第2章 レルムおよびユーザーの作成
Red Hat Single Sign-On 管理コンソールの最初の使い方は、レルムを作成し、そのレルムでユーザーを作成します。そのユーザーを使用して、新しいレルムにログインし、すべてのユーザーがアクセス可能な組み込みアカウントコンソールにアクセスします。
2.1. レルムとユーザー
管理コンソールにログインすると、レルムで作業します。このレルムは、オブジェクトを管理するスペースになります。以下のレルムには 2 つのタイプがあります。
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Master レルム
- このレルムは、Red Hat Single Sign-On の初回起動時に作成されました。これには、初回ログイン時に作成した管理者アカウントが含まれます。このレルムを使用して他のレルムのみを作成します。 -
他のレルム
- これらのレルムは、マスターレルムで管理者により作成されます。これらのレルムでは、管理者はユーザーとアプリケーションを作成します。アプリケーションはユーザーが所有します。