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5.12.3. 属性の管理
Attributes
サブタブで、ユーザープロファイルに関連する属性を作成、編集、および削除できます。
新しい属性を定義してユーザープロファイルに関連付けるには、属性一覧の右上にある Create
ボタンをクリックします。
属性設定
属性の設定時に、以下の設定を定義できます。
- 名前
- 属性の名前。
- 表示名
- 属性のユーザーフレンドリーな名前。主にユーザーに表示されるフォームをレンダリングする場合に使用されます。これは国際化をサポートするため、メッセージバンドルから値をロードできるようにします。
- 属性グループ
- 属性が属する属性グループ (ある場合)。
- スコープを指定した場合に有効化
- 属性を動的に有効化するためにスコープのリストを定義します。設定されていない場合、属性は常に有効になり、ユーザーに表示されるフォームをレンダリングする際に、ユーザープロファイルの管理時に常にその制約が強制されます。そうしないと、リスト内のスコープのいずれかがクライアントによって要求される場合にのみ、同じ制約が適用されます。
- 必須
- 必要に応じて属性を設定します。有効でなければ、属性は任意です。それ以外の場合は、ユーザーおよび管理者が属性を提供する必要があります。また、必須の属性も、クライアントが必要とするスコープをベースにする必要があります。
- パーミッション
- このセクションでは、ユーザーおよび管理者の読み取りおよび書き込みパーミッションを定義できます。
- 検証
- 本セクションでは、属性値を管理する際に実行される検証を定義できます。Red Hat Single Sign-On は、独自の追加の可能性から選択できる組み込みバリデーターのセットを提供します。
- アノテーション
- このセクションでは、アノテーションを属性に関連付けることができます。アノテーションは、レンダリングの目的で追加のメタデータをフロントエンドに渡すのに役立ちます。
5.12.3.1. パーミッションの管理
Permission
セクションで、アクセスユーザーおよび管理者が属性の読み書きレベルを定義できます。
属性パーミッション
そのためには、以下の設定を使用できます。
- ユーザー表示可能か?
- 有効にすると、属性を表示できます。それ以外の場合は、ユーザーは属性にアクセスできません。
- ユーザーを編集可能か?
- 有効にすると、ユーザーは属性を表示および編集できます。それ以外の場合は、ユーザーは属性への書き込み権限がありません。
- 管理者ビューはどれですか?
- 有効にすると、管理者は属性を表示できます。それ以外の場合は、管理者は属性にアクセスできません。
- 管理者を編集可能か?
- 有効にすると、管理者は属性を表示および編集できます。それ以外の場合は、管理者は属性への書き込み権限がありません。
属性を作成すると、属性にパーミッションが設定されません。実質的には、ユーザーまたは管理者にも属性はアクセスできません。属性を作成したら、ターゲット対象者のみが属性を表示できるように、パーミッションを設定します。
パーミッションには、属性の管理方法とユーザーに表示される形式で属性の管理方法に直接影響があります。
たとえば、ユーザーが属性を表示可能とすると、管理コンソールを介してユーザーを管理する場合 (ユーザー API からも)、管理者は属性にアクセスできません。また、プロファイルの更新時には属性を変更できません。ユーザー属性が既存のアイデンティティーストア (フェデレーション) から取得され、ソースアイデンティティーストア以外の属性を更新せずに属性をユーザーに表示される場合に、興味のある設定。
同様に、ユーザーの読み取り専用アクセスを持つ管理者に対してのみ、属性を書き込み可能としてマークすることもできます。この場合、属性の管理は管理者のみが許可されます。
プライバシーの要件によっては、管理者にもアクセスできるが、ユーザーの読み取り/書き込みパーミッションで属性にアクセスすることが望ましい場合があります。
ユーザープロファイル設定に新しい属性を追加する場合は必ず、適切なパーミッションを設定してください。