12.2. カスタム OSTree コンテンツのインポート

Red Hat の CDN から OSTree コンテンツをインポートするほかに、他のソースからコンテンツをインポートすることもできます。これには、公開済みの HTTP の場所が必要になります。

手順

カスタムの OSTree コンテンツをインポートするには、以下の手順を実行します。

  1. Satellite Web UI で コンテンツ > 製品 に移動して、製品の作成 をクリックします。
  2. 名前 フィールドには、OSTree コンテンツの名前を入力します。これにより、自動的に ラベル フィールドにデータが投入されます。
  3. オプション: GPG キー フィールドには、製品全体の GPG キーを入力します。
  4. 同期プラン メニューから製品に関連付ける同期プランを選択します。
  5. 説明 フィールドには、製品の説明を入力し、保存 をクリックします。
  6. 製品の作成が完了したら、リポジトリーの作成 をクリックします。
  7. 名前 フィールドに、リポジトリーの名前を入力します。これにより、自動的に ラベル フィールドにデータが投入されます。
  8. タイプ の一覧から ostree を選択します。
  9. URL フィールドには、ソースとして使用するレジストリーの URL を入力します。たとえば http://www.example.com/rpm-ostree/ と入力します。
  10. アップストリームの同期ポリシー メニューから、次のポリシーの 1 つを選択して、このリポジトリーの OSTree ブランチを同期します。

    • 最新のみ: 最新の OSTree ブランチのみを同期します。
    • すべての履歴: すべての OSTree ブランチを同期します。
    • カスタム: 指定した数の OSTree ブランチを同期します。下のフィールドに必要な数を入力します。
  11. 保存 をクリックします。
  12. リポジトリー作成が完了したら、新規リポジトリーを選択して、同期開始 をクリックして同期プロセスを開始します。

同期のステータスの表示方法

  • Satellite Web UI で、コンテンツ > 同期の状態 に移動し、表示するエントリーを展開します。

CLI をご利用の場合

  1. カスタム OSTree コンテンツ用の製品を作成します。

    # hammer product create \
    --name "Custom OSTree Content" \
    --sync-plan "Example_Plan" \
    --description "OSTree Content" \
    --organization "My_Organization"
  2. OSTree 用のリポジトリーを作成します。

    # hammer repository create \
    --name "OSTree" \
    --content-type "ostree" \
    --url "http://www.example.com/rpm-ostree/" \
    --product "OSTree Content" \
    --organization "My_Organization"
  3. リポジトリーを同期します。

    # hammer repository synchronize \
    --name "OSTree" \
    --product "OSTree Content" \
    --organization "My_Organization"