第1章 Spring Boot を使用するようにアプリケーションを設定
Red Hat ビルドの Spring Boot で提供される依存関係を使用するようにアプリケーションを設定します。BOM を使用して依存関係を管理することで、アプリケーションが Red Hat が提供するこれらの依存関係の製品バージョンを常に使用するようにしてください。アプリケーションのルートディレクトリーにある pom.xml
ファイルの Spring Boot BOM (Bill of Materials) アーティファクトを参照します。アプリケーションプロジェクトで BOM を使用することもできます。2 種類の方法を使用できます。
-
pom.xml
の<dependencyManagement>
セクションの 依存関係として。BOM を依存関係として使用する場合、プロジェクトは BOM の<dependencyManagement>
セクションからすべての Spring Boot 依存関係のバージョン設定を継承します。 pom.xml
の<parent>
セクションで 親 BOM として。BOM を親として使用する場合、プロジェクトのpom.xml
は、親 BOM から以下の設定値を継承します。-
<dependencyManagement>
セクションのすべての Spring Boot 依存関係のバージョン -
<pluginManagement>
セクションのバージョンプラグイン -
<repositories>
セクションのリポジトリーの URL および名前 -
<pluginRepositories>
セクションに Spring Boot プラグインが含まれるリポジトリーの URL および名前
-
1.1. 前提条件
-
pom.xml
ファイルを使用して設定する Maven ベースのアプリケーションプロジェクト。 - Red Hat JBoss Middleware General Availability Maven リポジトリーへのアクセス。