3.7. 管理対象外ネットワークに対する DNS、DHCP、および TFTP の無効化

TFTP、DHCP および DNS サービスを手動で管理する場合には、Satellite がオペレーティングシステム上でこれらのサービスを管理しないようにし、オーケストレーションを無効にして、DHCP および DNS バリデーションエラーを回避する必要があります。ただし、Satellite ではオペレーティングシステムのバックエンドサービスは削除されません。

手順

  1. Satellite Server で以下のコマンドを入力します。

    # satellite-installer --foreman-proxy-dhcp false \
    --foreman-proxy-dns false \
    --foreman-proxy-tftp false
  2. Satellite Web UI で、インフラストラクチャー > Capsule に移動し、サブネットを選択します。
  3. Capsules タブで、DHCP CapsuleTFTP Capsule、および 逆引き DNS Capsule を選択します。
  4. インフラストラクチャー > ドメイン に移動し、ドメインを選択します。
  5. DNS Capsule フィールドの内容を消去します。
  6. オプション: サードパーティーが提供する DHCP サービスを使用する場合は、以下のオプションを渡すように DHCP サーバーを設定します。

    Option 66: IP address of Satellite or Capsule
    Option 67: /pxelinux.0

    DHCP オプションの詳細は「RFC 2132」を参照してください。

注記

Satellite 6 は、Capsule が該当するサブネットとドメインに設定されていない場合にオーケストレーションを実行しません。Capsule の関連付けを有効または無効にした場合に、想定のレコードと設定ファイルが存在しないと、既存のホストのオーケストレーションコマンドが失敗することがあります。オーケストレーションを有効にするために Capsule を関連付ける場合は、今後、ホストの削除に失敗しないように、既存の Satellite ホストに対して必要な DHCP レコード、DNS レコード、TFTP ファイルが所定の場所にあることを確認します。