4. システムの管理

4.1. 新しいシステムの登録

システムにサブスクリプションを割り当てる前に、カスタマーポータルのサブスクリプション管理で インベントリー にそのシステムを追加しておく必要があります。このプロセスを 登録 と呼びます。登録は、多くの場合、マシンの設定や管理の一環として行われるローカル操作ですが、カスタマーポータルのサブスクリプション管理による登録および登録解除は、インフラストラクチャー全体を管理するにあたって、より包括的な概観が必要な場合や、外部のネットワークに接続されていないシステムを管理する必要がある場合に非常に役立ちます。
一部のシステムには、インターネット接続機能がない場合がありますが、管理者は、そのようなシステムに対しても、サブスクリプションを割り当てて監視する必要があります。このような場合には、サブスクリプションマネージャーに依存して登録を行うのではなく、手動でシステムを登録することで対処できます。このプロセスには大まかに分けて 2 つの手順があります。まずはサブスクリプションサービスでエントリーを作成し、次にシステムを設定します。
  1. サブスクリプション タブを展開し、サブスクリプション管理 項目を開き、ユニット 項目を選択します。
  2. 表の上部で 登録 リンクをクリックします。
  3. 新しいシステムに情報を入力します。
    システムが利用可能なサブスクリプションを確認するために、アーキテクチャーとハードウェアの情報が必要です。
    • エントリー名。通常はホスト名です。
    • システムのタイプ。物理または仮想です。
    • アーキテクチャー。互換性のあるサブスクリプションを決定するために使用します。
    • ソケットの数。物理ソケットの数か、仮想マシンの場合は CPU の数になります。一部のサブスクリプションでは一定のソケット数がカバーされますが、大規模なシステムにはサブスクリプションが複数必要になる場合もあります。
  4. システムを作成したら、システムに適切なサブスクリプションをアタッチします。
    1. アタッチ済みのサブスクリプション タブを開きます。
    2. サブスクリプションのアタッチ リンクをクリックします。
    3. 割り当てるすべてのサブスクリプションのチェックボックスをクリックしてから、選択項目の追加 ボタンをクリックします。
  5. ダウンロード リンクをクリックして、各サブスクリプションのエンタイトルメント証明書をダウンロードします。このファイルは、フラッシュドライブなどのポータブルメディアに保存してください。
  6. オプションとして、識別証明書 タブを開いて、ダウンロード ボタンをクリックします。登録したシステムの識別証明書は、システムがサブスクリプション管理サービスに接続するのに使用することができます。システムが完全にオフラインになる場合にはこの操作は不要ですが、システムをネットワークに接続する可能性がある場合は有用です。
  7. エンタイトルメント証明書をメディアデバイスからシステムにコピーします。
  8. エンタイトルメント証明書をインポートします。これを行うには、Subscription Manager UI の システム メニューで 証明書のインポート 項目を使用するか、以下のように import コマンドを使用します。
    [root@server ~]# subscription-manager import /
         --certificate=/tmp/export/entitlement_certificates/596576341785244687.pem /
         --certificate=/tmp/export/entitlement_certificates/3195996649750311162.pem
    Successfully imported certificate 596576341785244687.pem
    Successfully imported certificate 3195996649750311162.pem
  9. 識別証明書をダウンロードした場合は、cert.pem ファイルを直接 /etc/pki/consumer ディレクトリにコピーします。たとえば、以下のコマンドを実行します。
    [root@server ~]# cp /tmp/downloads/cert.pem /etc/pki/consumer