Data Warehouse Guide
Red Hat Virtualization の Data Warehouse 機能の使用方法
概要
第1章 Data Warehouse のインストールと設定
1.1. Data Warehouse の設定についての概要
ovirt_engine_history データベースが作成されます。Manager は、このデータベースに対して、レポーティング目的で情報をログ記録するように設定されます。
- Manager のマシンに Data Warehouse をインストール/設定する構成
この構成には、登録済みのマシン 1 台のみが必要で、設定が最も簡単ですが、ホストマシンに対する要求が高まります。Data Warehouse サービスへのアクセスが必要なユーザーは、Manager マシン自体へのアクセスが必要です。この構成に関する詳細情報は、『インストールガイド』の「Red Hat Virtualization Manager の設定」を参照してください。
- Manager とは別のマシンに Data Warehouse をインストール/設定する構成
この構成には、登録済みのマシンが 2 台必要です。別のマシンを使用することにより、Manager のマシンの負荷が軽減され、そのマシン上で CPU とメモリーの共有による競合を回避することができます。管理者は、Manager のマシンへのアクセスを許可する必要なしに、Data Warehouse マシンへのアクセスをユーザーに許可することができます。この設定に関する詳しい情報は、「Manager とは別のマシンへの Data Warehouse のインストールおよび設定」を参照してください。
ovirt_engine_history データベースが使用する容量およびリソースの推定値を算出するには、RHV Manager History Database Size Calculator ツールを使用します。この推定値は、エンティティー数と、履歴の記録を保持するように選択した期間に基づいて算出されます。
重要
engine-setup では以下のような動作が予想されます。
- Data Warehouse パッケージをインストールして
engine-setupを実行し、Data Warehouse の設定はNoと回答します。Configure Data Warehouse on this host (Yes, No) [Yes]: No
engine-setupを再度実行しても、Data Warehouse を設定するオプションは表示されません。
engine-setup により強制的にオプションを再度表示させるには、engine-setup --reconfigure-optional-components を実行します。
--offline のオプションを追加してください。
1.2. Manager とは別のマシンへの Data Warehouse のインストールおよび設定
前提条件
- 別のマシンで Manager のインストールと設定が完了している必要があります。
- Data Warehouse のマシンを設定するには、以下が必要です。
- Red Hat Enterprise Linux 7 をインストール済みの仮想マシンまたは物理マシン
Red Hat Enterprise Linux ServerおよびRed Hat Virtualizationのサブスクリプションプールへのサブスクライブ登録- Manager の
/etc/ovirt-engine/engine.conf.d/10-setup-database.confファイルに記載されているパスワード - Data Warehouse のマシンから Manager データベースのマシンの TCP ポート 5432 へのアクセスの許可
- リモートの Data Warehouse データベースを使用するように選択する場合には、Data Warehouse サービスをインストールする前に各データベースを設定しておく必要があります。これには、データベースホストの以下の情報が必要となります。
- ホストの完全修飾ドメイン名
- データベースへの接続に使用するポート (デフォルトでは 5432)
- データベースの名前
- データベースのユーザー
- データベースのパスワード
postgres.confファイルを編集してアクセス権限を手動で割り当てる必要があります。/var/lib/pgsql/data/postgresql.confファイルを編集して、以下と同じになるようにlisten_addressesの行を変更します。listen_addresses = '*'
この行が存在しない場合やコメントアウトされている場合には、手動で追加します。データベースが Manager マシンでホストされ、Red Hat Virtualization Manager の新規セットアップで設定された場合には、デフォルトでアクセスが許可されています。
手順1.1 Manager とは別のマシンへの Data Warehouse のインストールおよび設定
- 必要なエンタイトルメントにサブスクライブします。詳しい情報は『インストールガイド』の「必要なエンタイトルメントのサブスクライブ」を参照してください。
- 現在インストールされている全パッケージを最新の状態にします。
# yum update
- ovirt-engine-dwh-setup パッケージをインストールします。
# yum install ovirt-engine-dwh-setup
engine-setupコマンドを実行し、そのマシン上で Data Warehouse の設定のプロンプトに従います。# engine-setup Configure Data Warehouse on this host (Yes, No) [Yes]:
- Enter を押して自動検出されたホスト名を受け入れるか、別のホスト名を入力して Enter を押します。
Host fully qualified DNS name of this server [autodetected hostname]:
- Enter を押してファイアウォールを自動設定するか、
Noと入力してから Enter を押して現在の設定を維持します。Setup can automatically configure the firewall on this system. Note: automatic configuration of the firewall may overwrite current settings. Do you want Setup to configure the firewall? (Yes, No) [Yes]:
ファイアウォールの自動設定を選択した場合に、ファイアウォール管理機能がアクティブ化されていなければ、サポートされているオプションのリストから選択するファイアウォール管理機能を指定するように要求されるので、そのファイアウォール管理機能の名前を入力して Enter を押してください。この設定は、オプションが 1 つしかリストされていない場合でも適用されます。 - Manager のマシンの完全修飾ドメイン名を入力して Enter を押します。
Host fully qualified DNS name of the engine server []:
- Enter を押して、Manager で SSH を介して証明書に署名する設定を許可します。
Setup will need to do some actions on the remote engine server. Either automatically, using ssh as root to access it, or you will be prompted to manually perform each such action. Please choose one of the following: 1 - Access remote engine server using ssh as root 2 - Perform each action manually, use files to copy content around (1, 2) [1]:
- Enter を押してデフォルトの SSH ポートを受け入れるか、別のポート番号を入力して Enter を押します。
ssh port on remote engine server [22]:
- Manager のマシンの root パスワードを入力します。
root password on remote engine server manager.example.com:
- Data Warehouse データベースに関する以下の質問に回答します。
Where is the DWH database located? (Local, Remote) [Local]: Setup can configure the local postgresql server automatically for the DWH to run. This may conflict with existing applications. Would you like Setup to automatically configure postgresql and create DWH database, or prefer to perform that manually? (Automatic, Manual) [Automatic]:
Enter を押して提示されているデフォルト値を選択するか、別の回答を入力して Enter を押します。Remoteを選択した場合には、リモートデータベースホストに関する情報を提供するように要求されます。事前設定済みのリモートのデータベースホストに、以下の値を入力します。DWH database host []: dwh-db-fqdn DWH database port [5432]: DWH database secured connection (Yes, No) [No]: DWH database name [ovirt_engine_history]: DWH database user [ovirt_engine_history]: DWH database password: password
Data Warehouse データベースの設定および移行に関する詳しい情報は「Data Warehouse の別のマシンへの移行」を参照してください。 - Manager のデータベースマシンの完全修飾ドメイン名とパスワードを入力します。Enter を押して各フィールドのデフォルト値を受け入れます。
Engine database host []: engine-db-fqdn Engine database port [5432]: Engine database secured connection (Yes, No) [No]: Engine database name [engine]: Engine database user [engine]: Engine database password: password
- Data Warehouse のデータを保持する期間のオプションを選択します。
Please choose Data Warehouse sampling scale: (1) Basic (2) Full (1, 2)[1]:
Fullは、「ovirt-engine-dwhd.conf の Data Warehouse サービスのアプリケーション設定」に記載のデータストレージ設定のデフォルト値を使用します (Data Warehouse がリモートホストにインストールされている場合に推奨)。Basicは、DWH_TABLES_KEEP_HOURLYの値を720に、DWH_TABLES_KEEP_DAILYを0に下げて、Manager マシンの負荷を軽減します (Manager とData Warehouse が同じマシンにインストールされている場合に推奨)。 - インストールの設定を確認します。
Please confirm installation settings (OK, Cancel) [OK]:
- Red Hat Virtualization Manager 上で
ovirt-engineサービスを再起動します。# systemctl restart ovirt-engine.service
1.3. 別のマシンへの Data Warehouse の移行
ovirt_engine_history データベースと接続します。またはオプションで、ovirt_engine_history データベースを新規データベースマシンに移行してから、Data Warehouse サービスを移行します。ovirt_engine_history データベースが Manager でホストされている場合には、Data Warehouse サービスとこのデータベースを移行して、Manager マシン上でのリソースの競合をさらに軽減することができます。データベースは、Data Warehouse サービスの移行先と同じマシンに移行することが可能です。また、Manager マシンや新規 Data Warehouse サービス用のマシンとは別のマシンに移行することもできます。
1.3.1. Data Warehouse の別のマシンへの移行
ovirt_engine_history データベースを移行してから Data Warehouse サービスを移行します。engine-backup を使用してデータベースのバックアップを作成し、新規データベースマシンでそのバックアップを復元します。engine-backup の詳しい情報は、engine-backup --help を参照してください。
手順1.2 Data Warehouse の別のマシンへの移行
- Data Warehouse データベースのバックアップと設定ファイルを作成します。
# engine-backup --mode=backup --scope=dwhdb --scope=files --file=file_name --log=log_file_name
- Manager から新規マシンにバックアップファイルをコピーします。
# scp /tmp/file_name root@new.dwh.server.com:/tmp
- 新規マシンに
engine-backupをインストールします。# yum install ovirt-engine-tools-backup
- 新規データベースサーバーに Data Warehouse データベースをリストアします。file_name は、Manager からコピーしたバックアップファイルに置き換えてください。
# engine-backup --mode=restore --scope=files --scope=dwhdb --file=file_name --log=log_file_name --provision-dwh-db --no-restore-permissions
1.3.2. Data Warehouse サービスの別のマシンへの移行
ovirt_engine_history データベース) を移行する方法については、「Data Warehouse の別のマシンへの移行」を参照してください。
- 新規の Data Warehouse マシンを設定します。
- Manager マシンで Data Warehouse サービスを停止します。
- 新規の Data Warehouse マシンを構成します。
- Manager マシンから Data Warehouse パッケージを削除します。
以下の前提条件が満たされていることを確認してください。
- Manager と Data Warehouse は同じマシン上にインストール/設定しておく必要があります。
- 新しい Data Warehouse のマシンを設定するには、以下が必要です。
- Red Hat Enterprise Linux 7 をインストール済みの仮想マシンまたは物理マシン
Red Hat Enterprise Linux ServerおよびRed Hat Virtualizationのエンタイトルメントプールのサブスクリプション- Manager の
/etc/ovirt-engine/engine.conf.d/10-setup-database.confファイルに記載されているパスワード - Data Warehouse のマシンから Manager データベースのマシンの TCP ポート 5432 へのアクセスの許可
- Manager の
/etc/ovirt-engine-dwh/ovirt-engine-dwhd.conf.d/10-setup-database.confファイルからのovirt_engine_historyデータベースの認証情報。「Data Warehouse の別のマシンへの移行」の手順に従ってovirt_engine_historyデータベースを移行した場合には、そのマシン上でデータベースの設定中に定義した認証情報を取得します。
手順1.3 手順 1: 新規 Data Warehouse マシンの設定
- コンテンツ配信ネットワークにシステムを登録します。プロンプトが表示されたら、カスタマーポータルのユーザー名とパスワードを入力します。
# subscription-manager register
Red Hat Enterprise Linux ServerおよびRed Hat Virtualizationのサブスクリプションプールを特定して、プール ID を書き留めておきます。# subscription-manager list --available
- 上記のステップで特定したプール ID を使用して、エンタイトルメントをシステムにアタッチします。
# subscription-manager attach --pool=pool_id
- 既存のリポジトリーをすべて無効にします。
# subscription-manager repos --disable=*
- 必要なチャンネルを有効にします。
# subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rpms # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-supplementary-rpms # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rhv-4.1-rpms # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rhv-4-tools-rpms # subscription-manager repos --enable=jb-eap-7-for-rhel-7-server-rpms
- 現在インストールされている全パッケージを最新の状態にします。
# yum update
- ovirt-engine-dwh-setup パッケージをインストールします。
# yum install ovirt-engine-dwh-setup
手順1.4 ステップ 2: Manager マシン上での Data Warehouse の停止
- Data Warehouse サービスを停止します。
# systemctl stop ovirt-engine-dwhd.service
ovirt_engine_historyデータベースと Manager データベースのいずれか一方または両方のデータベースが Manager マシンでホストされており、以前のバージョン (Red Hat Enterprise Virtualization 3.4 以前) で設定された後にアップグレードされている場合には、新規 Data Warehouse マシンがこれらのデータベースにアクセスできるようにする必要があります。/var/lib/pgsql/data/postgresql.confファイルを編集して、以下のようになるようにlisten_addressesの行を変更します。listen_addresses = '*'
この行が存在しない場合やコメントアウトされている場合には、手動で追加します。一方または両方のデータベースがリモートマシンでホストされている場合には、各マシンでpostgres.confファイルを編集して、上記のようにlisten_addressesの行を追加し、手動でアクセスを許可する必要があります。両データベースが Manager マシンでホストされており、Red Hat Virtualization Manager の新規セットアップで設定された場合には、デフォルトでアクセスが許可されています。- postgresql サービスを再起動します。
# systemctl restart postgresql.service
手順1.5 手順 3: 新規 Data Warehouse マシンの構成
engine-setupコマンドを実行し、そのマシン上で Data Warehouse の設定を開始します。# engine-setup
- Enter を押して Data Warehouse を設定します。
Configure Data Warehouse on this host (Yes, No) [Yes]:
- Enter を押してファイアウォールを自動設定するか、
Noと入力してから Enter を押して現在の設定を維持します。Setup can automatically configure the firewall on this system. Note: automatic configuration of the firewall may overwrite current settings. Do you want Setup to configure the firewall? (Yes, No) [Yes]:
ファイアウォールの自動設定を選択した場合に、ファイアウォール管理機能がアクティブ化されていなければ、サポートされているオプションのリストから選択するファイアウォール管理機能を指定するように要求されるので、そのファイアウォール管理機能の名前を入力して Enter を押してください。この設定は、オプションが 1 つしかリストされていない場合でも適用されます。 - Enter を押して自動検出されたホスト名を受け入れるか、別のホスト名を入力して Enter を押します。
Host fully qualified DNS name of this server [autodetected host name]:
ovirt_engine_historyデータベースの場所に関する以下の質問に回答します。Where is the DWH database located? (Local, Remote) [Local]: Remote
上記のどちらかのオプションをタイプして Enter を押します。ovirt_engine_historyデータベースのホストの完全修飾ドメイン名とパスワードを入力します。Enter を押して各フィールドのデフォルト値を受け入れます。DWH database host []: dwh-db-fqdn DWH database port [5432]: DWH database secured connection (Yes, No) [No]: DWH database name [ovirt_engine_history]: DWH database user [ovirt_engine_history]: DWH database password: password
- Manager のデータベースマシンの完全修飾ドメイン名とパスワードを入力します。Enter を押して各フィールドのデフォルト値を受け入れます。
Engine database host []: engine-db-fqdn Engine database port [5432]: Engine database secured connection (Yes, No) [No]: Engine database name [engine]: Engine database user [engine]: Engine database password: password
- Enter を押して既存の Data Warehouse データベースのバックアップを作成します。
Would you like to backup the existing database before upgrading it? (Yes, No) [Yes]:
データベースのバックアップに必要な時間と領域は、そのデータベースのサイズにより異なります。完了まで数時間かかる場合もあります。ここでデータベースをバックアップしないと選択した場合には、何らかの理由でengine-setupが失敗すると、データベースまたはその中のデータを復元できなくなります。バックアップファイルの場所は、設定スクリプトの最後に表示されます。 - Manager から既存の Data Warehouse サービスを完全に切断することを確定します。
Do you want to permanently disconnect this DWH from the engine? (Yes, No) [No]:
- インストールの設定を確認します。
Please confirm installation settings (OK, Cancel) [OK]:
手順1.6 手順 4: Manager マシンからの Data Warehouse パッケージの削除
- Data Warehouse パッケージを削除します。
# yum remove ovirt-engine-dwh
この手順は、Data Warehouse サービスが自動的に 1 時間後に再起動を試みないようにします。 - Data Warehouse ファイルを削除します。
# rm -rf /etc/ovirt-engine-dwh /var/lib/ovirt-engine-dwh
1.4. Data Warehouse サンプリングスケールの変更
engine-setup では Basic と Full の 2 種類のデータサンプリングスケールを提供しています。
Fullは、「ovirt-engine-dwhd.conf の Data Warehouse サービスのアプリケーション設定」に記載のデータ保持設定のデフォルト値を使用します (Data Warehouse がリモートホストにインストールされている場合に推奨)。Basicは、DWH_TABLES_KEEP_HOURLYの値を720に、DWH_TABLES_KEEP_DAILYを0に下げて、Manager マシンの負荷を軽減します (Manager とData Warehouse が同じマシンにインストールされている場合に推奨)。
engine-setup で設定されます。
--== MISC CONFIGURATION ==--
Please choose Data Warehouse sampling scale:
(1) Basic
(2) Full
(1, 2)[1]:--reconfigure-dwh-scale オプションを指定して engine-setup を再度実行して、サンプリングスケールを後で変更することができます。
例1.1 Data Warehouse サンプリングスケールの変更
# engine-setup --reconfigure-dwh-scale [...] Welcome to the RHEV 4.0 setup/upgrade. Please read the RHEV 4.0 install guide https://access.redhat.com/site/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Virtualization/4.1/html/Installation_Guide/index.html. Please refer to the RHEV Upgrade Helper application https://access.redhat.com/labs/rhevupgradehelper/ which will guide you in the upgrading process. Would you like to proceed? (Yes, No) [Yes]: [...] Setup can automatically configure the firewall on this system. Note: automatic configuration of the firewall may overwrite current settings. Do you want Setup to configure the firewall? (Yes, No) [Yes]: [...] Setup can backup the existing database. The time and space required for the database backup depend on its size. This process takes time, and in some cases (for instance, when the size is few GBs) may take several hours to complete. If you choose to not back up the database, and Setup later fails for some reason, it will not be able to restore the database and all DWH data will be lost. Would you like to backup the existing database before upgrading it? (Yes, No) [Yes]: [...] Please choose Data Warehouse sampling scale: (1) Basic (2) Full (1, 2)[1]: 2 [...] During execution engine service will be stopped (OK, Cancel) [OK]: [...] Please confirm installation settings (OK, Cancel) [OK]:
第2章 履歴データベース
2.1. 履歴データベースの概要
警告
SELECT ステートメントとして格納されます。SELECT ステートメントの結果は、ビューが返す仮想テーブルに投入されます。ユーザーは、テーブルを参照するのと同じ方法で、PL/PGSQL ステートメント内のビュー名を参照します。
2.2. 設定履歴のトラッキング
engine データベースをトラッキングするには、Red Hat Virtualization 履歴データベース (ovirt_engine_history) のデータを使用することができます。
ovirt-engine-dwhd は、次にあげる 3 タイプの変更をトラッキングします。
- engine データベースへの新規エンティティー追加: ETL Service は、その変更を新規エントリーとして ovirt_engine_historyデータベースに複製します。
- 既存エンティティーの更新: ETL Service は、その変更を新規エントリーとして ovirt_engine_history データベースに複製します。
- engine データベースからのエントリーの削除: ovirt_engine_history データベース内の新規エントリーは、該当するエンティティーが削除されたものとしてフラグを付けます。削除されたエンティティーは、削除されたものとしてフラグが付けられるのみです。
- エントリーの設定バージョンを示す
history_id - エントリーがシステムに追加された日付を示す
create_dateフィールド - エントリーが変更された日付を示す
update_dateフィールド - エントリーがシステムから削除された日付を示す
delete_dateフィールド
2.3. 統計履歴の記録
2.4. ovirt-engine-dwhd.conf の Data Warehouse サービスのアプリケーション設定
/usr/share/ovirt-engine-dwh/services/ovirt-engine-dwhd/ovirt-engine-dwhd.conf ファイルで利用できます。 デフォルト値を変更するには、/etc/ovirt-engine-dwh/ovirt-engine-dwhd.conf.d/ 配下のオーバーライドファイルで設定します。変更を保存した後には、Data Warehouse サービスを再起動します。
表2.1 ovirt-engine-dwhd.conf のアプリケーション設定の変数
| 変数名 | デフォルト値 | 備考 |
|---|---|---|
DWH_DELETE_JOB_HOUR | 3 | 削除のジョブを実行する時間。0 から 23 までの範囲内で指定します。0 は午前 0 時です。 |
DWH_SAMPLING | 60 | 統計テーブルにデータが収集される間隔 (秒単位) |
DWH_TABLES_KEEP_SAMPLES | 24 | DWH_SAMPLING のデータが保管される期間 (時間単位)。2 時間以上経過したデータは、毎時データに集約されます。 |
DWH_TABLES_KEEP_HOURLY | 1440 | 毎時データが保管される期間。デフォルトでは 60 日間です。2 日以上経過した毎時データは日次データに集約されます。 |
DWH_TABLES_KEEP_DAILY | 43800 | 日次データが保管される期間 (時間単位)。デフォルトは 5 年間です。 |
DWH_ERROR_EVENT_INTERVAL | 300000 | 最小間隔 (ミリ秒単位)。この時間が経過すると、エラーは、Manager の audit.log にプッシュされます。 |
2.5. タグ履歴のトラッキング
- 管理ポータル内でのタグ作成: ETL Service は、タグの詳細、タグツリー内での位置、およびタグツリー内の他のオブジェクトとの関係をコピーします。
- 管理ポータルでタグツリーにエンティティーが付けられた場合: ETL Service は、追加された情報を新規エントリーとして ovirt_engine_history データベースに複製します。
- タグの更新: ETL サービスは、タグ詳細の変更を新規エントリーとして ovirt_engine_history データベースに複製します。
- 管理ポータルからのエントリーまたはタグブランチの削除: ovirt_engine_history データベースは、対応するタグと関係を、削除されたものとして新規エントリーにフラグ付けします。削除されたタグと関係は、削除またはデタッチされたものとしてフラグが付けられるだけです。
- タグブランチの移動: 対応するタグと関係は、新規エントリーとして更新されます。移動したタグと関係は、更新されたものとしてフラグが付けられるだけです。
2.6. 履歴データベースへの読み取り専用アクセスの許可
ovirt_engine_history データベースにログインしてデータを読み取ることができる、読み取り専用の PostgreSQL ユーザーを作成する必要があります。以下に記載する手順は、履歴データベースがインストールされているシステムで実行する必要があります。
手順2.1 履歴データベースへの読み取り専用アクセスの許可
- 履歴データベースへの読み取り専用アクセスを許可するユーザーを作成します。
# psql -U postgres -c "CREATE ROLE [user name] WITH LOGIN ENCRYPTED PASSWORD '[password]';" -d ovirt_engine_history
- 新規作成したユーザーに、履歴データベースに接続するためのパーミッションを付与します。
# psql -U postgres -c "GRANT CONNECT ON DATABASE ovirt_engine_history TO [user name];"
- 新規作成したユーザーに
publicスキーマの使用を許可します。# psql -U postgres -c "GRANT USAGE ON SCHEMA public TO [user name];" ovirt_engine_history
- 新規作成したユーザーに許可する残りのパーミッションを生成して、ファイルに保存します。
# psql -U postgres -c "SELECT 'GRANT SELECT ON ' || relname || ' TO [user name];' FROM pg_class JOIN pg_namespace ON pg_namespace.oid = pg_class.relnamespace WHERE nspname = 'public' AND relkind IN ('r', 'v');" --pset=tuples_only=on ovirt_engine_history > grant.sql - 前のステップで作成したファイルを使用して、新規作成したユーザーにパーミッションを付与します。
# psql -U postgres -f grant.sql ovirt_engine_history
- 新規作成したユーザーにパーミッションを付与するのに使用したファイルを削除します。
# rm grant.sql
ovirt_engine_history データベースにアクセスできるようになりました。
# psql -U [user name] ovirt_engine_history
ovirt_engine_history データベース内のテーブルおよびビューに対する SELECT ステートメントは成功しますが、変更は失敗します。
2.7. 統計履歴ビュー
hourly、daily、samples ビューで利用できます。
SELECT * FROM view_name_[hourly|daily|samples]; を実行します。以下に例を示します。
# SELECT * FROM v4_0_statistics_hosts_resources_usage_daily;
# \dv
2.7.1. ストレージドメインの統計のビュー
表2.2 システム内の各ストレージドメインの履歴統計
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | bigint | 表内におけるその行の一意な ID |
| history_datetime | date | その履歴行のタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位に丸め処理) |
| storage_domain_id | uuid | システム内におけるストレージドメインの一意な ID |
| storage_domain_status | smallint | ストレージドメインのステータス |
| seconds_in_status | 整数 | 集計期間中にストレージドメインが status コラムに表示されたステータスで経過した合計秒数。たとえば、1 分にストレージドメインが 55 秒間アクティブな状態で、5 秒間非アクティブな状態だった場合には、この 1 分間は 2 行で表示される。1 行には status が Active、seconds_in_status が 55 と表示され、もう 1 行には status が Inactive、seconds_in_status が 5 と表示される。 |
| minutes_in_status | 数字 (7,2) | 集計期間中にストレージドメインが status コラムに表示されたステータスで経過した合計分数。たとえば、1 時間中にストレージドメインが 55 分間アクティブな状態で、5 分間非アクティブな状態だった場合には、この 1 時間は 2 行で表示される。1 行には status が Active、minutes_in_status が 55 と表示され、もう 1 行には status が Inactive、minutes_in_status が 5 と表示される。 |
| available_disk_size_gb | 整数 | ディスク上の使用可能な (未使用) 合計容量。ギガバイト (GB) で表示。 |
| used_disk_size_gb | 整数 | ディスク上の使用済み合計容量 (GB) |
| storage_configuration_version | 整数 | サンプリング時のストレージドメインの設定バージョン |
2.7.2. ホストの統計のビュー
表2.3 システム内の各ホストの履歴統計
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | bigint | 表内におけるその行の一意な ID |
| history_datetime | date | その履歴行のタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位に丸め処理) |
| host_id | uuid | システム内におけるホストの一意な ID |
| host_status | smallint |
|
| seconds_in_status | 整数 | 集計期間中にホストが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計秒数。たとえば、1 分間にホストが 55 秒間稼働し、5 秒間停止していた場合には、この 1 分間は 2 行で表示される。1 行には status が Up、seconds_in_status が 55 と表示され、もう 1 行には status が Down、seconds_in_status が 5 と表示される。 |
| minutes_in_status | 数字 (7,2) | 集計期間中にホストが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計分数。たとえば、1 時間中にホストが 55 分間稼働し、5 分間停止していた場合には、この 1 時間は 2 行で表示される。1 行には status が Up、minutes_in_status が 55 と表示され、もう 1 行には status が Down、minutes_in_status が 5 と表示される。 |
| memory_usage_percent | smallint | ホストのメモリー使用率 |
| max_memory_usage | smallint | 集計期間中のメモリーの最大使用率。毎時集計の場合は、最大の収集サンプル値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| ksm_shared_memory_mb | bigint | ホストが使用しているカーネル共有メモリーのメガバイト単位 (MB) のサイズ |
| max_ksm_shared_memory_mb | bigint | 集計期間中の最大 KSM メモリー使用量 (メガバイト単位)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| cpu_usage_percent | smallint | ホストの CPU 使用率 |
| max_cpu_usage | smallint | 集計期間中の CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| ksm_cpu_percent | smallint | ホスト上における KSM の CPU 使用率 |
| max_ksm_cpu_percent | smallint | 集計期間中の KSM の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| active_vms | smallint | その集計でのアクティブな仮想マシンの平均台数 |
| max_active_vms | smallint | 集計期間中のアクティブな仮想マシンの最大数。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| total_vms | smallint | この集計でのホスト上の全仮想マシン台数の平均 |
| max_total_vms | smallint | 集計期間中の仮想マシンの最大合計。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| total_vms_vcpus | 整数 | ホストに割り当てられる仮想 CPU 数の合計 |
| max_total_vms_vcpus | 整数 | 集計期間中の仮想マシンの仮想 CPU の最大合計。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| cpu_load | 整数 | ホストの CPU 負荷 |
| max_cpu_load | 整数 | 集計期間中の最大 CPU 負荷。毎時集計の場合は、最大の収集サンプル値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| system_cpu_usage_percent | smallint | ホストの CPU 使用率 |
| max_system_cpu_usage_percent | smallint | 集計期間中のシステム CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| user_cpu_usage_percent | smallint | ホスト上のユーザー CPU 使用率 |
| max_user_cpu_usage_percent | smallint | 集計期間中のユーザー CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| swap_used_mb | 整数 | ホストの使用済みスワップのメガバイト単位 (MB) のサイズ。 |
| max_swap_used_mb | 整数 | 集計期間中のホストのユーザー SWAP の最大使用領域 (メガバイト単位)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| host_configuration_version | 整数 | サンプリング時のホストの設定バージョン |
2.7.3. ホストインターフェースの統計のビュー
表2.4 システム内の各ホストネットワークインターフェースの履歴統計
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | bigint | 表内におけるその行の一意な ID |
| history_datetime | date | この履歴ビューのタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位で丸め処理) |
| host_interface_id | uuid | システム内におけるインターフェースの一意識別子 |
| receive_rate_percent | smallint | ホスト上で使用した受信速度のパーセンテージ |
| max_receive_rate_percent | smallint | 集計期間中の最大受信速度 (パーセンテージ表示)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| transmit_rate_percent | smallint | ホスト上で使用した送信速度のパーセンテージ |
| max_transmit_rate_percent | smallint | 集計期間中の最大送信速度 (パーセンテージで表示)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| received_total_byte | bigint | ホストが受信した合計バイト数。 |
| transmitted_total_byte | bigint | ホストから送信された合計バイト数。 |
| host_interface_configuration_version | 整数 | サンプリング時のホストインターフェースの設定バージョン |
2.7.4. 仮想マシンの統計のビュー
表2.5 システム内の各仮想マシンの履歴統計
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | bigint | 表内におけるその行の一意な ID |
| history_datetime | date | その履歴行のタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位に丸め処理) |
| vm_id | uuid | システム内における仮想マシンの一意な ID |
| vm_status | smallint |
|
| seconds_in_status | 整数 | 集計期間中に仮想マシンが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計秒数。たとえば、1 分間に仮想マシンが 55 秒間稼働し、5 秒間停止していた場合には、この 1 分間は 2 行で表示される。1 行には status が Up で、seconds_in_status とともに表示され、もう 1 行には status が Down、seconds_in_status が 5 と表示される。 |
| minutes_in_status | 数字 (7,2) | 集計期間中に仮想マシンが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計分数。たとえば、1 時間中に仮想マシンが 55 分間稼働し、5 分間停止していた場合には、この 1 時間は 2 行で表示される。1 行には status が Up で、minutes_in_status とともに表示され、もう 1 行には status が Down、minutes_in_status が 5 と表示される。 |
| cpu_usage_percent | smallint | 仮想マシンによる CPU 使用率 |
| max_cpu_usage | smallint | 集計期間中の CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| memory_usage_percent | smallint | 仮想マシン内のメモリー使用率。メモリー使用率を記録するには、仮想マシンにゲストツールをインストールする必要がある。 |
| max_memory_usage | smallint | 集計期間中のメモリーの最大使用率。毎時集計の場合は、最大の収集サンプル値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。メモリー使用率を記録するには、仮想マシンにゲストツールをインストールする必要がある。 |
| user_cpu_usage_percent | smallint | ホスト上のユーザー CPU 使用率 |
| max_user_cpu_usage_percent | smallint | 集計期間中のユーザー CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| system_cpu_usage_percent | smallint | ホスト上のシステム CPU の使用率 |
| max_system_cpu_usage_percent | smallint | 集計期間中のシステム CPU の最大使用率。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| vm_ip | text | 第 1 の NIC の IP アドレス。ゲストエージェントをインストール済みの場合にのみ表示される。 |
| currently_running_on_host | uuid | 仮想マシンを実行しているホストの一意な ID |
| current_user_id | uuid | 仮想マシンのコンソールにログインしているユーザーの一意の ID (ゲストエージェントがインストールされている場合) |
| disks_usage | text | ディスクの説明。ファイルシステムのタイプ、マウントポイント、合計サイズ、使用サイズ |
| vm_configuration_version | 整数 | サンプリング時の仮想マシンの設定バージョン |
| current_host_configuration_version | 整数 | サンプリング時のホストの設定バージョン |
| memory_buffered_kb | bigint | 仮想マシンのバッファーメモリーサイズ (キロバイト/KB) |
| memory_cached_kb | bigint | 仮想マシンのキャッシュメモリーサイズ (キロバイト/KB) |
| max_memory_buffered_kb | bigint | 集計期間中の最大バッファーメモリー (キロバイト/KB)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| max_memory_cached_kb | bigint | 集計期間中の最大キャッシュメモリー (キロバイト/KB)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
2.7.5. 仮想マシンインターフェースの統計のビュー
表2.6 システム内の仮想マシンネットワークインターフェースの履歴統計
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 表内におけるその行の一意な ID |
| history_datetime | date | その履歴行のタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位に丸め処理) |
| vm_interface_id | uuid | システム内におけるインターフェースの一意な ID |
| receive_rate_percent | smallint | ホスト上で使用した受信速度のパーセンテージ |
| max_receive_rate_percent | smallint | 集計期間中の最大受信速度 (パーセンテージ表示)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| transmit_rate_percent | smallint | ホスト上で使用した送信速度のパーセンテージ |
| max_transmit_rate_percent | smallint | 集計期間中の最大送信速度 (パーセンテージで表示)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| received_total_byte | bigint | 仮想マシンが受信した合計バイト数。 |
| transmitted_total_byte | bigint | 仮想マシンから送信された合計バイト数。 |
| vm_interface_configuration_version | 整数 | サンプリング時の仮想マシンインターフェースの設定バージョン |
2.7.6. 仮想ディスクの統計のビュー
表2.7 システム内の仮想ディスクの履歴統計
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | bigint | 表内におけるその行の一意な ID |
| history_datetime | date | その履歴行のタイムスタンプ (集計レベルに応じて分、時、日単位に丸め処理) |
| vm_disk_id | uuid | システム内におけるディスクの一意な ID |
| vm_disk_status | smallint |
|
| seconds_in_status | 整数 | 集計期間中に仮想ディスクが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計秒数。たとえば、1 分間に仮想ディスクが 55 秒間ロックされ、5 秒間問題なかった場合には、この 1 分間は 2 行で表示される。1 行には status が Locked で、seconds_in_status とともに表示され、もう 1 行には status が OK、seconds_in_status が 5 と表示される。 |
| minutes_in_status | 数字 (7,2) | 集計期間中に仮想ディスクが status のコラムに表示されたステータスで経過した合計分数。たとえば、1 時間中で仮想マシンが 55 分間ロックされ、5 分間は OK の状態だった場合には、この 1 時間は 2 行で表示される。1 行には status が Locked、minutes_in_status が 55 と表示され、もう 1 行には status が OK、minutes_in_status が 5 と表示される。 |
| vm_disk_actual_size_mb | 整数 | ディスクに割り当てられる実サイズ |
| read_rate_bytes_per_second | 整数 | ディスクへの読み込み速度 (バイト毎秒) |
| max_read_rate_bytes_per_second | 整数 | 集計期間中の最大読み込み速度。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| read_latency_seconds | 数字 (18,9) | 秒単位で計測された仮想ディスクの読み取りレイテンシー |
| max_read_latency_seconds | 数字 (18,9) | 集計期間中の最大読み取りレイテンシー (秒単位で計測)。毎時集計の場合は、収集したサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| write_rate_bytes_per_second | 整数 | ディスクへの書き込み速度 (バイト毎秒) |
| max_write_rate_bytes_per_second | 整数 | 集計期間中の最大書き込み速度。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| write_latency_seconds | 数字 (18,9) | 秒単位で計測された仮想ディスクの書き込みレイテンシー |
| max_write_latency_seconds | 数字 (18,9) | 集計期間中の最大書き込みレイテンシー (秒単位で計測)。毎時集計の場合は、収集したサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| flush_latency_seconds | 数字 (18,9) | 秒単位で計測される仮想ディスクのフラッシュレイテンシー |
| max_flush_latency_seconds | 数字 (18,9) | 集計期間中の最大フラッシュレイテンシー (秒単位で計測)。毎時集計の場合は、収集されたサンプルの最大値。日次集計の場合は、最大の毎時平均値。 |
| vm_disk_configuration_version | 整数 | サンプリング時の仮想ディスクの設定バージョン |
2.8. 設定履歴ビュー
SELECT * FROM view_name; を実行します。以下に例を示します。
# SELECT * FROM v4_0_configuration_history_datacenters;
# \dv
注記
delete_date は、最新のビューには表示されません。最新のビューで表示されるのは、有効かつアクティブなエンティティーの最新の設定であり、当然ながら削除されていません。
2.8.1. データセンターの設定
表2.8 v4_0_configuration_history_datacenters
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 履歴データベース内の設定バージョンの ID |
| datacenter_id | uuid | システム内におけるデータセンターの一意な ID |
| datacenter_name | character varying(40) | 編集ダイアログで表示されるデータセンター名 |
| datacenter_description | character varying(4000) | 編集ダイアログで表示されるデータセンターの説明 |
| is_local_storage | ブール値 | データセンターがローカルストレージを使用するかどうかを示すフラグ |
| create_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
| update_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムでそのエンティティーが変更された日付 |
| delete_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムからそのエンティティーが削除された日付 |
2.8.2. データセンターのストレージドメインのマップ
表2.9 v4_0_map_history_datacenters_storage_domains
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 履歴データベース内の設定バージョンの ID |
| storage_domain_id | uuid | システム内におけるそのストレージドメインの一意な ID |
| datacenter_id | uuid | システム内におけるデータセンターの一意な ID |
| attach_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | ストレージドメインがデータセンターに接続された日付 |
| detach_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | ストレージドメインがデータセンターからデタッチされた日付 |
2.8.3. ストレージドメインの設定
表2.10 v4_0_configuration_history_storage_domains
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 履歴データベース内の設定バージョンの ID |
| storage_domain_id | uuid | システム内におけるそのストレージドメインの一意な ID |
| storage_domain_name | character varying(250) | ストレージドメイン名 |
| storage_domain_type | smallint |
|
| storage_type | smallint |
|
| create_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
| update_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムでそのエンティティーが変更された日付 |
| delete_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムからそのエンティティーが削除された日付 |
2.8.4. クラスターの設定
表2.11 v4_0_configuration_history_clusters
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 履歴データベース内の設定バージョンの ID |
| cluster_id | uuid | クラスターが所属するデータセンターの一意識別子 |
| cluster_name | character varying(40) | 編集ダイアログに表示されるクラスター名 |
| cluster_description | character varying(4000) | 編集ダイアログで定義される |
| datacenter_id | uuid | クラスターが所属するデータセンターの一意識別子 |
| cpu_name | character varying(255) | 編集ダイアログに表示される |
| compatibility_version | character varying(40) | 編集ダイアログに表示される |
| datacenter_configuration_version | 整数 | 作成時または更新時のデータセンターの設定バージョン |
| create_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
| update_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムでそのエンティティーが変更された日付 |
| delete_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムからそのエンティティーが削除された日付 |
2.8.5. ホストの設定
表2.12 v4_0_configuration_history_hosts
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 履歴データベース内の設定バージョンの ID |
| host_id | uuid | システム内におけるホストの一意な ID |
| host_unique_id | character varying(128) | このフィールドは、ホストの物理 UUID とMAC アドレスの 1 つを組み合わせて、システムですでに登録されているホストの検出に使用。 |
| host_name | character varying(255) | ホスト名 (編集ダイアログに表示される名前と同じ) |
| cluster_id | uuid | そのホストが属するクラスターの一意な ID |
| host_type | smallint |
|
| fqdn_or_ip | character varying(255) | ホストの DNS 名またはその IP アドレス。Red Hat Virtualization Manager との通信に使用 (編集ダイアログに表示される)。 |
| memory_size_mb | 整数 | ホストの物理メモリー容量。メガバイト (MB) 表示。 |
| swap_size_mb | 整数 | ホストの SWAP パーティションサイズ |
| cpu_model | character varying(255) | ホストの CPU モデル |
| number_of_cores | smallint | ホストの CPU コアの合計数 |
| number_of_sockets | smallint | 仮想 CPU ソケットの合計数 |
| cpu_speed_mh | 数字 (18,0) | ホストの CPU 速度。メガヘルツ単位 (MHz) で表示。 |
| host_os | character varying(255) | ホストのオペレーティングシステムのバージョン |
| kernel_version | character varying(255) | ホストのカーネルバージョン |
| kvm_version | character varying(255) | ホストの KVM バージョン |
| vdsm_version | character varying | ホストの VDSM バージョン |
| vdsm_port | 整数 | 編集ダイアログに表示される |
| threads_per_core | smallint | コア毎の合計スレッド数 |
| hardware_manufacturer | character varying(255) | ホストのハードウェアの製造メーカー |
| hardware_product_name | character varying(255) | ホストのハードウェアの製品名 |
| hardware_version | character varying(255) | ホストのハードウェアのバージョン |
| hardware_serial_number | character varying(255) | ホストのハードウェアのシリアル番号 |
| cluster_configuration_version | 整数 | 作成時または更新時のクラスターの設定バージョン |
| create_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
| update_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムでそのエンティティーが変更された日付 |
| delete_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムからそのエンティティーが削除された日付 |
2.8.6. ホストインターフェースの設定
表2.13 v4_0_configuration_history_hosts_interfaces
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 履歴データベース内の設定バージョンの ID |
| host_interface_id | uuid | システム内におけるそのインターフェースの一意な ID |
| host_interface_name | character varying(50) | ホストによって報告されるインターフェース名 |
| host_id | uuid | そのインターフェースが属するホストの一意な ID |
| host_interface_type | smallint |
|
| host_interface_speed_bps | 整数 | インターフェースの速度 (ビット毎秒) |
| mac_address | character varying(59) | インターフェースの MAC アドレス |
| logical_network_name | character varying(50) | インターフェースに関連付けられた論理ネットワーク |
| ip_address | character varying(20) | 編集ダイアログに表示される |
| gateway | character varying(20) | 編集ダイアログに表示される |
| bond | ブール値 | そのインターフェースがボンディングインターフェースであるかどうかを示すフラグ |
| bond_name | character varying(50) | そのインターフェースが構成要素となっているボンディング名 (ボンディングの一部である場合) |
| vlan_id | 整数 | 編集ダイアログに表示される |
| host_configuration_version | 整数 | 作成時または更新時のホストの設定バージョン |
| create_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
| update_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムでそのエンティティーが変更された日付 |
| delete_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムからそのエンティティーが削除された日付 |
2.8.7. 仮想マシンの設定
表2.14 v4_0_configuration_history_vms
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 履歴データベース内の設定バージョンの ID |
| vm_id | uuid | システム内における仮想マシンの一意な ID |
| vm_name | character varying(255) | 仮想マシンの名前 |
| vm_description | character varying(4000) | 編集ダイアログに表示される |
| vm_type | smallint |
|
| cluster_id | uuid | その仮想マシンが属するクラスターの一意な ID |
| template_id | uuid | この仮想マシンの作成元テンプレートの一意な ID。現バージョンでは、テンプレートは履歴データベースには同期されないので、このフィールドは今後使用できるように提供されています。 |
| template_name | character varying(40) | その仮想マシンの作成元テンプレートの名前 |
| cpu_per_socket | smallint | 1 ソケットあたりの仮想 CPU 数 |
| number_of_sockets | smallint | 仮想 CPU ソケットの合計数 |
| memory_size_mb | 整数 | 仮想マシンに割り当てられたメモリーの合計。メガバイト (MB) で表示。 |
| operating_system | smallint |
|
| default_host | uuid | 編集ダイアログに表示される、システム内のデフォルトホストの ID |
| high_availability | ブール値 | 編集ダイアログに表示される |
| initialized | ブール値 | Sysprep 初期化の目的で、その仮想マシンが少なくとも一度は起動されたことがあるかどうかを示すフラグ |
| stateless | ブール値 | 編集ダイアログに表示される |
| fail_back | ブール値 | 編集ダイアログに表示される |
| usb_policy | smallint | 編集ダイアログに表示される |
| time_zone | character varying(40) | 編集ダイアログに表示される |
| vm_pool_id | uuid | 仮想マシンが属する仮想マシンプール ID |
| vm_pool_name | character varying(255) | 仮想マシンプール名 |
| created_by_user_id | uuid | この仮想マシンを作成したユーザーの ID |
| cluster_configuration_version | 整数 | 作成時または更新時のクラスターの設定バージョン |
| default_host_configuration_version | 整数 | 作成時または更新時のホストの設定バージョン |
| create_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムにこのエンティティーが追加された日付 |
| update_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムでそのエンティティーが変更された日付 |
| delete_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムからそのエンティティーが削除された日付 |
2.8.8. 仮想マシンインターフェースの設定
表2.15 v4_0_configuration_history_vms_interfaces
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 履歴データベース内の設定バージョンの ID |
| vm_interface_id | uuid | システム内におけるそのインターフェースの一意な ID |
| vm_interface_name | character varying(50) | 編集ダイアログに表示される |
| vm_interface_type | smallint |
仮想インターフェースのタイプ
|
| vm_interface_speed_bps | 整数 | 集約中のインターフェースの平均速度 (ビット毎秒) |
| mac_address | character varying(20) | 編集ダイアログに表示される |
| logical_network_name | character varying(50) | 編集ダイアログに表示される |
| vm_configuration_version | 整数 | 作成時または更新時の仮想マシンの設定バージョン |
| create_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
| update_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムでそのエンティティーが変更された日付 |
| delete_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムからそのエンティティーが削除された日付 |
2.8.9. 仮想マシンデバイスの設定
表2.16 v4_0_configuration_history_vms_devices
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 履歴データベース内の設定バージョンの ID |
| vm_id | uuid | システム内における仮想マシンの一意な ID |
| device_id | uuid | システム内におけるデバイスの一意な ID |
| type | character varying(30) | 「disk」または「interface」などの仮想マシンのデバイスタイプ |
| address | character varying(255) | デバイスの物理アドレス |
| is_managed | ブール値 | デバイスが Manager によって管理されているかどうかを示すフラグ |
| is_plugged | ブール値 | デバイスが仮想マシンに結線されているかどうかを示すフラグ |
| is_readonly | ブール値 | デバイスが読み取り専用かどうかを示すフラグ |
| vm_configuration_version | 整数 | サンプリング時の仮想マシンの設定バージョン |
| device_configuration_version | 整数 | サンプリング時のデバイスの設定バージョン |
| create_date | タイムゾーン付きのタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
| update_date | タイムゾーン付きのタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
| delete_date | タイムゾーン付きのタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
2.8.10. 仮想ディスクの設定
表2.17 v4_0_configuration_history_vms_disks
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| history_id | 整数 | 履歴データベース内の設定バージョンの ID |
| vm_disk_id | uuid | システム内におけるその仮想ディスクの一意な ID |
| vm_disk_name | text | 編集ダイアログに表示される仮想ディスク名 |
| vm_disk_description | character varying(500) | 編集ダイアログに表示される |
| image_id | uuid | システム内におけるイメージの一意な ID |
| storage_domain_id | uuid | そのディスクイメージが属するストレージドメインの ID |
| vm_disk_size_mb | 整数 | ディスクの定義サイズ。メガバイト単位 (MB)。 |
| vm_disk_type | smallint |
編集ダイアログに表示される。現在はシステムとデータのみを使用。
|
| vm_disk_format | smallint |
編集ダイアログに表示される
|
| is_shared | ブール値 | 仮想マシンのディスクが共有されているかどうかを示すフラグ |
| create_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
| update_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムでそのエンティティーが変更された日付 |
| delete_date | タイムゾーン付きタイムスタンプ | システムからそのエンティティーが削除された日付 |
2.8.11. ユーザーの詳細情報の履歴
表2.18 v4_0_users_details_history
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| user_id | uuid | Manager によって生成されたシステム内のユーザーの一意な ID |
| first_name | character varying(255) | ユーザーの名 |
| last_name | character varying(255) | ユーザーの姓 |
| domain | character varying(255) | 承認拡張機能の名前 |
| username | character varying(255) | アカウント名 |
| department | character varying(255) | ユーザーが所属する組織の部署 |
| user_role_title | character varying(255) | 組織内のユーザーのタイトルまたはロール |
| character varying(255) | 組織内のユーザーのメールアドレス | |
| external_id | テキスト | 外部システムからのユーザーの一意識別子 |
| active | ブール値 | ユーザーがアクティブかどうかを示すフラグ。チェックの頻度は 1 時間です。承認拡張機能内でユーザーを確認できた場合には、アクティブな状態が維持されます。正常にログインすると、ユーザーはアクティブになります。 |
| create_date | タイムゾーン付きのタイムスタンプ | システムにそのエンティティーが追加された日付 |
| update_date | タイムゾーン付きのタイムスタンプ | システムでそのエンティティーが変更された日付 |
| delete_date | タイムゾーン付きのタイムスタンプ | システムからそのエンティティーが削除された日付 |
