12.3. Perl
12.3.1. 詳細
rhscl/perl-530-rhel7 イメージは、アプリケーションをビルドして実行する Perl 5.30 プラットフォームを提供します。Perl Web アプリケーションをデプロイするための mod_perl
を使用する Apache httpd 2.4
と、npm
を使用した Node.js
が事前にインストールされます。
これらのイメージは、Perl Web Server Gateway Interface (PSGI) アプリケーションのデプロイメントもサポートします。
12.3.2. アクセス
rhscl/perl-530-rhel7 イメージをプルするには、root で以下のコマンドを実行します。
# podman pull registry.redhat.io/rhscl/perl-530-rhel7
12.3.3. 設定
環境変数を設定するには、ソースコードリポジトリー内の .s2i/environment
ファイルにキーと値のペアとして配置できます。
変数名 | 説明 | デフォルト |
---|---|---|
| 指定したすべての cpan パッケージのインストールと、そのテストの実行を許可します。 |
|
| 依存関係をインストールするために cpanminus によって使用されるミラー URL を指定します。 | デフォルトでは URL が指定されていません。 |
| 変更した Perl モジュールの自動読み込みを有効にします。 |
|
| StartServers ディレクティブは、起動時に作成された子サーバープロセスの数を設定します。 |
|
| Apache によって処理される同時リクエストの数 |
|
| PSGI アプリケーションファイルへの相対パスを指定します。空の値を使用して PSGI auto-configuration を無効にします。 | 存在する場合は、最上位ディレクトリーに単一の *.psgi ファイル |
| PSGI アプリケーションによって処理される URI パスを指定します。 |
|
Comprehensive Perl Archive Network (CPAN) から追加の Perl モジュールをインストールするには、アプリケーションソースのルートディレクトリーに cpanfile
を作成します。このファイルは、Module-CPANFile CPAN ディストリビューションで定義されている cpanfile
形式に準拠する必要があります。cpanfile 形式の詳細は、cpanfile のドキュメント を参照してください。
Apache httpd
の動作を変更するには、必要に応じて .htaccess
ファイルをアプリケーションソースツリーから削除します。.htaccess
の詳細は Apache HTTP Server Tutorial を参照してください。