第6章 クライアントの登録

Red Hat Enterprise Linux バージョン 6、7、または 8 オペレーティングシステムを実行しているクライアントを、ロードバランシング用に設定する Capsule Server に登録できます。クライアントを登録して Puppet を使用するように設定する方法の詳細は、『 ホストの 管理』ガイドの「ホストの登録 」を参照し てください。

クライアントを登録するには、次のいずれかの手順に進みます。

6.1. ブートストラップスクリプトを使ったクライアントの登録

クライアントを登録するには、クライアント上で次のコマンドを入力します。クライアントごとに登録の手順を実行する必要があります。

前提条件

クライアントにブートストラップスクリプトをインストールして、スクリプトのファイル権限を実行可能に変更していることを確認する。詳細 は、『ホスト の管理』ガイドの「ブートストラップスクリプトを使ったホストの Red Hat Satellite への登録 」を参照し てください。

  • Red Hat Enterprise Linux 8 の場合は、以下のコマンドを入力します。

    # /usr/libexec/platform-python bootstrap.py \
    --login=admin \
    --server loadbalancer.example.com \
    --organization="Your_Organization" \
    --location="Your_Location" \
    --hostgroup="Your_Hostgroup" \
    --activationkey=your_activation_key \
    --enablerepos=rhel-7-server-satellite-tools-6.7-rpms \
    --puppet-ca-port 8141 \    1
    --force                    2
    1
    Puppet を使用している場合は、--puppet-ca-port 8141 オプションを含めます。
    2
    スタンドアロンの Capsule に以前に登録されていたクライアントを登録するには、--force オプションを追加します。
  • Red Hat Enterprise Linux 7、6、5 の場合は、以下のコマンドを入力します。

    # python bootstrap.py --login=admin \
    --server loadbalancer.example.com \
    --organization="Your_Organization" \
    --location="Your_Location" \
    --hostgroup="Your_Hostgroup" \
    --activationkey=your_activation_key \
    --enablerepos=rhel-7-server-satellite-tools-6.7-rpms \
    --puppet-ca-port 8141 \    1
    --force                    2
    1
    Puppet を使用している場合は、--puppet-ca-port 8141 オプションを含めます。
    2
    スタンドアロンの Capsule に以前に登録されていたクライアントを登録するには、--force オプションを追加します。

このスクリプトでは、--login オプションで入力した Satellite ユーザー名に対応するパスワードの入力が求められます。