 管理ポータルからのエントリーまたはタグブランチの削除: ovirt_engine_history データベースは、対応するタグと関係を、削除されたものとして新規エントリーにフラグ付けします。削除されたタグと関係は、削除またはデタッチされたものとしてフラグが付けられるだけです。
  • タグブランチの移動: 対応するタグと関係は、新規エントリーとして更新されます。移動したタグと関係は、更新されたものとしてフラグが付けられるだけです。

2.6. 履歴データベースへの読み取り専用アクセスの許可

編集を許可せずに履歴データベースへのアクセスを許可するには、ovirt_engine_history データベースにログインしてデータを読み取ることができる、読み取り専用の PostgreSQL ユーザーを作成する必要があります。以下に記載する手順は、履歴データベースがインストールされているシステムで実行する必要があります。

手順2.1 履歴データベースへの読み取り専用アクセスの許可

  1. 履歴データベースへの読み取り専用アクセスを許可するユーザーを作成します。
    # psql -U postgres -c "CREATE ROLE [user name] WITH LOGIN ENCRYPTED PASSWORD '[password]';" -d ovirt_engine_history
  2. 新規作成したユーザーに、履歴データベースに接続するためのパーミッションを付与します。
    # psql -U postgres -c "GRANT CONNECT ON DATABASE ovirt_engine_history TO [user name];"
  3. 新規作成したユーザーに public スキーマの使用を許可します。
    # psql -U postgres -c "GRANT USAGE ON SCHEMA public TO [user name];" ovirt_engine_history
  4. 新規作成したユーザーに許可する残りのパーミッションを生成して、ファイルに保存します。
    # psql -U postgres -c "SELECT 'GRANT SELECT ON ' || relname || ' TO [user name];' FROM pg_class JOIN pg_namespace ON pg_namespace.oid = pg_class.relnamespace WHERE nspname = 'public' AND relkind IN ('r', 'v');" --pset=tuples_only=on  ovirt_engine_history > grant.sql
  5. 前のステップで作成したファイルを使用して、新規作成したユーザーにパーミッションを付与します。
    # psql -U postgres -f grant.sql ovirt_engine_history
  6. 新規作成したユーザーにパーミッションを付与するのに使用したファイルを削除します。
    # rm grant.sql
新規作成したユーザーとして以下のコマンドを実行すると ovirt_engine_history データベースにアクセスできるようになりました。
# psql -U [user name] ovirt_engine_history
ovirt_engine_history データベース内のテーブルおよびビューに対する SELECT ステートメントは成功しますが、変更は失敗します。

2.7. 統計履歴ビュー

統計データは hourlydailysamples ビューで利用できます。
統計ビューをクエリーするには、SELECT * FROM view_name_[hourly|daily|samples]; を実行します。以下に例を示します。
# SELECT * FROM v4_0_statistics_hosts_resources_usage_daily;
利用可能なビューすべてを一覧表示するには、以下を実行します。
# \dv

2.7.1. ストレージドメインの統計のビュー

表2.2 システム内の各ストレージドメインの履歴統計

名前タイプ説明
history_idbigint表内におけるその行の一意な ID
history_datetimedateその履歴行のタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位に丸め処理)
storage_domain_iduuidシステム内におけるストレージドメインの一意な ID
storage_domain_statussmallintストレージドメインのステータス
seconds_in_status整数集計期間中にストレージドメインが status コラムに表示されたステータスで経過した合計秒数。たとえば、1 分にストレージドメインが 55 秒間アクティブな状態で、5 秒間非アクティブな状態だった場合には、この 1 分間は 2 行で表示される。1 行には status が Active、seconds_in_status が 55 と表示され、もう 1 行には status が Inactive、seconds_in_status が 5 と表示される。
minutes_in_status数字 (7,2)集計期間中にストレージドメインが status コラムに表示されたステータスで経過した合計分数。たとえば、1 時間中にストレージドメインが 55 分間アクティブな状態で、5 分間非アクティブな状態だった場合には、この 1 時間は 2 行で表示される。1 行には status が Active、minutes_in_status が 55 と表示され、もう 1 行には status が Inactive、minutes_in_status が 5 と表示される。
available_disk_size_gb整数ディスク上の使用可能な (未使用) 合計容量。ギガバイト (GB) で表示。
used_disk_size_gb整数ディスク上の使用済み合計容量 (GB)
storage_configuration_version整数サンプリング時のストレージドメインの設定バージョン

2.7.2. ホストの統計のビュー

表2.3 システム内の各ホストの履歴統計

名前タイプ説明
history_idbigint表内におけるその行の一意な ID
history_datetimedateその履歴行のタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位に丸め処理)
host_iduuidシステム内におけるホストの一意な ID
host_statussmallint
  • -1 - Unknown Status (ETL に問題があることを示す場合にのみ使用。Red Hat サポートに連絡してください)
  • 1 - Up
  • 2 - Maintenance
  • 3 - Problematic
seconds_in_status整数集計期間中にホストが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計秒数。たとえば、1 分間にホストが 55 秒間稼働し、5 秒間停止していた場合には、この 1 分間は 2 行で表示される。1 行には status が Up、seconds_in_status が 55 と表示され、もう 1 行には status が Down、seconds_in_status が 5 と表示される。
minutes_in_status数字 (7,2)集計期間中にホストが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計分数。たとえば、1 時間中にホストが 55 分間稼働し、5 分間停止していた場合には、この 1 時間は 2 行で表示される。1 行には status が Up、minutes_in_status が 55 と表示され、もう 1 行には status が Down、minutes_in_status が 5 と表示される。
memory_usage_percentsmallintホストのメモリー使用率
max_memory_usagesmallint集計期間中のメモリーの最大使用率。毎時集計の場合は、最大の収集サンプル値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
ksm_shared_memory_mbbigintホストが使用しているカーネル共有メモリーのメガバイト単位 (MB) のサイズ
max_ksm_shared_memory_mbbigint集計期間中の最大 KSM メモリー使用量 (メガバイト単位)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
cpu_usage_percentsmallintホストの CPU 使用率
max_cpu_usagesmallint集計期間中の CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
ksm_cpu_percentsmallintホスト上における KSM の CPU 使用率
max_ksm_cpu_percentsmallint集計期間中の KSM の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
active_vmssmallintその集計でのアクティブな仮想マシンの平均台数
max_active_vmssmallint集計期間中のアクティブな仮想マシンの最大数。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
total_vmssmallintこの集計でのホスト上の全仮想マシン台数の平均
max_total_vmssmallint集計期間中の仮想マシンの最大合計。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
total_vms_vcpus整数ホストに割り当てられる仮想 CPU 数の合計
max_total_vms_vcpus整数集計期間中の仮想マシンの仮想 CPU の最大合計。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
cpu_load整数ホストの CPU 負荷
max_cpu_load整数集計期間中の最大 CPU 負荷。毎時集計の場合は、最大の収集サンプル値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
system_cpu_usage_percentsmallintホストの CPU 使用率
max_system_cpu_usage_percentsmallint集計期間中のシステム CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
user_cpu_usage_percentsmallintホスト上のユーザー CPU 使用率
max_user_cpu_usage_percentsmallint集計期間中のユーザー CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
swap_used_mb整数ホストの使用済みスワップのメガバイト単位 (MB) のサイズ。
max_swap_used_mb整数集計期間中のホストのユーザー SWAP の最大使用領域 (メガバイト単位)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
host_configuration_version整数サンプリング時のホストの設定バージョン

2.7.3. ホストインターフェースの統計のビュー

表2.4 システム内の各ホストネットワークインターフェースの履歴統計

名前タイプ説明
history_idbigint表内におけるその行の一意な ID
history_datetimedateこの履歴ビューのタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位で丸め処理)
host_interface_iduuidシステム内におけるインターフェースの一意識別子
receive_rate_percentsmallintホスト上で使用した受信速度のパーセンテージ
max_receive_rate_percentsmallint集計期間中の最大受信速度 (パーセンテージ表示)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
transmit_rate_percentsmallintホスト上で使用した送信速度のパーセンテージ
max_transmit_rate_percentsmallint集計期間中の最大送信速度 (パーセンテージで表示)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
received_total_bytebigintホストが受信した合計バイト数。
transmitted_total_bytebigintホストから送信された合計バイト数。
host_interface_configuration_version整数サンプリング時のホストインターフェースの設定バージョン

2.7.4. 仮想マシンの統計のビュー

表2.5 システム内の各仮想マシンの履歴統計

名前タイプ説明
history_idbigint表内におけるその行の一意な ID
history_datetimedateその履歴行のタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位に丸め処理)
vm_iduuidシステム内における仮想マシンの一意な ID
vm_statussmallint
  • -1 - Unknown Status (ETL に問題があることを示す場合にのみ使用。Red Hat サポートに連絡してください)
  • 0 - Down
  • 1 - Up
  • 2 - Paused
  • 3 - Problematic
seconds_in_status整数集計期間中に仮想マシンが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計秒数。たとえば、1 分間に仮想マシンが 55 秒間稼働し、5 秒間停止していた場合には、この 1 分間は 2 行で表示される。1 行には status が Up で、seconds_in_status とともに表示され、もう 1 行には status が Down、seconds_in_status が 5 と表示される。
minutes_in_status数字 (7,2)集計期間中に仮想マシンが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計分数。たとえば、1 時間中に仮想マシンが 55 分間稼働し、5 分間停止していた場合には、この 1 時間は 2 行で表示される。1 行には status が Up で、minutes_in_status とともに表示され、もう 1 行には status が Down、minutes_in_status が 5 と表示される。
cpu_usage_percentsmallint仮想マシンによる CPU 使用率
max_cpu_usagesmallint集計期間中の CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
memory_usage_percentsmallint仮想マシン内のメモリー使用率。メモリー使用率を記録するには、仮想マシンにゲストツールをインストールする必要がある。
max_memory_usagesmallint集計期間中のメモリーの最大使用率。毎時集計の場合は、最大の収集サンプル値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。メモリー使用率を記録するには、仮想マシンにゲストツールをインストールする必要がある。
user_cpu_usage_percentsmallintホスト上のユーザー CPU 使用率
max_user_cpu_usage_percentsmallint集計期間中のユーザー CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
system_cpu_usage_percentsmallintホスト上のシステム CPU の使用率
max_system_cpu_usage_percentsmallint集計期間中のシステム CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
vm_iptext第 1 の NIC の IP アドレス。ゲストエージェントをインストール済みの場合にのみ表示される。
currently_running_on_hostuuid仮想マシンを実行しているホストの一意な ID
current_user_iduuid仮想マシンのコンソールにログインしているユーザーの一意の ID (ゲストエージェントがインストールされている場合)
disks_usagetextディスクの説明。ファイルシステムのタイプ、マウントポイント、合計サイズ、使用サイズ
vm_configuration_version整数サンプリング時の仮想マシンの設定バージョン
current_host_configuration_version整数サンプリング時のホストの設定バージョン
memory_buffered_kbbigint仮想マシンのバッファーメモリーサイズ (キロバイト/KB)
memory_cached_kbbigint仮想マシンのキャッシュメモリーサイズ (キロバイト/KB)
max_memory_buffered_kbbigint集計期間中の最大バッファーメモリー (キロバイト/KB)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
max_memory_cached_kbbigint集計期間中の最大キャッシュメモリー (キロバイト/KB)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。

2.7.5. 仮想マシンインターフェースの統計のビュー

表2.6 システム内の仮想マシンネットワークインターフェースの履歴統計

名前タイプ説明
history_id整数表内におけるその行の一意な ID
history_datetimedateその履歴行のタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位に丸め処理)
vm_interface_iduuidシステム内におけるインターフェースの一意な ID
receive_rate_percentsmallintホスト上で使用した受信速度のパーセンテージ
max_receive_rate_percentsmallint集計期間中の最大受信速度 (パーセンテージ表示)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
transmit_rate_percentsmallintホスト上で使用した送信速度のパーセンテージ
max_transmit_rate_percentsmallint集計期間中の最大送信速度 (パーセンテージで表示)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
received_total_bytebigint仮想マシンが受信した合計バイト数。
transmitted_total_bytebigint仮想マシンから送信された合計バイト数。
vm_interface_configuration_version整数サンプリング時の仮想マシンインターフェースの設定バージョン

2.7.6. 仮想ディスクの統計のビュー

表2.7 システム内の仮想ディスクの履歴統計

名前タイプ説明
history_idbigint表内におけるその行の一意な ID
history_datetimedateその履歴行のタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位に丸め処理)
vm_disk_iduuidシステム内におけるディスクの一意な ID
vm_disk_statussmallint
  • 0 - Unassigned
  • 1 - OK
  • 2 - Locked
  • 3 - Invalid
  • 4 - Illegal
seconds_in_status整数集計期間中に仮想ディスクが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計秒数。たとえば、1 分間に仮想ディスクが 55 秒間ロックされ、5 秒間問題なかった場合には、この 1 分間は 2 行で表示される。1 行には status が Locked で、seconds_in_status とともに表示され、もう 1 行には status が OK、seconds_in_status が 5 と表示される。
minutes_in_status数字 (7,2)集計期間中に仮想ディスクが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計分数。たとえば、1 時間中で仮想マシンが 55 分間ロックされ、5 分間は OK の状態だった場合には、この 1 時間は 2 行で表示される。1 行には status が Locked、minutes_in_status が 55 と表示され、もう 1 行には status が OK、minutes_in_status が 5 と表示される。
vm_disk_actual_size_mb整数ディスクに割り当てられる実サイズ
read_rate_bytes_per_second整数ディスクへの読み込み速度 (バイト毎秒)
max_read_rate_bytes_per_second整数集計期間中の最大読み込み速度。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
read_latency_seconds数字 (18,9)秒単位で計測された仮想ディスクの読み取りレイテンシー
max_read_latency_seconds数字 (18,9)集計期間中の最大読み取りレイテンシー (秒単位で計測)。毎時集計の場合は、収集したサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
write_rate_bytes_per_second整数ディスクへの書き込み速度 (バイト毎秒)
max_write_rate_bytes_per_second整数集計期間中の最大書き込み速度。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
write_latency_seconds数字 (18,9)秒単位で計測された仮想ディスクの書き込みレイテンシー
max_write_latency_seconds数字 (18,9)集計期間中の最大書き込みレイテンシー (秒単位で計測)。毎時集計の場合は、収集したサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
flush_latency_seconds数字 (18,9)秒単位で計測される仮想ディスクのフラッシュレイテンシー
max_flush_latency_seconds数字 (18,9)集計期間中の最大フラッシュレイテンシー (秒単位で計測)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。
vm_disk_configuration_version整数サンプリング時の仮想ディスクの設定バージョン

2.8. 設定履歴ビュー

設定ビューをクエリーするには、SELECT * FROM view_name; を実行します。以下に例を示します。
# SELECT * FROM v4_0_configuration_history_datacenters;
利用可能なビューすべてを一覧表示するには、以下を実行します。
# \dv

注記

delete_date は、最新のビューには表示されません。最新のビューで表示されるのは、有効かつアクティブなエンティティーの最新の設定であり、当然ながら削除されていません。

2.8.1. データセンターの設定

以下の表には、システム内のデータセンターの設定履歴パラメーターをまとめています。

表2.8 v4_0_configuration_history_datacenters

名前タイプ説明
history_id整数履歴データベース内の設定バージョンの ID
datacenter_iduuidシステム内におけるデータセンターの一意な ID
datacenter_namecharacter varying(40)編集ダイアログで表示されるデータセンター名
datacenter_descriptioncharacter varying(4000)編集ダイアログで表示されるデータセンターの説明
is_local_storageブール値データセンターがローカルストレージを使用するかどうかを示すフラグ
create_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付
update_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムでそのエンティティーが変更された日付
delete_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムからそのエンティティーが削除された日付

2.8.2. データセンターのストレージドメインのマップ

以下の表には、システム内のストレージドメインとデータセンターの間の関係をまとめています。

表2.9 v4_0_map_history_datacenters_storage_domains

名前タイプ説明
history_id整数履歴データベース内の設定バージョンの ID
storage_domain_iduuidシステム内におけるそのストレージドメインの一意な ID
datacenter_iduuidシステム内におけるデータセンターの一意な ID
attach_dateタイムゾーン付きタイムスタンプストレージドメインがデータセンターに接続された日付
detach_dateタイムゾーン付きタイムスタンプストレージドメインがデータセンターからデタッチされた日付

2.8.3. ストレージドメインの設定

以下の表には、システム内のストレージドメインの設定履歴パラメーターをまとめています。

表2.10 v4_0_configuration_history_storage_domains

名前タイプ説明
history_id整数履歴データベース内の設定バージョンの ID
storage_domain_iduuidシステム内におけるそのストレージドメインの一意な ID
storage_domain_namecharacter varying(250)ストレージドメイン名
storage_domain_typesmallint
  • 0 - Data (Master)
  • 1 - Data
  • 2 - ISO
  • 3 - Export
storage_typesmallint
  • 0 - Unknown
  • 1 - NFS
  • 2 - FCP
  • 3 - iSCSI
  • 4 - Local
  • 6 - All
create_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付
update_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムでそのエンティティーが変更された日付
delete_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムからそのエンティティーが削除された日付

2.8.4. クラスターの設定

以下の表には、システム内のクラスターの設定履歴パラメーターをまとめています。

表2.11 v4_0_configuration_history_clusters

名前タイプ説明
history_id整数履歴データベース内の設定バージョンの ID
cluster_iduuidクラスターが所属するデータセンターの一意識別子
cluster_namecharacter varying(40) 編集ダイアログに表示されるクラスター名
cluster_descriptioncharacter varying(4000)編集ダイアログで定義される
datacenter_iduuidクラスターが所属するデータセンターの一意識別子
cpu_namecharacter varying(255)編集ダイアログに表示される
compatibility_versioncharacter varying(40)編集ダイアログに表示される
datacenter_configuration_version整数作成時または更新時のデータセンターの設定バージョン
create_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付
update_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムでそのエンティティーが変更された日付
delete_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムからそのエンティティーが削除された日付

2.8.5. ホストの設定

以下の表には、システム内のホストの設定履歴パラメーターをまとめています。

表2.12 v4_0_configuration_history_hosts

名前タイプ説明
history_id整数履歴データベース内の設定バージョンの ID
host_iduuidシステム内におけるホストの一意な ID
host_unique_idcharacter varying(128)このフィールドは、ホストの物理 UUID とMAC アドレスの 1 つを組み合わせて、システムですでに登録されているホストの検出に使用。
host_namecharacter varying(255)ホスト名 (編集ダイアログに表示される名前と同じ)
cluster_iduuidそのホストが属するクラスターの一意な ID
host_typesmallint
  • 0 - RHEL Host
  • 2 - RHEV Hypervisor Node
fqdn_or_ipcharacter varying(255)ホストの DNS 名またはその IP アドレス。Red Hat Virtualization Manager との通信に使用 (編集ダイアログに表示される)。
memory_size_mb整数ホストの物理メモリー容量。メガバイト (MB) 表示。
swap_size_mb整数ホストの SWAP パーティションサイズ
cpu_modelcharacter varying(255)ホストの CPU モデル
number_of_coressmallintホストの CPU コアの合計数
number_of_socketssmallint仮想 CPU ソケットの合計数
cpu_speed_mh数字 (18,0)ホストの CPU 速度。メガヘルツ単位 (MHz) で表示。
host_oscharacter varying(255)ホストのオペレーティングシステムのバージョン
kernel_versioncharacter varying(255)ホストのカーネルバージョン
kvm_versioncharacter varying(255)ホストの KVM バージョン
vdsm_versioncharacter varyingホストの VDSM バージョン
vdsm_port整数編集ダイアログに表示される
threads_per_coresmallintコア毎の合計スレッド数
hardware_manufacturercharacter varying(255)ホストのハードウェアの製造メーカー
hardware_product_namecharacter varying(255)ホストのハードウェアの製品名
hardware_versioncharacter varying(255)ホストのハードウェアのバージョン
hardware_serial_numbercharacter varying(255)ホストのハードウェアのシリアル番号
cluster_configuration_version整数作成時または更新時のクラスターの設定バージョン
create_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付
update_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムでそのエンティティーが変更された日付
delete_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムからそのエンティティーが削除された日付

2.8.6. ホストインターフェースの設定

以下の表には、システム内のホストインターフェースの設定履歴パラメーターをまとめています。

表2.13 v4_0_configuration_history_hosts_interfaces

名前タイプ説明
history_id整数履歴データベース内の設定バージョンの ID
host_interface_iduuidシステム内におけるそのインターフェースの一意な ID
host_interface_namecharacter varying(50)ホストによって報告されるインターフェース名
host_iduuidそのインターフェースが属するホストの一意な ID
host_interface_typesmallint
  • 0 - rt18139_pv
  • 1 - rt18139
  • 2 - e1000
  • 3 - pv
host_interface_speed_bps整数インターフェースの速度 (ビット毎秒)
mac_addresscharacter varying(59)インターフェースの MAC アドレス
logical_network_namecharacter varying(50)インターフェースに関連付けられた論理ネットワーク
ip_addresscharacter varying(20)編集ダイアログに表示される
gatewaycharacter varying(20)編集ダイアログに表示される
bondブール値そのインターフェースがボンディングインターフェースであるかどうかを示すフラグ
bond_namecharacter varying(50)そのインターフェースが構成要素となっているボンディング名 (ボンディングの一部である場合)
vlan_id整数編集ダイアログに表示される
host_configuration_version整数作成時または更新時のホストの設定バージョン
create_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付
update_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムでそのエンティティーが変更された日付
delete_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムからそのエンティティーが削除された日付

2.8.7. 仮想マシンの設定

以下の表には、システム内の仮想マシンの設定履歴パラメーターをまとめています。

表2.14 v4_0_configuration_history_vms

名前タイプ説明
history_id整数履歴データベース内の設定バージョンの ID
vm_iduuidシステム内における仮想マシンの一意な ID
vm_namecharacter varying(255)仮想マシンの名前
vm_descriptioncharacter varying(4000)編集ダイアログに表示される
vm_typesmallint
  • 0 - Desktop
  • 1 - Server
cluster_iduuidその仮想マシンが属するクラスターの一意な ID
template_iduuidこの仮想マシンの作成元テンプレートの一意な ID。現バージョンでは、テンプレートは履歴データベースには同期されないので、このフィールドは今後使用できるように提供されています。
template_namecharacter varying(40)その仮想マシンの作成元テンプレートの名前
cpu_per_socketsmallint1 ソケットあたりの仮想 CPU 数
number_of_socketssmallint仮想 CPU ソケットの合計数
memory_size_mb整数仮想マシンに割り当てられたメモリーの合計。メガバイト (MB) で表示。
operating_systemsmallint
  • 0 - Other OS
  • 1 - Windows XP
  • 3 - Windows 2003
  • 4 - Windows 2008
  • 5 - Linux
  • 7 - Red Hat Enterprise Linux 5.x
  • 8 - Red Hat Enterprise Linux 4.x
  • 9 - Red Hat Enterprise Linux 3.x
  • 10 - Windows 2003 x64
  • 11 - Windows 7
  • 12 - Windows 7 x64
  • 13 - Red Hat Enterprise Linux 5.x x64
  • 14 - Red Hat Enterprise Linux 4.x x64
  • 15 - Red Hat Enterprise Linux 3.x x64
  • 16 - Windows 2008 x64
  • 17 - Windows 2008 R2 x64
  • 18 - Red Hat Enterprise Linux 6.x
  • 19 - Red Hat Enterprise Linux 6.x x64
  • 20 - Windows 8
  • 21 - Windows 8 x64
  • 23 - Windows 2012 x64
  • 1001 - Other
  • 1002 - Linux
  • 1003 - Red Hat Enterprise Linux 6.x
  • 1004 - SUSE Linux Enterprise Server 11
  • 1193 - SUSE Linux Enterprise Server 11
  • 1252 - Ubuntu Precise Pangolin LTS
  • 1253 - Ubuntu Quantal Quetzal
  • 1254 - Ubuntu Raring Ringtails
  • 1255 - Ubuntu Saucy Salamander
default_hostuuid編集ダイアログに表示される、システム内のデフォルトホストの ID
high_availabilityブール値編集ダイアログに表示される
initializedブール値Sysprep 初期化の目的で、その仮想マシンが少なくとも一度は起動されたことがあるかどうかを示すフラグ
statelessブール値編集ダイアログに表示される
fail_backブール値編集ダイアログに表示される
usb_policysmallint編集ダイアログに表示される
time_zonecharacter varying(40)編集ダイアログに表示される
vm_pool_iduuid仮想マシンが属する仮想マシンプール ID
vm_pool_namecharacter varying(255)仮想マシンプール名
created_by_user_iduuidこの仮想マシンを作成したユーザーの ID
cluster_configuration_version整数作成時または更新時のクラスターの設定バージョン
default_host_configuration_version整数作成時または更新時のホストの設定バージョン
create_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムにこのエンティティーが追加された日付
update_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムでそのエンティティーが変更された日付
delete_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムからそのエンティティーが削除された日付

2.8.8. 仮想マシンインターフェースの設定

以下の表には、システム内の仮想インターフェースの設定履歴パラメーターをまとめています。

表2.15 v4_0_configuration_history_vms_interfaces

名前タイプ説明
history_id整数履歴データベース内の設定バージョンの ID
vm_interface_iduuidシステム内におけるそのインターフェースの一意な ID
vm_interface_namecharacter varying(50)編集ダイアログに表示される
vm_interface_typesmallint
仮想インターフェースのタイプ
  • 0 - rt18139_pv
  • 1 - rt18139
  • 2 - e1000
  • 3 - pv
vm_interface_speed_bps整数集約中のインターフェースの平均速度 (ビット毎秒)
mac_addresscharacter varying(20)編集ダイアログに表示される
logical_network_namecharacter varying(50)編集ダイアログに表示される
vm_configuration_version整数作成時または更新時の仮想マシンの設定バージョン
create_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付
update_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムでそのエンティティーが変更された日付
delete_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムからそのエンティティーが削除された日付

2.8.9. 仮想マシンデバイスの設定

以下の表には、仮想マシンとそれらに関連付けられたデバイス (ディスクや仮想インターフェースを含む) の間の関係をまとめています。

表2.16 v4_0_configuration_history_vms_devices

名前タイプ説明
history_id整数履歴データベース内の設定バージョンの ID
vm_iduuidシステム内における仮想マシンの一意な ID
device_iduuidシステム内におけるデバイスの一意な ID
typecharacter varying(30)「disk」または「interface」などの仮想マシンのデバイスタイプ
addresscharacter varying(255)デバイスの物理アドレス
is_managedブール値デバイスが Manager によって管理されているかどうかを示すフラグ
is_pluggedブール値デバイスが仮想マシンに結線されているかどうかを示すフラグ
is_readonlyブール値デバイスが読み取り専用かどうかを示すフラグ
vm_configuration_version整数サンプリング時の仮想マシンの設定バージョン
device_configuration_version整数サンプリング時のデバイスの設定バージョン
create_dateタイムゾーン付きのタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付
update_dateタイムゾーン付きのタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付
delete_dateタイムゾーン付きのタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付

2.8.10. 仮想ディスクの設定

以下の表には、システム内の仮想ディスクの設定履歴パラメーターをまとめています。

表2.17 v4_0_configuration_history_vms_disks

名前タイプ説明
history_id整数履歴データベース内の設定バージョンの ID
vm_disk_iduuidシステム内におけるその仮想ディスクの一意な ID
vm_disk_nametext編集ダイアログに表示される仮想ディスク名
vm_disk_descriptioncharacter varying(500)編集ダイアログに表示される
image_iduuidシステム内におけるイメージの一意な ID
storage_domain_iduuidそのディスクイメージが属するストレージドメインの ID
vm_disk_size_mb整数ディスクの定義サイズ。メガバイト単位 (MB)。
vm_disk_typesmallint
編集ダイアログに表示される。現在はシステムとデータのみを使用。
  • 0 - Unassigned
  • 1 - System
  • 2 - Data
  • 3 - Shared
  • 4 - Swap
  • 5 - Temp
vm_disk_formatsmallint
編集ダイアログに表示される
  • 3 - Unassigned
  • 4 - COW
  • 5 - RAW
is_sharedブール値仮想マシンのディスクが共有されているかどうかを示すフラグ
create_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付
update_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムでそのエンティティーが変更された日付
delete_dateタイムゾーン付きタイムスタンプシステムからそのエンティティーが削除された日付

2.8.11. ユーザーの詳細情報の履歴

以下の表には、システム内のユーザーの設定履歴パラメーターをまとめています。

表2.18 v4_0_users_details_history

名前タイプ説明
user_iduuidManager によって生成されたシステム内のユーザーの一意な ID
first_namecharacter varying(255)ユーザーの名
last_namecharacter varying(255)ユーザーの姓
domaincharacter varying(255)承認拡張機能の名前
usernamecharacter varying(255)アカウント名
departmentcharacter varying(255)ユーザーが所属する組織の部署
user_role_titlecharacter varying(255)組織内のユーザーのタイトルまたはロール
emailcharacter varying(255)組織内のユーザーのメールアドレス
external_idテキスト外部システムからのユーザーの一意識別子
activeブール値ユーザーがアクティブかどうかを示すフラグ。チェックの頻度は 1 時間です。承認拡張機能内でユーザーを確認できた場合には、アクティブな状態が維持されます。正常にログインすると、ユーザーはアクティブになります。
create_dateタイムゾーン付きのタイムスタンプシステムにそのエンティティーが追加された日付
update_dateタイムゾーン付きのタイムスタンプシステムでそのエンティティーが変更された日付
delete_dateタイムゾーン付きのタイムスタンプシステムからそのエンティティーが削除された日付

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