14.2. Satellite Server への Amazon EC2 接続の追加

この手順を使用して、Satellite Server のコンピュートリソースに Amazon EC2 接続を追加します。

時間設定および Amazon Web Services

Amazon Web Services は、認証プロセスの一環として時間の設定を使用します。Satellite Server の時間が正しく同期されていることを確認します。さらに、ntpd または chronyd などの NTP サービスが Satellite Server で正しく実行されていることを確認します。Amazon Web Services に正しい時間を指定できないと、認証に失敗する可能性があります。

Satellite での時間の同期に関する詳細は、オンラインネットワークからの Satellite Server のインストールchronyd とシステムクロックの同期 を参照してください。

手順

Amazon EC2 接続を追加するには、以下の手順を実行します。

  1. Satellite Web UI で インフラストラクチャー > コンピュートリソース に移動して、コンピュートリソースのウィンドウで コンピュートリソースの作成 をクリックします。
  2. 名前 フィールドには、Amazon EC2 コンピュートリソースを識別するための名前を入力します。
  3. プロバイダー の一覧から EC2 を選択します。
  4. 説明 フィールドには、今後使用する時にリソースを特定できるように名前を入力します。
  5. オプション: HTTP プロキシー リストから、HTTP プロキシーを選択して、外部の API サービスに接続します。HTTP プロキシーを Satellite に追加してから、リストからプロキシーを選択する必要があります。詳細は、「コンピュートリソースと HTTP プロキシーとの連携」 を参照してください。
  6. アクセスキーシークレットキー フィールドで、Amazon EC2 アカウントのアクセスキーを入力します。詳細情報は、Amazon ドキュメントの Web サイトで Managing Access Keys for your AWS Account を参照してください。
  7. オプション: リージョンのロード (Load Regions) ボタンをクリックして リージョン リストにデータを入力します。
  8. リージョン リストから、使用する Amazon EC2 リージョンとデータセンターを選択します。
  9. ロケーション タブをクリックして、使用するロケーションが選択されていることを確認します。あるいは、別のロケーションを追加します。
  10. 組織 タブをクリックして、使用する組織が選択されていることを確認します。あるいは、別のロケーションを追加します。
  11. 送信 をクリックして Amazon EC2 接続を保存します。
  12. 新規コンピュートリソースを選択して、SSH キー タブをクリックし、ダウンロード をクリックして、SSH 認証に使用するために SSH キーのコピーを保存します。BZ1793138 が解決するまで、Amazon EC2 コンピュートリソースのコピーの作成直後に SSH キーのコピーをダウンロードします。後で SSH キーが必要な場合には、「SSH での Amazon EC2 インスタンスへの接続」 の手順を実行してください。

CLI をご利用の場合

hammer compute-resource create コマンドで接続を作成します。--user および --password オプションを使用して、アクセスキーとシークレットキーをそれぞれ追加します。

# hammer compute-resource create --name "My_EC2" --provider "EC2" \
--description "Amazon EC2 Public Cloud` --user "user_name" \
--password "secret_key" --region "us-east-1" --locations "New York" \
--organizations "My_Organization"