第4章 Ansible ロールの管理
Satellite では、Ansible ロールをインポートして、ルーティンタスクの自動化に役立てることができます。デフォルトでは Ansible は Satellite でのみ有効になっています。
4.1. Ansible ロールを実行するためのデプロイメントの設定
この手順を使用して、Ansible ロールを実行するように Satellite デプロイメントを設定します。
手順
-
ロールの使用元にする Satellite と 全 Capsule の
/etc/ansible/roles
ディレクトリーにロールを追加します。カスタムまたはサードパーティーの Ansible ロールを使用する場合には、外部のバージョン管理システムが Satellite と Capsule の間でロールを同期するように設定してください。 ホストで Ansible ロールの実行に使用する全 Capsule で、Ansible プラグインを有効にします。
# satellite-installer --scenario capsule \ --enable-foreman-proxy-plugin-ansible
- SSH 鍵を配布して、Capsule が SSH でホストに接続できるようにします。詳細は、『 ホストの管理 』ガイド の「リモート実行のための SSH 鍵 の配布」を参照してください。Satellite は、リモート実行ジョブの実行と同様に、Ansible ロールを実行します。
- Ansible ロールを Satellite にインポートします。詳細は、「Ansible ロールのインポート」 を参照してください。
- 『 ホストの管理』ガイドの「 Ansible ロールの使用 」を参照し てください。