11.5. VMware vSphere の詳細のコンピュートプロファイルへの追加
VMware vSphere の仮想マシンの特定のハードウェア設定を事前に定義することができます。これは、これらのハードウェア設定をコンピュートプロファイルに追加することで実行できます。
手順
VMware vSphere の詳細をコンピュートプロファイルに追加するには、以下の手順を行います。
- Satellite Web UI で インフラストラクチャー > コンピュートプロファイル に移動して、コンピュートプロファイルのウィンドウで vSphere 接続の名前をクリックします。
- CPU フィールドには、新規ホストに割り当てる CPU の数を入力します。
- 1 ソケットあたりのコア数 フィールドには各 CPU に割り当てるコアの数を入力します。
- メモリー フィールドには、新規ホストに割り当てるメモリーの容量を入力します。
- クラスター フィールドには、VMware 環境のターゲットホストクラスター名を入力します。
- リソースプール リストから、ホストに対して利用可能なリソース割り当てを選択します。
- フォルダー フィールドには、ホストを整理するためのフォルダーを入力します。
- ゲスト OS リストから、VMware vSphere で使用するオペレーティングシステムを選択します。
- SCSI コントローラー リストから、ホストのディスクアクセスの方法を選択します。
- 仮想ハードウェアのバージョン リストから、仮想マシンに使用する基礎となる VMware ハードウェアの抽象化を定義します。
- 仮想マシンの電源をオンにしたままリソースを追加するには、メモリーホット追加 または CPU ホット追加 のチェックボックスを選択します。
- イメージ リストから、イメージベースのプロビジョニングを実行する場合には、使用するイメージを選択します。
- ネットワークインターフェイス リストから、ホストのネットワークインターフェイスのネットワークパラメーターを選択します。ネットワークインターフェイスは、複数作成することができますが、少なくとも 1 つのインターフェイスが Capsule で管理されるネットワークを参照している必要があります。
- Eager Zero シックプロビジョニングを使用する必要がある場合は、Eager Zero チェックボックスを選択します。これにチェックを付けない場合は、ディスクは Lazy Zero シックプロビジョニングを使用します。
- 送信 をクリックしてコンピュートプロファイルを保存します。
CLI をご利用の場合
以下のコマンドを実行してコンピュートプロファイルを作成します。
# hammer compute-profile create --name "VMWare CP"
コンピュートプロファイルの値を追加するには、以下のコマンドを入力します。
# hammer compute-profile values create --compute-profile "VMWare CP" \ --compute-resource "My_vSphere" \ --interface "compute_type=VirtualE1000,compute_network=mynetwork \ --volume "size_gb=20G,datastore=Data,name=myharddisk,thin=true" \ --compute-attributes "cpus=1,corespersocket=2,memory_mb=1024,cluster=MyCluster,path=MyVMs,start=true"