RHEL の簡易登録

Red Hat Subscription Management 1

Red Hat Enterprise Linux システムの簡易登録およびサブスクライブ

Red Hat Subscription Management Documentation Team

October 1, 2013

概要

本書は、Red Hat Enterprise Linux システムを迅速に登録し、サブスクリプションを効率的にアタッチして管理するための基本情報を説明します。Subscription Manager の高度な設定については『Red Hat Subscription Manager の使用および設定』を参照してください。
資産管理を効果的に行うには、ソフトウェアインベントリー (ソフトウェアがインストールされている製品タイプとシステム数の両方) を処理するメカニズムが必要です。
Red Hat Subscription Manager は、ローカルシステムにインストールして、インストールされている製品、システムで利用可能なサブスクリプション、およびシステムで実際に使用しているサブスクリプションをトラッキングできます。また、サブスクリプションの有効期限をトラッキングし、製品とおよびハードウェアに基づいて、新しいサブスクリプションを自動的に割り当てます。
Red Hat Subscription Manager は、コンテンツ管理ツール (yum) と連動して、ローカルシステムのコンテンツをインストールおよび更新します。
ほとんどのシステムでは登録が簡単になります。デフォルトの設定では、企業のメインアカウントを使用して、Red Hat カスタマーポータルにホストされているシステムを登録します。また、Subscription Asset Manager などのサブスクリプションサービスを使用してシステムを登録したり、Subscription Manager 設定に多少の修正を加えて使用することもできます。Subscription Manager の高度な設定と使用方法は、サブスクリプション管理のドキュメントの『Red Hat Subscription Manager の使用および設定』を参照してください。

1. Red Hat Subscription Manager ツールの使用

Red Hat Subscription Manager と呼ばれるローカルシステム上の UI および CLI のツールが、登録とサブスクリプションの両方を管理します。

注記

システムに加える変更の性質上、Red Hat Subscription Manager のツールは常に root で実行する必要があります。しかし、Red Hat Subscription Manager がサブスクリプションサービスに接続する際は、サブスクリプションサービスのユーザーアカウントを使用します。

1.1. Red Hat Subscription Manager UI の起動

Red Hat Subscription Manager は、トップパネルの システム => 管理 メニューに、管理ツールの一つとして表示されます。
Red Hat Subscription Manager メニューオプション

図1 Red Hat Subscription Manager メニューオプション

また、コマンドを 1 つ実行して、コマンドラインから Red Hat Subscription Manager UI を開くこともできます。
[root@server1 ~]# subscription-manager-gui

1.2. subscription-manager コマンドラインツールの実行

Red Hat Subscription Manager UI を使って実行できる操作はすべて、subscription-manager ツールを使用しても実行できます。このツールは以下のフォーマットになります。
[root@server1 ~]# subscription-manager command [options]
各コマンドには、それぞれ独自の オプション セットを使用します。詳しくは、subscription-manager のヘルプと man ページを参照して下さい。

表1 一般的な subscription-manager コマンド

コマンド説明
register新規システムをサブスクリプションサービスに対し登録または特定します。
unregisterマシンの登録解除を行います。サブスクリプションは解除され、サブスクリプションサービスからマシンが削除されます。
attachマシンに特定のサブスクリプションをアタッチします。
redeemハードウェアおよび BIOS 情報に基づいて、ベンダーから購入した事前指定済みのサブスクリプションにマシンを自動的にアタッチします。
removeマシンから特定のサブスクリプションまたはすべてのサブスクリプションを削除します。
一覧マシンとの互換性があるサブスクリプションを一覧表示します。マシンに実際にアタッチされているサブスクリプションまたはマシンが利用可能な未使用のサブスクリプションのどちらかになります。