2.7. OpenShift の Dekorate 設定プロパティー
以下の表に記載されているプロパティーは、Depkorate が OpenShift へのデプロイメントに使用する値を設定します。Dekorate は、これらのプロパティーで指定した値を使用して、アプリケーションプロジェクトに生成された Deployment Configuration およびアプリケーションリソースファイルを設定します。各プロパティーは、特定のプロパティーのテーブルに記載されているデータ型の値を受け入れます。一部のプロパティーには、これらの属性に値を指定しない場合に Dekorate が使用するデフォルト値があります。これらのプロパティーは、アプリケーションプロジェクトの application.properties
ファイルで設定できます。
表2.1 OpenShift の Dekorate アプリケーションプロパティー
プロパティー | データタイプ | 詳細 | デフォルト値 (該当する場合) |
---|---|---|---|
| 文字列 | アプリケーションが属するコンポーネントのコレクション名。このプロパティーの値は、デプロイメント設定やサービスなど、アプリケーションに含まれる他の Kubernetes リソースの名前で使用されます。 |
このプロパティーの値を指定しない場合、Dokorate はアプリケーションの Maven プロジェクトで使用する |
| 文字列 | アプリケーションの名前このプロパティーの値は、デプロイメント設定やサービスなど、アプリケーションに含まれる他の Kubernetes リソースの名前で使用されます。 |
このプロパティーの値を指定しない場合、Dokorate は、アプリケーションの Maven プロジェクトに使用する |
| 文字列 | アプリケーションのバージョン。このプロパティーの値は、デプロイメント設定やサービスなど、アプリケーションに含まれるすべての Kubernetes リソースの名前で使用されます。 |
このプロパティーの値を指定しない場合、Dokorate はアプリケーションの Maven プロジェクトで指定する |
| Container[] | アプリケーションで使用する init コンテナーを指定します。 | |
| Label[] | アプリケーションのすべてのリソースに追加するカスタムラベルを指定します。 | |
| Annotation[] | アプリケーションのすべてのリソースに追加するカスタムアノテーションを指定します。 | |
| Env[] | アプリケーション用に作成したすべてのコンテナーに定義する環境変数を指定します。 | |
| 文字列 | アプリケーションコンテナーの作業ディレクトリーを指定します。 | |
| String[] | コンテナーで使用するコマンドを指定します。 | |
| String[] | コンテナーで使用するカスタムコマンドライン引数を指定します。 | |
| int | アプリケーションのデプロイ時に作成するアプリケーションコンテナーのレプリカ数を指定します。 |
|
| 文字列 | アプリケーションが使用するサービスアカウントの名前を指定します。 | |
| 文字列 | アプリケーションが実行しているホストノードの名前 | |
| Port[] | 提供するサービスが公開されるネットワークポート | |
| ServiceType | アプリケーション用に生成されるサービスのタイプ |
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| PersistentVolumeClaimVolume[] | アプリケーションのすべてのコンテナーに割り当てる永続ボリューム要求 (PVC) | |
| SecretVolume[] | アプリケーションのすべてのコンテナーに割り当てるシークレットボリューム | |
| ConfigMapVolume[] | アプリケーションのすべてのコンテナーに割り当てる ConfigMap ボリューム | |
| GitRepoVolume[] | アプリケーションのすべてのコンテナーに割り当てる Git リポジトリーボリューム | |
| AwsElasticBlockStoreVolume[] | アプリケーションのすべてのコンテナーに割り当てる AWS Elastic Block Store ボリューム | |
| AzureDiskVolume[] | アプリケーションのすべてのコンテナーに割り当てる Microsoft Azure ディスクボリューム | |
| AzureFileVolume[] | アプリケーションのすべてのコンテナーに割り当てる Azure ファイルボリューム | |
| Mount[] | アプリケーションのすべてのコンテナーに割り当てるマウント | |
| ImagePullPolicy | アプリケーションのデプロイ時に使用するイメージプルポリシーを指定します。 |
|
| String[] | アプリケーションのデプロイ時に使用するイメージプルシークレットポリシーを指定します。 | |
| プローブ | アプリケーションコンテナーの Liveness プローブの設定 | |
| プローブ | アプリケーションコンテナーの Readiness プローブの設定 | |
| ResourceRequirements | アプリケーションコンテナーが要求するリソースの量の指定 | |
| ResourceRequirements | アプリケーションコンテナーのリソース制限を設定します。 | |
| Container[] | サイドカーコンテナーとしてデプロイするコンテナーの指定 | |
| boolean | デプロイ後にアプリケーションの Route を公開するかどうかを設定します。 |
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| boolean | 生成するサービスがヘッドレスを実行するかどうかを設定します。 |
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| boolean |
デプロイフックを生成する際にアプリケーションが自動的にデプロイされるかどうかを設定します。このプロパティーをアプリケーションで設定するには、 |
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