2.2. カスタマーポータルのサブスクリプション管理

エンタイトルメント管理の最終的な目標は、管理者がシステムとそのシステムが使用するサブスクリプションとの関係を特定できるようにすること です。これは、外部から潜在的なサブスクリプションを見るローカルシステムのビューと、システムおよび全サブスクリプションのインフラストラクチャー全体を上から見る組織のビューの、2 つの異なる視点から実行することができます。
Red Hat Subscription Manager の UI および CLI はいずれも、ローカルマシンのみを管理するローカルクライアントです。これらのツールで表示できる情報は若干限定されており、1 台のシステムの視点からの情報 (利用可能なエンタイトルメントなど) のみが表示されるです。そのため、期限切れのサブスクリプションや、利用可能な数量のないサブスクリプション、または他のアーキテクチャー用のサブスクリプションは表示されません。
カスタマーポータルのサブスクリプション管理は グローバルな ツールで、サブスクリプションとシステムについて、組織全体の完全ビューを提供することを目的としています。カスタマーポータルのサブスクリプション管理は、システムの登録、サブスクリプションの割り当て、システム情報や UUID の表示など、ローカルツールのタスクを多数実行します。また、サブスクリプション自体の管理 (例: コントラクト情報の表示やサブスクリプションの更新) を行うこともできます。このようなタスクは、ローカルクライアントでは実行できません。
カスタマーポータルでの RHN サブスクリプション管理

図4 カスタマーポータルでの RHN サブスクリプション管理

注記

カスタマーポータルのサブスクリプション管理では、組織における全種類のシステムを、全体的に理解することができます。これは、サブスクリプションを計画して、効果的に割り当てるために重要なことです。ただし、システムにどの製品がインストールされているか、サブスクリプションがそうした製品に割り当てられているかどうかは 提供されません。カスタマーポータルで扱うのは、システム全体のステータスのみとなります。
インストールされている各製品のステータスについては、ローカルの Subscription Manager ツールを使用する必要があります。
カスタマーポータルのサブスクリプション管理は、RHN Classic で管理しているシステムおよびサブスクリプションを表示し、RHN Classic Web ツールへのアクセスを提供します。
組織全体の全サブスクリプション (購入したサブスクリプション及びそれらが割り振られたシステム) は https://access.redhat.com/ のアカウントページで確認できます。カスタマーポータルのサブスクリプション管理に関する詳しい情報は、https://access.redhat.com/site/documentation/Red_Hat_Subscription_Management/の『カスタマーポータルを使用したサブスクリプション管理』を参照してください。