7.2. 外部データベースを使用する Satellite Server

Satellite のインストール時に、satellite-installer コマンドで Satellite のインストール先の同じサーバーにデータベースを作成します。要件によっては、外部データベースに移行することで、Satellite の作業メモリーが増え、データベースの操作要求への対応時間が短縮される可能性があります。また、外部データベースに移行することで、負荷を分散し、パフォーマンスチューニングの容量を増やすことができます。

以下のシナリオで Satellite のデプロイメントを使用する予定の場合は、外部データベースの使用をご検討ください。

  • リモート実行タスクが頻繁に行われる場合。このような場合には、PostgreSQL に大量のレコードが作成され、データベースの負荷が高くなります。
  • リポジトリーの同期やコンテンツビューの公開が頻繁に行われ、ディスクの I/O ワークロードが多い場合。このような場合には、Satellite はジョブ毎に PostgreSQL にレコードを作成します。
  • ホストの容量が多い場合
  • 同期したコンテンツの容量が多い場合

外部データベースの使用に関する詳細は、オンラインネットワークからの Satellite Server のインストールSatellite での外部データベースの使用 を参照してください。