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4.4. SSSD および FreeIPA Identity Management の統合

Red Hat Single Sign-On には、SSSD (System Security Services Daemon) プラグインが含まれます。SSSD は Fedora および Red Hat Enterprise Linux (RHEL) に含まれており、複数の ID プロバイダーおよび認証プロバイダーへのアクセスを提供します。SSSD は、フェイルオーバーやオフラインサポートなどの利点も提供します。詳細は、Red Hat Enterprise Linux Identity Management のドキュメントを参照してください。

SSSD は、認証とアクセス制御を提供する FreeIPA アイデンティティー管理 (IdM) サーバーとも統合します。この統合により、Red Hat Single Sign-On は特権のあるアクセス管理 (PAM) サービスに対して認証し、SSSD からユーザーデータを取得できます。Linux 環境における Red Hat Identity Management の使用に関する詳細は、Red Hat Enterprise Linux Identity Management のドキュメント を参照してください。

keycloak sssd freeipa integration overview

Red Hat Single Sign-On および SSSD は、読み取り専用の D-Bus インターフェースを介して通信します。このため、ユーザーのプロビジョニングおよび更新方法は、FreeIPA/IdM 管理インターフェースを使用する方法です。デフォルトでは、インターフェースはユーザー名、メール、名、および姓をインポートします。

注記

Red Hat Single Sign-On は、グループおよびロールを自動的に登録しますが、同期しません。Red Hat Single Sign-On の Red Hat Single Sign-On 管理者による変更は SSSD と同期しません。

4.4.1. freeipa/IdM サーバー

FreeIPA Docker イメージは、Docker Hub で入手できます。FreeIPA サーバーを設定するには、FreeIPA のドキュメントを参照してください。

手順

  1. 以下のコマンドを使用して FreeIPA サーバーを実行します。

     docker run --name freeipa-server-container -it \
     -h server.freeipa.local -e PASSWORD=YOUR_PASSWORD \
     -v /sys/fs/cgroup:/sys/fs/cgroup:ro \
     -v /var/lib/ipa-data:/data:Z freeipa/freeipa-server

    server.freeipa.local のパラメーター -h は FreeIPA/IdM サーバーのホスト名を表します。YOUR_PASSWORD を独自のパスワードに変更します。

  2. コンテナーが起動したら、/etc/hosts ファイルを以下のように変更します。

    x.x.x.x     server.freeipa.local

    この変更を加えない場合は、DNS サーバーを設定する必要があります。

  3. 以下のコマンドを使用して、SSSD フェデレーションプロバイダーが Red Hat Single Sign-On で開始および実行されるように、IPA ドメインに Linux サーバーを登録します。

     ipa-client-install --mkhomedir -p admin -w password
  4. クライアントで以下のコマンドを実行して、インストールが機能していることを確認します。

     kinit admin
  5. パスワードを入力します。
  6. 以下のコマンドを使用して IPA サーバーにユーザーを追加します。

    $ ipa user-add <username> --first=<first name> --last=<surname> --email=<email address> --phone=<telephoneNumber> --street=<street> \      --city=<city> --state=<state> --postalcode=<postal code> --password
  7. kinit を使用してユーザーのパスワードを強制的に設定します。

     kinit <username>
  8. 以下のコマンドを入力して通常の IPA 操作を復元します。

    kdestroy -A
    kinit admin