2.6. 登録の復元

ローカルの登録情報やサブスクリプション情報が損失または破損してしまったり、ハードウェア障害やシステムのクラッシュが発生する可能性があります。あるいは、その他の IT 面での配慮から、別のマシンへのシステム移行が必要となる場合もあります。このような状況になると、理由はどうであれ、ローカルのサブスクリプション設定は失われます。
システムは、Red Hat サブスクリプションサービス内の既存のシステムエントリーに対して登録できるため、このサービスを使用してシステムを実質的に復元または再登録します。再登録の操作では、登録要求に元のシステム ID を使用して、システムエントリーに関連付けられた以前のサブスクリプションもすべて、登録と共に復元されるようにします。
システムの再登録に使用するコマンドは register です。このコマンドは、システムの元の UUID を渡して、サブスクリプションサービスに対して要求を発行し、同じ UUID を使用した新規証明書を受け取ります。これで実質的に以前の登録が更新されます。

例2.4 既存の識別証明書を持つシステムの登録

register コマンドで元の ID を使用して、サブスクリプションサービスに対し自己識別し、以前のサブスクリプションを復元します。
[root@server1 ~]# subscription-manager register --username admin-example --password secret --consumerid=7d133d55-876f-4f47-83eb-0ee931cb0a97

表2.3 システムを再登録するための register コマンドのオプション

オプション説明
--consumerid既存 のシステムが使用するシステム UUID を指定します。再登録が成功するには、システムのエントリーが Red Hat サブスクリプションサービスに存在する必要があります。
--username=nameコンテンツサーバーのユーザーアカウント名を指定します。
--password=passwordユーザーアカウントのパスワードを指定します。