3.6. レルムへのメールの設定

Red Hat Single Sign-On は、電子メールをユーザーに送信し、パスワードの取得時、または管理者がサーバーイベントに関する通知を受け取る必要がある場合に、メールアドレスを確認します。Red Hat Single Sign-On がメールを送信できるようにするには、Red Hat Single Sign-On に SMTP サーバー設定を提供します。

手順

  1. メニューで Realm Settings をクリックします。
  2. Email タブをクリックします。

    Email tab

    Email Tab

  3. フィールドに入力し、必要に応じてスイッチを切り替えます。

    Host
    ホストは、電子メールの送信に使用される SMTP サーバーのホスト名を示します。
    Port
    Port は SMTP サーバーポートを示します。
    From
    from は、送信メールに From SMTP ヘッダーに使用されるアドレスを示します。
    From Display Name
    ディスプレイ名 から、ユーザーフレンドリーなメールアドレスエイリアス (オプション) を設定できます。設定されていない場合、プレーン From のメールアドレスが電子メールクライアントに表示されます。
    Reply To
    Reply To は、送信メールの Reply-To SMTP-Header に使用されるアドレス (任意) を示します。設定されていない場合、プレーン From メールアドレスが使用されます。
    Reply To Display Name
    ディスプレイ名への返信 により、ユーザーフレンドリーなメールアドレスエイリアス (オプション) を設定できます。設定しない場合には、プレーンな Reply To のメールアドレスが表示されます。
    Envelope From
    From は、送信メールの Return-Path Header に使用される Bounce Address アドレスを示します (任意)。
    SSL の有効化および StartTSL の有効化
    これらのスイッチの 1 つを オン に切り替えることで、特に SMTP サーバーが外部ネットワーク上にある場合は、ユーザー名とパスワードを回復するための電子メールの送信をサポートします。多くの場合、ポート を SSL/TLS のデフォルトポートである 465 に変更する必要がございます。
    認証の有効化
    SMTP サーバーで認証が必要な場合は、このスイッチを ON に設定します。プロンプトが表示されたら、Username および Password を指定します。Password フィールドの値は、外部 vault からの値を参照できます。