第2章 Satellite Server のインストール
Satellite Server に使用予定のホストがオフライン環境にある場合には、外部のコンピューターを使用してパッケージの ISO イメージをダウンロードし、Satellite Server のインストール先にパッケージをコピーし、Satellite Server をインストールします。他の状況では、ISO イメージに最新の更新、バグ修正、機能が含まれていない可能性があるので、この手法は推奨していません。
以下の手順を使用して、Satellite Server をインストールし、初期設定を実行して、サブスクリプションマニフェストをインポートします。
作業を進める前に、使用している環境に適切なマニフェストを確認します。マニフェストに関する詳細はコンテンツ管理ガイドの サブスクリプションの管理 を参照してください。
注記
Satellite Server に自己登録することはできません。
2.1. バイナリー DVD イメージのダウンロード
以下の手順を使用して、Red Hat Enterprise Linux Server と Red Hat Satellite をダウンロードします。
手順
- Red Hat カスタマーポータル に移動し、ログインします。
- ダウンロード をクリックします。
- Red Hat Enterprise Linux を選択します。
製品とバージョンがご使用の環境に適切であることを確認します。
- Product Variant (製品のバリアント) は Red Hat Enterprise Linux Server に設定します。
- Version (バージョン) は、ベースオペレーティングシステムとして使用する予定の製品の最新マイナーバージョンに設定します。
- Architecture (アーキテクチャー) は 64 ビットバージョンに設定します。
- Product Software (製品ソフトウェア) タブで、最新の Red Hat Enterprise Linux Server バージョン向けのバイナリー DVD イメージをダウンロードします。
- DOWNLOADS (ダウンロード) をクリックし、Red Hat Satellite を選択します。
製品とバージョンがご使用の環境に適切であることを確認します。
- Product Variant (製品のバリアント) は Red Hat Satellite に設定します。
- Version (バージョン) は、ベースオペレーティングシステムとして使用する予定の製品の最新マイナーバージョンに設定します。
- Architecture (アーキテクチャー) は 64 ビットバージョンに設定します。
- Product Software (製品ソフトウェア) タブで、最新の Red Hat Satellite バージョン向けのバイナリー DVD イメージをダウンロードします。
ISO ファイルを Satellite ベースオペレーティングシステムの
/var/tmp
または他のアクセス可能なストレージデバイスにコピーします。# scp localfile username@hostname:remotefile