3.10. Software Collection logrotate サポート

Software Collection または Software Collection に関連付けられたアプリケーションを使用して、logrotate プログラムでログファイルを管理できます。

手順3.9 logrotate でログファイルの管理

  1. logrotate を使用してログファイルを管理するには、logrotate ジョブ /etc/logrotate.d/ のシステムディレクトリーに、Software Collection のカスタム logrotate ファイルを置きます。
    たとえば、以下のファイルを作成します。 
    %{?scl_prefix}logrotate
  2. logrotate ファイルの内容が、以下のように標準の logrotate ファイル形式に準拠することを確認します。 
    /opt/provider/software_collection/var/log/your_application_name.log {
      missingok
      notifempty
      size 30k
      yearly
      create 0600 root root
  }
  3. このファイルを Software Collection パッケージの spec ファイルに追加します。 
    SOURCE2: %{?scl_prefix}logrotate
  4. Software Collection パッケージの spec ファイルの %install セクションを調整して、システムディレクトリー /etc/logrotate.d/ にインストールします。 
    %install
install -p -c -m 644 %{SOURCE2} $RPM_BUILD_ROOT%{?scl:%_root_sysconfdir}%{!?scl:%_sysconfdir}/logrotate.d/