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付録A ApiBuilder メソッド

以下の表では、Java ソフトウェア開発キット V3 で使用する ApiBuilder クラスで利用可能な主要メソッドについて説明します。

表A.1 ApiBuilder メソッド

メソッド引数タイプ説明
user文字列Manager への接続に使用するユーザー。admin@internal のようにユーザー名とドメインの両方を指定する必要があります。このメソッドは、password メソッドと合わせて使用する必要があります。
password文字列Manager への接続に使用するユーザーのパスワード。
sessionID文字列Manager への接続に使用するセッションの ID。Manager の認証が済んでいて、セッションが利用できる場合には、ユーザー名とパスワードではなくこの引数を指定することができます。
requestTimeout整数要求に応答するまで待機するタイムアウトの値 (秒)。この値よりも長く、要求に応答するまでに時間がかかった場合には、要求はキャンセルされ、例外が送出されます。この引数は任意です。
sessionTimeout整数Manager に要求が出されない場合にアクティブなセッションを破棄する
persistentAuthブール値cookie を使用した永続的な認証を有効化または無効化します。デフォルトではこのオプションは有効となっているため、このオプションを無効にする場合のみこのメソッドが必要です。
noHostVerificationブール値Manager のホスト先のサーバーが公開する SSL 証明書のホスト名の検証を有効化または無効化します。デフォルトでは、ホスト名のアイデンティティーは検証され、ホスト名が正しくない場合には接続が拒否されます。そのため、このオプションを無効にする場合のみこのメソッドが必要です。
keyStorePath文字列Manager のホスト先のサーバーが公開する証明書の検証に使用する CA 証明書が含まれるファイルの場所を指定します。このメソッドは、keyStorePassword メソッドと合わせて使用する必要があります。
keyStorePassword文字列keyStorePath メソッドで指定するキーストアファイルにアクセスする際に使用するパスワード。
filterブール値要求を行うユーザーのパーミッションをベースにしたオブジェクトのフィルタリングを有効化または無効化します。デフォルトでは、このオプションは無効になっており、この環境内のオブジェクトがすべてユーザーに表示されます。このメソッドは、要求を行うユーザーにだけ環境内のオブジェクトを表示するように制限する際にのみ必要です。
debugブール値デバッグの出力を有効化または無効化します。デフォルトでは、このオプションは無効になっています。