第5章 ホストについて

Red Hat Virtualization は、Red Hat Virtualization Host (RHVH) と Red Hat Enterprise Linux ホストの 2 つのタイプのホストをサポートしています。Red Hat Virtualization 環境では、要件に応じて 1 タイプのみまたは両方のタイプを使用することができます。Red Hat Virtualization 環境には、少なくとも 2 台のホストをインストールしてアタッチすることを推奨します。ホストを 1 台しかアタッチしなかった場合には、移行や高可用性などの機能を利用することはできません。

重要

SELinux は インストール時に enforcing モードに設定されます。確認するには、getenforce コマンドを実行してください。Red Hat Virtualization 環境を Red Hat がサポートするには、すべてのハイパーバイザーと Manager で SELinux を enforcing モードに設定する必要があります。

表5.1 ホスト

ホストタイプ別名説明
Red Hat Virtualization Host
RHV-H、シンホスト
Red Hat Enterprise Linux をベースとする最小限のオペレーティングシステム。カスタマーポータルから ISO ファイルとして配信されており、ホストとして機能するマシンに必要なパッケージのみが含まれます。
Red Hat Enterprise Linux Host
RHEL ベースのハイパーバイザー、シックホスト
適切なチャンネルをサブスクライブされた Red Hat Enterprise Linux ホストは、ホストとして使用することができます。

5.1. ホストの互換性に関する表

以下の表には、Red Hat Virtualization の各互換バージョンでサポートされているホストのバージョンをまとめています。

注記

VDSM の最新バージョンは、すべての旧バージョンの Red Hat Virtualization との後方互換性があります。

表5.2 ホストの互換性に関する表

RHEL / RHVH のサポート対象バージョン3.64.0
7.0
7.1
7.2
新規データセンターの作成時に、互換バージョンを設定することができます。データセンター内の全ホストに適した互換バージョンを選択します。一旦設定されると、それよりも古いバージョンに変更することはできません。Red Hat Virtualization を新規インストールした場合には、最新の互換バージョンが Default データセンターと Default クラスターに設定されるので、古い互換バージョンを使用するには、追加でデータセンターおよびクラスターを作成する必要があります。