カスタマーポータルを使用したサブスクリプション管理
カスタマーポータルでサブスクリプションおよびシステムの管理
概要
1. サブスクリプション管理とは

図1 カスタマーポータルのサブスクリプション管理
- 第一の理由は、ご使用のシステムの全製品に有効かつアクティブなサブスクリプションがあることを確認して、管理者が法的要件 (PCI-DSS、SAS-70 など) や内部規定を遵守できるようにすることです。
- 次は、ご使用のインフラストラクチャーに、数と種類が適切なソフトウェア製品を得ることができるようにすることです。ご使用の環境で実際に使用しているよりも 過剰に システムをサブスクライブしたり、余分なサブスクリプションを購入すると経費がかかります。使用しているサブスクリプションおよび使用可能なサブスクリプションを監視し、有効期限や更新をさらに効率的に管理することで、IT 経費を削減することができます。
- そして最後に、サブスクリプション管理は、ご使用のシステムがアクセスする必要のある製品を容易に把握して、適切なサブスクリプションが確実に割り当てられるようにします。
1.1. サブスクリプションのプロセス
- アカウントは、製品 に対する サブスクリプション を購入します。これにより、Red Hat の Content Delivery Network、エラータおよびパッチ、アップグレード、サポートがご利用になります。サブスクリプションは 数量 を定義します。数量とは、そのサブスクリプションによって、製品および全サポートサービスにアクセスできるシステムの数を意味します。
- サーバーは、サブスクリプション管理サービスの インベントリー に追加または 登録 されます。これは、サブスクリプションサービスが、サーバーを管理し、そのサブスクリプションを割り当てることができることを意味します。
- サブスクリプションはシステムに アタッチ し、システムが、その製品のサポートサービスおよびコンテンツを利用できるようになります。
subscription-manager はローカルマシンに制限されているため、インベントリー内の他のシステムを管理するのに使用することはできません)。
1.2. ホスト型サービスとオンプレミスサブスクリプション管理アプリケーション
1.3. カスタマーポータルのサブスクリプション管理と RHN Classic
注記
1.4. サブスクリプション関連用語のクイックリファレンス
- システム
- すべてのエンティティー (物理または仮想マシン) です。これは、サブスクリプションサービスのインベントリーにあり、割り当て可能なサブスクリプションを持っています。
- サブスクリプション
- サブスクリプションは、使用可能な製品、サポートレベル、製品がインストールできるサーバーの数量 (または数)、製品が使用可能なアーキテクチャー、製品を提供するコンテンツリポジトリー、および製品に関連するその他の情報を定義します。
- アタッチ
- サブスクリプションをシステムに割り当てることです。
- 使用状況
- 組織に利用可能なサブスクリプションの総数と、カスタマーポータルのサブスクリプション管理、RHN Classic などのサブスクリプション管理アプリケーションに割り当てられているサブスクリプションの総数です。
- 過度の使用
- 購入したよりも多くのサブスクリプションを割り当てている場合の組織のステータス。これは、インフラストラクチャーが、カスタマーポータルのサブスクリプション管理および RHN Classic の両方を使用してシステムを登録すると発生します。同じサブスクリプションプールから取り出していますが、集計が異なるからです。
- サービスレベルの設定
- インストール済み製品に対して使用するサービスレベルに基づいた設定。
- リリース設定
- 製品を制限し、特定のオペレーティングシステムのマイナーリリースにアップデートする設定。
- 組織またはサブスクリプション管理アプリケーションの組織
- サブスクリプションのサブセットを含むローカルの細分化。これは、IT 環境を反映するサブスクリプション構造を定義します。組織は、企業内の物理ロケーション、または組織の部門で調整できます。
- ホスト型
- オンプレミスアプリケーションではなく、Red Hat が提供するサブスクリプションおよびコンテンツサービス。
- 使用可能
- (その一部またはすべてが) システムに割り当てられていないサブスクリプション。
- カスタマーポータルのサブスクリプション管理
- ホスト型サブスクリプション管理サービス。このサービスでは、サブスクリプションは、チャンネルへのアクセスではなく、製品に基づいて管理 (され、発行した証明書により証明) されます。
- CDN
- Content Delivery Network のことです。
- チャンネル
- ソフトウェア製品を軸とした一連のパッケージ、関連製品のグループ、または製品のバージョンです。サブスクリプションを定義するチャンネルベースの方法は、RHN Classic によってのみ使用されます。
- 互換性
- システムのアーキテクチャーと一致する使用可能でアクティブなサブスクリプションです。
- ユニット
- すべてのエンティティー (物理マシン、仮想マシン、ドメイン、または人) です。これは、サブスクリプション管理サービスのインベントリーにあり、割り当て可能なサブスクリプションを持っています。
- コンテンツ
- ソフトウェアのダウンロードと更新です。
- コンテンツ配信ネットワーク (CDN)
- ソフトウェア、更新、パッケージを配信するための Red Hat ホスト型のコンテンツリポジトリーおよび技術です。
- エンタイトルメント証明書
- システムのサブスクリプションの一覧が含まれる証明書です。製品および数量に関する情報、コンテンツリポジトリー、ロール、さまざまな名前空間が含まれます。
- 識別証明書
- システムをサブスクリプション管理サービスに登録する際に、システムに発行される証明書です。この証明書を使用して、サブスクリプション管理サービスに対してシステムを認証し、特定します。
- インベントリー
- サブスクリプション管理サービスに登録しているユニット (システム、ドメイン、人、またはアプリケーション) の一覧、および組織が購入した (現在、期限切れ、今後の) サブスクリプションの一覧です。
- ライセンス
- ソフトウェアの使用方法を定める法的ステートメントです。Red Hat の製品は、GPLv2 でライセンスが供与されます。サブスクリプションは、ある製品が Red Hat のコンテンツストリームにより更新され、サポートを受ける回数 (または数量) を決定します。ただし、ソフトウェア製品をインストールまたは使用する機能は制限しません。
- 製品
- Red Hat Enterprise Linux または Directory Server のような個々のソフトウェア製品です。
- 製品証明書
- 製品をインストールした時点でシステムに生成されインストールされる証明書です。これには、製品がインストールされている特定のシステム (そのハードウェアやアーキテクチャーなど) の情報、製品名、バージョン、名前空間が含まれています。これにより、サブスクリプション管理サービスと CDN に対する固有の製品インストールを特定します。
- 登録する (動詞)
- サブスクリプション管理サービスのインベントリーに (物理または仮想) システムを追加することです。
- RHN Classic
- 従来の RHN システムです。今後数年間は使用できますが、段階的に廃止されていきます。
- ステータス
- システムにインストールされているすべての製品が、アクティブなサブスクリプションで完全にカバーされているかどうか。
- サブスクリプションマネージャー
- サブスクリプションの表示や割り当て、インベントリー内のシステム管理に使用する一連のツールです。Subscription Manager ツールは 2 つあります。
- ローカルシステムにインストールされ、そのローカルシステムを管理する Subscription Manager GUI です。これは
subscription-manager-guiを実行するか、 メニューで開きます。 - ローカルシステムにインストールされ、そのローカルシステムを管理する Subscription Manager CLI です。subscription-manager のコマンドを実行してさまざまな操作を行います。このツールは、キックスタートインストールなど、サブスクリプションのスクリプトの対話にも使用できます。
- サブスクリプション管理サービス
- バックエンドサーバーであり、システムのインベントリーを作成することで個々のシステムと対話します。コントラクト、数量、終了日などのサブスクリプションのインベントリーも管理します。これは、新しいシステムが登録される時、サブスクリプションを割り当てる時、製品がインストールされる時です。サブスクリプション管理サービスは変更を管理し、対応する証明書をシステムに発行して変更に印をつけます。サブスクリプション管理サービスは、ハードウェアやアーキテクチャーの制限など製品のルールも定義し、サブスクリプションの割り当てをサポートします。
- X.509 証明書
- 固有の証明書規格であり、SSL 通信および公開キーインフラストラクチャーに使用する証明書の形式を決定するために使用されます。これにより、RHN Classic システムで使用する Satellite 証明書の新しいサブスクリプション管理サービスによって使用される証明書を明示します。
2. カスタマーポータルのサブスクリプション管理のユーザーパーミッション

図2 サブスクリプション管理のパーミッション
3. サブスクリプションおよびシステム情報の概要の表示
3.1. 概要ページ
- アカウントの全 使用中サブスクリプション のビュー
- インベントリー内の全 システム のビュー
注記

図4 カスタマーポータルのサブスクリプション管理の概要ページ
3.2. サブスクリプションの使用
- アクティブかつ割り当て済みのサブスクリプションの数 (合計)
- カスタマーポータルのサブスクリプション管理で使用できるすべてのサブスクリプション
- 特定のシステムのアーキテクチャー、ソケット数、インストール済み製品、もしくはその他の特性と一致する、カスタマーポータルのサブスクリプション管理内のサブスクリプション

図5 全サブスクリプションサービスに対するサブスクリプションの合計
4. システムの管理
4.1. 新しいシステムの登録
- サブスクリプション タブを展開し、サブスクリプション管理 項目を開き、ユニット 項目を選択します。

- 表の上部で 登録 リンクをクリックします。

- 新しいシステムに情報を入力します。
システムが利用可能なサブスクリプションを確認するために、アーキテクチャーとハードウェアの情報が必要です。- エントリー名。通常はホスト名です。
- システムのタイプ。物理または仮想です。
- アーキテクチャー。互換性のあるサブスクリプションを決定するために使用します。
- ソケットの数。物理ソケットの数か、仮想マシンの場合は CPU の数になります。一部のサブスクリプションでは一定のソケット数がカバーされますが、大規模なシステムにはサブスクリプションが複数必要になる場合もあります。
- システムを作成したら、システムに適切なサブスクリプションをアタッチします。
- タブを開きます。

- リンクをクリックします。
- 割り当てるすべてのサブスクリプションのチェックボックスをクリックしてから、選択項目の追加 ボタンをクリックします。

- リンクをクリックして、各サブスクリプションのエンタイトルメント証明書をダウンロードします。このファイルは、フラッシュドライブなどのポータブルメディアに保存してください。
- オプションとして、 タブを開いて、ダウンロード ボタンをクリックします。登録したシステムの識別証明書は、システムがサブスクリプション管理サービスに接続するのに使用することができます。システムが完全にオフラインになる場合にはこの操作は不要ですが、システムをネットワークに接続する可能性がある場合は有用です。

- エンタイトルメント証明書をメディアデバイスからシステムにコピーします。
- エンタイトルメント証明書をインポートします。これを行うには、Subscription Manager UI の システム メニューで 項目を使用するか、以下のように
importコマンドを使用します。[root@server ~]# subscription-manager import / --certificate=/tmp/export/entitlement_certificates/596576341785244687.pem / --certificate=/tmp/export/entitlement_certificates/3195996649750311162.pem Successfully imported certificate 596576341785244687.pem Successfully imported certificate 3195996649750311162.pem - 識別証明書をダウンロードした場合は、
cert.pemファイルを直接/etc/pki/consumerディレクトリにコピーします。たとえば、以下のコマンドを実行します。[root@server ~]# cp /tmp/downloads/cert.pem /etc/pki/consumer
4.2. システムの一覧: インベントリーの表示

図7 サブスクリプション管理ページ

図8 システム一覧
4.3. システムの詳細: システム情報の表示

図9 システムの詳細

図10 システム情報
注記
4.4. システムおよびサブスクリプションのアクティブ化
- サブスクリプション タブを展開し、サブスクリプション エリアを開き、概要 項目を選択します。

- 要約 エリアの右上にある サブスクリプションをアクティブにする リンクをクリックします。

- サブスクリプションのアクティベート ページで、 16 桁のインストール番号を入力します。

- アクティブ化するウィザードを続行してください。
4.5. システムの削除
unregister コマンドを実行した場合と同じです。
- サブスクリプション タブを展開し、サブスクリプション エリアを開き、概要 項目を選択します。

- 右側の 使用率 エリアで、サブスクリプション管理 リンクをクリックします。

- サブスクリプション管理 ページでシステムタイプのリンクをクリックします。

- 削除するシステムの横のチェックボックスを選択します。

注記
一度に削除できるシステムは 5 台までです。
注記
4.6. システムの識別証明書の表示および再生成

図11 識別証明書の詳細
-----BEGIN CERTIFICATE----- MIIDdzCCAuCgAwIBAgIIASDVoX2P1a8wDQYJKoZIhvcNAQEFBQAwSzEqMCgGA1UE AxMhY2FuZGxlcGluMS5kZXZsYWIucGh4MS5yZWRoYXQuY29tMQswCQYDVQQGEwJV UzEQMA4GA1UEBxMHUmFsZWlnaDAeFw0xMTAzMDkxNTAxMDVaFw0xMjAzMDkxNTAx MDVaMC8xLTArBgNVBAMMJDdmY2Y2NjYwLTdkZDYtNDdjZi04ZjJjLTQ0NmJiMWE1 YWQyZjCCASIwDQYJKoZIhvcNAQEBBQADggEPADCCAQoCggEBAJA0wmfB9znYeZu2 lOCga8ERkKPHDZtBKJknT/L74U4+ZQb7wFfRhhqeAv38erEyH40o79iVZJAc0cnT pBdUYVN9ronv8vOFgdkqBdrjy4t7qq8ofI6dpj0U8fTaisU82WXBq1t41dn7OrJT vbRCa4ZCt3FMzTkthd1ZKniLgfvokeGr6gVnh4jEgoFuMPHxigXKPDBvn7R5mf0w vNM1m2/1OKMPI4u5ZLsN/XTyd4t3MSX25SFqobtkVABW7jVlRvyWuR7V6PxpzmTZ 7CjodUY+CVZrFIiL8s2pMkX38KCEXlUuH8DXymDxj4IAMSYC2SW7F7z2YQNTbAvK kcklWHECAwEAAaOB+zCB+DARBglghkgBhvhCAQEEBAMCBaAwCwYDVR0PBAQDAgSw MHsGA1UdIwR0MHKAFGiY1N2UtulxcMFy0j6gQGLTyo6CoU+kTTBLMSowKAYDVQQD EyFjYW5kbGVwaW4xLmRldmxhYi5waHgxLnJlZGhhdC5jb20xCzAJBgNVBAYTAlVT MRAwDgYDVQQHEwdSYWxlaWdoggkA1s54sVacN0EwHQYDVR0OBBYEFOP0p6JiVnQ2 SBmscyhvB1It2bjmMBMGA1UdJQQMMAoGCCsGAQUFBwMCMCUGA1UdEQQeMBykGjAY MRYwFAYDVQQDDA10ZXN0LXN5c3RlbS0xMA0GCSqGSIb3DQEBBQUAA4GBADOoBuca Jg244L6LLMw8ov32VK/kRCk9z8qcMA6y8+jL1yrfW//9Ig1BJiWKnrqln3eSNvf+ zouqNgaS4kvQeQf51lPVws++q3J9/q1i4WvJ4kDRN7HOtasf6KmSBpVM6dSDLrX3 nEZbvD0hT+2YVj/DJ7IXvQ9F3KXDkcwb4Lrh -----END CERTIFICATE-----
4.7. 登録したシステムのエラータ通知の管理
注記
- カスタマーポータルの右上隅にある、ログインユーザーの詳細を展開します。

- アカウント設定 リンクをクリックします。
- 設定のメインページで、Red Hat アカウント ボックスの真ん中にある アカウントの詳細 リンクをクリックします。

- 左側の 好みの設定 メニューにある、Errata Notifications リンクをクリックします。
- 更新を受け取るエラータタイプのチェックボックスを選択します。セキュリティーエラータは重大なセキュリティーの問題に関連し、バグ修正と機能強化の通知は製品への増分更新に関連します。

- エラータ通知を受け取る頻度を設定します。選択したすべてのタイプのエラータ通知に適用されます。
- ボタンをクリックします。
5. サブスクリプションの管理
5.1. サブスクリプションとシステムの関係
5.1.1. サブスクリプション、製品、システムとの対話
- 製品の数量 1 を、1 台のシステムを関連付けます (これが、最も一般的な関係になります)。
- 1 つの製品を制限し、これが特定の異なる製品と同じシステムにインストールできないようにします。
- システムを一貫性のあるサービスレベルに維持します。各サブスクリプションには、製品のサービスレベル (例: 標準またはプレミアム) に関する定義が含まれています。サブスクリプションのクライアントはまず、同じサービスレベルのサブスクリプションの割り当てを試みます (適用可能)。これは、システムのサポートレベルの一貫性を保持することが目的です。
- 仮想マシンが、ホストからサブスクリプションを継承できます。
- ホストが、データセンターデプロイメントにゲストを無制限に持てます。
- 1 つの「サブスクリプション」を複数のシステムに渡って使用することを許可します。これは、Red Hat クラウドインフラストラクチャーなどで利用できます。この場合、サブスクリプションを 1 つ購入すると、Red Hat Enterprise Linux、Red Hat OpenStack、Red Hat Virtualization、および Satellite 6 の 4 つの製品をカバーできます。そして、これらの各製品には独自のサブスクリプションがあり、スタックを作成するために様々なシステムで利用できます。
- 同じタイプのサブスクリプションをスタックまたは組み合わせて、システムを網羅します。
5.1.2. サブスクリプションの計算
- 1 つのサブスクリプションを使用する複数の製品 (Red Hat クラウドインフラストラクチャー)
- 継承可能なサブスクリプション
- 仮想ゲストを無制限に許可するデータセンターサブスクリプション (ホストだけが特定のサブスクリプションが必要)
5.2. システムへのサブスクリプションのアタッチ
注記
- サブスクリプションのサービスレベル
- サブスクリプション購入のコントラクト番号。記録の保持と追跡に重要です。
- そのサブスクリプションに対して使用できる数量。サブスクリプションはまとまった数量で購入します。この数は購入した総数のうちどれだけ残っているかを示しています。
- サブスクリプションの開始日と終了日。これにより、有効期限が切れるまで数日間しか有効でないサブスクリプション、または、まだアクティブでないサブスクリプションを割り当てることがないようにします。
注記
- 「システムの一覧: インベントリーの表示」にあるように、システムエントリーを開きます。
- タブを開きます。

- リンクをクリックします。
- アタッチするすべてのサブスクリプションのチェックボックスをクリックします。
通常、サブスクリプションはシステムと 互換性がある、すなわち、システムが認識したハードウェアとアーキテクチャー、設定 (サービスレベルまたはリリースバージョン) にサブスクリプションが適合する場合のみ表示されます。システムのハードウェアとは互換性がないサブスクリプションも含めた、すべてのサブスクリプションを表示するには、このシステムに一致するサブスクリプションのみを表示 チェックボックスのチェックマークを外します。 - 選択項目のアタッチ ボタンをクリックします。
5.3. サブスクリプションのアタッチ
5.3.1. システムの自動アタッチを有効化

図12 自動アタッチの切り替え
5.3.2. すべてのシステムで自動操作の開始

図13 すべてのシステムのアタッチ
5.4. サブスクリプションの自動アタッチの優先順位の設定
5.4.1. 推奨されるサービスレベルの設定
- プレミアム
- 標準
- なし (セルフサポート)
注記
注記
[root#server ~]# subscription-manager attach --auto --servicelevel Premium

図14 サービスレベルの優先準備
5.4.2. オペレーティングシステムのリリースバージョンの設定の表示
yum update を実行して次のバージョンに移行できるものではありません。

図15 オペレーティングシステムのリリースバージョンの設定
5.5. システムのサブスクリプションの表示

図16 サブスクリプションの詳細のリンク

図17 サブスクリプションの詳細
5.6. ステータスの確認

図18 サブスクリプションのステータス
- 緑色 は、すべての製品に有効なサブスクリプションがあることを意味します。
- 黄色 は、更新は有効ですが、一部の製品にアクティブなサブスクリプションがない可能性があることを意味します。
- 赤色 は、更新が無効であることを意味します。

図19 不明なサブスクリプションのステータス
5.7. システムからサブスクリプションの削除

5.8. 期限が切れたサブスクリプション、および期限切れになるサブスクリプションの管理

図20 サブスクリプションの概要
- アクティブなサブスクリプション をクリックすると、アクティブ タブに移動します。
- 120 日以内に期限切れになるサブスクリプション をクリックすると、更新可能 タブに移動します。
- 最近期限切れになったサブスクリプション をクリックすると、直近の期限切れ タブに移動します。

図21 直近の期限切れのタブ

図22 (期限切れになった) 製品の更新情報
5.9. サブスクリプションを過剰に使用している状態の解決
警告

図23 サブスクリプションの過度の使用

図24 システムの確認
注記
6. オンプレミスサブスクリプション管理アプリケーションの管理
6.1. アプリケーションの組織の登録
- サブスクリプション タブを展開し、サブスクリプション エリアを開き、概要 項目を選択します。

- 右側の 使用率 エリアで、サブスクリプション管理 リンクをクリックします。

- サブスクリプション管理アプリケーション 列で、登録 リンクをクリックします。

- 新しい組織に必要な情報を入力します。
- 組織の名前
- 組織のタイプ。選択肢は、アカウントで利用可能なサブスクリプションに基づいて提供されます。
- Subscription Asset Manager インスタンスのバージョン。選択肢は、アカウントで利用可能なサブスクリプションに基づいて提供されます。

注記
この名前は、オンプレミスアプリケーション内の組織名と対応するようにしてください。 - ボタンをクリックします。
6.2. サブスクリプション管理アプリケーションの一覧および詳細

図25 概要ページのサブスクリプション管理アプリケーション

図26 サブスクリプション管理アプリケーションインベントリーの表示
- エントリーの詳細ページにリンクしている組織名
- 組織に割り当てられているサブスクリプションの合計 (製品およびコントラクト全体)
- システムの UUID のような、組織の UUID

図27 組織の詳細
6.3. 組織へのサブスクリプションのアタッチ
6.3.1. マニフェスト
重要
manifest.zip
|
|- consumer_export.zip
|
|- export/
|
|- consumer_types/
|
|- entitlements/
|
|- entitlement_certificates/
|
|- products/
|
|- rules/
|
|- consumer.json
|
|- meta.jsonこの JSON ファイルには、アプリケーションの組織のエントリー情報 (UUID) と、マニフェストの情報 (バージョンおよび作成日) が含まれています。
consumer_types/ には、サポートされているアプリケーションの各タイプに対して、JSON ファイルが 1 つずつ含まれています。JSON ファイルには、アタッチしているサブスクリプションのタイプが示されています。たとえば、Subscription Asset Manager の場合は、sam.json の manifest 値が true になります。
{"id":"5","label":"sam","manifest":true}
entitlements/ には、アプリケーション組織に割り当てられる各サブスクリプションの JSON ファイルが含まれています。各フィールドの名前は、UUID.json と呼ばれています。
...
{"id":"8a878dcd3520d43501353f6f98f911e9","productName":"Red Hat Enterprise Linux Server","productId":"69","updated":"2012-02-02T18:59:32.000+0000","created":"2012-02-02T18:59:32.000+0000"}],"endDate":"2012-10-13T03:59:59.000+0000","quantity":50,"productName":"Red Hat Enterprise Linux Server, Premium (4 sockets) (Up to 4 guests)","contractNumber":"2625891","accountNumber":"1506376","productId":"RH0153936","subscriptionId":"2267347","consumed":31,"exported":30,"sourceEntitlement":null,"activeSubscription":true,"restrictedToUsername":null,"productAttributes":[{"productId":"RH0153936","name":"support_type","value":"L1-L3","id":"8a878dcd3520d43501353f6f98f811de","updated":"2012-02-02T18:59:32.000+0000","created":"2012-02-02T18:59:32.000+0000"}
...
entitlement_certificates/ には、Base64 エンコードされた BLOB のエンタイトルメント証明書がある PEM ファイルが各サブスクリプションに含まれています。
products/ には、サブスクリプションに同梱される各製品の JSON ファイルが含まれています。これには、サポートされているバージョン、コンテンツセット、依存関係、およびリポジトリーに関する詳しい情報、その他の製品固有 (必ずしもサブスクリプション固有ではない) の情報が含まれています。
...
{"name":"Red Hat Enterprise Linux Server","id":"69","attributes":[{"name":"type","value":"SVC"},{"name":"arch","value":"i386,ia64,x86_64"},{"name":"name","value":"Red Hat Enterprise Linux Server"}],"multiplier":1,"href":"/products/69","productContent":[{"content":{"name":"Red Hat Enterprise Linux 5 Server Beta (Source ISOs)","id":"861","type":"file","vendor":"Red Hat","modifiedProductIds":[],"contentUrl":"/content/beta/rhel/server/5/$releasever/$basearch/source/iso","label":"rhel-5-server-beta-source-isos","gpgUrl":"http://","metadataExpire":86400,"requiredTags":"rhel-5-server"},"enabled":false}
...
rules/ には、JavaScript ファイルが 1 つ含まれ、バックエンドの Red Hat サブスクリプション管理サービスとやりとりするためにアプリケーションが使用する関数を設定します。
6.3.2. 組織へのサブスクリプションのアタッチ
- サブスクリプション タブを展開し、サブスクリプション エリアを開き、概要 項目を選択します。

- 右側の 使用率 エリアで、サブスクリプション管理 リンクをクリックします。

- サブスクリプション管理アプリケーション 列で、組織のタイプをクリックします。
- アプリケーションインベントリーで組織の名前をクリックします。

- タブを開きます。

- リンクをクリックして、サブスクリプションを選択するウィンドウを開きます。
- 割り当てるサブスクリプションの横にあるチェックボックスを選択して、数量 列でアプリケーション組織の合計を設定します。
使用可能なサブスクリプションの一覧には、3 つの重要な情報が表示されます。- サブスクリプション購入のコントラクト番号。記録の保持と追跡に重要です。
- そのサブスクリプションに対してまだ使用できる数量。サブスクリプションはまとまった数量で購入します。この数は、購入した総数のうちどれだけ残っているかを示しています。
- サブスクリプションの開始日と終了日。これにより、有効期限が切れるまで数日間しか有効でないサブスクリプション、または、まだアクティブでないサブスクリプションを割り当てることがないようにします。おそらく、組織に割り当てられているサブスクリプションの終了日はそれぞれ異なるため、マニフェストを更新せずにサブスクリプションを更新した方が簡単です。
注記
数量は、コントラクトで使用可能なサブスクリプション数の合計に設定されています。他のユニットおよびサブスクリプション管理アプリケーション間で、サブスクリプションを適切に割り振ることができるように、1 つのアプリケーション組織に割り当てられているサブスクリプションの数に注意してください。 - 左下隅の ボタンをクリックしてください。
6.3.3. マニフェストをダウンロードする
manifest.zip アーカイブがローカルのファイルシステムに保存され、Subscription Asset Manager または Satellite 6 にアップロードできるようになります。

図28 アプリケーション組織のマニフェストのダウンロード
6.3.4. マニフェストの更新とサブスクリプションの変更
重要
- サブスクリプション タブを展開し、サブスクリプション エリアを開き、概要 項目を選択します。

- 右側の 使用率 エリアで、サブスクリプション管理 リンクをクリックします。
- サブスクリプション管理アプリケーション 列で、組織のタイプをクリックします。
- アプリケーションインベントリーで組織の名前をクリックします。
- タブを開きます。
- 更新する以前のサブスクリプションを削除する必要があります。そのサブスクリプションのチェックボックスを選択し、選択項目の削除 ボタンをクリックします。サブスクリプション管理アプリケーションの組織に割り当てているサブスクリプション数量を直接変更することはできません。割り当てているサブスクリプションに追加または削除する場合は、元の割り当てを削除して、新しい数量でサブスクリプションを割り当てる必要があります。たとえば、使用しているサブスクリプションブロックの数量が 30 で、35 に増やす必要がある場合は、現在のブロックを削除して、数量が 35 の新しいブロックを追加できます。これにより、数量が 35 のサブスクリプションが 1 つになります。もしくは、数量 5 の新しいブロックを追加して、数量が 30 のサブスクリプションが 1 つ、そして数量が 5 のサブスクリプションが 1 つの、合計 2 つのサブスクリプションエントリーを持つこともできます。
- 「組織へのサブスクリプションのアタッチ」に従って、新しいサブスクリプションを追加します。
- 「マニフェストをダウンロードする」に従って、 ボタンをクリックし、更新したマニフェストを保存します。
- 更新したマニフェストを、オンプレミスアプリケーションにアップロードします。
7. ハイパーバイザーおよび仮想ホストの管理
重要
7.1. サポート対象のハイパーバイザー
virt-who プロセスは、異なるいくつかのハイパーバイザーで、ゲストを検出して関連付けられます。
- Red Hat Enterprise Virtualization Manager (KVM)
- Xen
- HyperV
- VMware ESX / ESX(i)
7.2. ホストおよびゲストの関連付け
virt-who コマンドの実行時に、libvirt プロセスによって行われます。
- 新しいゲストインスタンスを検出するために、適切な仮想検出プロセスを定期的に実行する必要があります。
- ハイパーバイザーおよびゲストシステムは、同じサブスクリプションサービスに登録する必要があります (つまり、カスタマーポータルのサブスクリプション管理にすべて登録する必要があります)。
- ハイパーバイザーは、仮想サブスクリプションまたは継承可能なサブスクリプションを含むものにサブスクリプションをアタッチする必要があります。
7.3. KVM または Xen ハイパーバイザーとして設定
virt-whoパッケージをインストールします。[root@server ~]# yum install virt-who
これにより、サブスクリプション管理に対して Red Hat Subscription Manager および Subscription Asset Manager が使用できるゲストとホストのマッピングを確立するホストの一覧が作成されます。- 次に、カスタマーポータルにエントリーを作成します。
- サブスクリプション タブを展開し、サブスクリプション管理 項目を開き、ユニット 項目を選択します。

- 表の上部で 登録 リンクをクリックします。

- 新しいハイパーバイザーの名前を入力します。

- ボタンをクリックします。
7.4. VMware Hypervisor の設定
注記
virt-who パッケージは、Red Hat Enterprise Linux に利用可能なホストとゲストのマッピングを作成します。VMware 環境では、VMware ハイパーバイザーに接続する virt-who プロセスを実行するために、Red Hat Enterprise Linux システムが利用可能である必要があります。
- カスタマーポータルにハイパーバイザーエントリーを作成します。
- サブスクリプション タブを展開し、サブスクリプション管理 項目を開き、ユニット 項目を選択します。

- 表の上部で 登録 リンクをクリックします。

- 新しいハイパーバイザーの名前を入力します。

- ボタンをクリックします。
- Red Hat Enterprise Linux システムに
virt-whoパッケージをインストールします。[root@server ~]# yum install virt-who
virt-who設定ファイル (/etc/sysconfig/virt-who) を開き、サブスクリプションサービスに必要な情報を設定します。- ESX モードを有効にし、環境を
Libraryに設定します。VIRTWHO_ESX=1 VIRTWHO_ESX_ENV=Library
- サブスクリプションの所有者を指定します。これは、組織の ID である必要があります。以下は例となります。
VIRTWHO_ESX_OWNER=6340056
複数の組織が存在する場合は、組織に対して、ポータルエントリーで組織 ID が利用可能である必要があります。(単一の組織がある) カスタマーポータルで登録されている場合、またはその組織にすでに別のシステムが登録されている場合は、subscription-manager orgsコマンドを使用して、その ID が利用可能になっています。 - vCenter サーバーのホスト名または IP アドレスを設定します。
VIRTWHO_ESX_SERVER=vcenter.example.com
- vCenter サーバーの接続時に使用するユーザー名とパスワードを指定します。
VIRTWHO_ESX_USERNAME=admin VIRTWHO_ESX_PASSWORD=secret
- 設定ファイルに加えた変更を保存します。
virt-whoサービスを開始して、ホストとゲストのデータをすべて収集しはじめます。[root@vmware-server ~]# service virt-who start
データは、/var/lib/virt-who/hypervisor-systemid-UUIDファイルに追加されます。chkconfigコマンドでvirt-whoサービスを設定し、システムの開始時に自動的に開始するようにします。[root@vmware-server ~]# chkconfig virt-who on
7.5. ゲストインスタンスの登録
注記
virt-who プロセスで実行して、virt-who プロセスが物理ホストにゲストをマッピングしているのを確認し、システムが仮想システムとして適切に登録されるようにします。登録されない場合は、仮想インスタンスは物理インスタンスとして処理されます。
7.6. 仮想ホストおよびゲストへのサブスクリプションのアタッチ
7.7. データセンターの作成
virt-who プロセスを実行する Red Hat Enterprise Linux システムが 1 台必要になるだけです。
- 「KVM または Xen ハイパーバイザーとして設定」または「VMware Hypervisor の設定」の説明に従って、ホストまたはハイパーバイザーを設定します。
- ハイパーバイザーエントリーに、データセンターサブスクリプションをアタッチします。サブスクリプションの名前は Red Hat Enterprise Linux for Virtual Datacenters ... System:Physical です。
- 「ゲストインスタンスの登録」に記載されているとおりに、ホストまたはハイパーバイザーにすべてのゲストを登録します。
注記
A. 改訂履歴
| 改訂履歴 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 改訂 4-9.2 | Tue Jul 3 2018 | |||||
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| 改訂 4-9.1 | Tue Jul 3 2018 | |||||
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| 改訂 4-9 | April 13, 2014 | |||||
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| 改訂 4-5 | October 1, 2013 | |||||
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| 改訂 3-0 | January 8, 2013 | |||||
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| 改訂 2-2 | July 12, 2012 | |||||
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| 改訂 2-0 | June 13, 2012 | |||||
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| 改訂 1-0 | February 8, 2012 | |||||
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| 改訂 0-3 | August 31, 2011 | |||||
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| 改訂 0-2 | July 1, 2011 | |||||
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| 改訂 0-1 | June 16, 2011 | |||||
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| 改訂 0-0 | March 18, 2011 | |||||
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