1.4. virt-who 一般的な設定
/etc/sysconfig/virt-who は次のメジャーリリースではサポートされず、グローバル設定ファイルは /etc/virt-who.conf で置き換えられます (つまり'VIRTWHO_DEBUG', 'VIRTWHO_ONE_SHOT', 'VIRTWHO_INTERVAL', 'HTTPS_PROXY, NO_PROXY')。
一般的な設定ファイル (/etc/virt-who.conf にあります) は、virt-who のインストール時に自動的に作成されます。デフォルト値を使用するか、必要に応じてこのファイルを編集できます。3 つの特別なセクションがあります ([global]、[defaults]、および [system_environment])。
グローバルセクションの設定は、アプリケーションの全体的な動作に影響を与えます。
例 : グローバルセクション
[global] interval=3600 1 debug=True 2
可能なデフォルトの設定は、/etc/virt-who.d/.conf にある設定のデフォルトとして適用されます。このセクションのオプションを有効にすると、/etc/virt-who.d/.conf で再度設定する必要はありません。
例 : デフォルトセクション
[defaults] owner=1234567 1 hypervisor_id=hostname 2
system_environment の設定はシステムの環境に書き込まれ、プロセスの実行中は利用可能です。virt-who がサービスとして起動されたか、コマンドラインから起動されたかにかかわらず、この設定が使用されます。
例 : system_environment セクション
[system_environment] http_proxy= https://proxy.example.com:443 1 no_proxy=* 2
[system_environment] セクションは、virt-who-0.30.x-1.el8 (RHEL 8.4) からサポートされています。旧バージョンの virt-who をお使いの方は、/etc/sysconfig/virt-who で HTTP_PROXY、NO_PROXY を設定してください。