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Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Satellite

10.6. 登録

10.6.1. ホストの登録

以下の手順は、ホストを Satellite Server または Capsule Server に登録する方法を示しています。Satellite Server がプロビジョニングするホストは、ホストすべてのホスト からアクセスできる ホスト ページに表示されます。キックスタート後のフェーズまたはターミナルで Red Hat Subscription Manager 経由で Satellite Server に登録されるホストは、ホストコンテンツホスト からアクセスできる コンテンツホスト に表示されます。
コンテンツホスト ページには、コンテンツホストの検索可能な一覧が含まれます。検索 フィールドを使用してコンテンツホストを検索する場合、アスタリスク (*) を使用して部分的な文字列検索を実行します。
たとえば、dev-node.example.com という名前のコンテンツホストを検索する場合、検索文字列 dev-node を入力しても結果は返されないため、代わりに dev-node* を使用します。または、*node* を使用しても、コンテンツビュー dev-node.example.com が検索されます。

前提条件

  • 「ホスト登録の設定」 のすべての手順を実行します。
  • ホスト用にアクティべーションキーがあることを確認します。またはアクティべーションキーを作成します。アクティべーションキーの作成方法については、7章アクティベーションキーの設定 を参照するか、またはコマンド man subscription-manager を使用して各種のオプションを表示します。
  • インストールされている subscription-manager ユーティリティーが 1.10 以上であることを確認します。パッケージは標準の Red Hat Enterprise Linux リポジトリーで利用できます。

手順10.3 ホストを登録するには、以下を実行します。

  1. ホストでターミナルを開き、root でログインします。
  2. Red Hat Subscription Manager (RHSM) に関連するすべての古いホストデータをクリアします。
    # subscription-manager clean
  3. RHSM を使用してホストを登録します。
    # subscription-manager register --org your_org_name --activationkey your_activation_key

    例10.1 登録後のコマンド出力:

    # subscription-manager register --org MyOrg --activationkey TestKey-1
    The system has been registered with id: 62edc0f8-855b-4184-b1b8-72a9dc793b96
    
ホストをコンテンツビューに登録するには、--environment オプションを使用します。たとえば、ホストを「開発」ライフサイクル環境のコンテンツビュー「MyView」に登録するには、以下を実行します。
 # subscription-manager register --org your_org_name --environment Development/MyView --activationkey your_activation_key

注記

Red Hat Enterprise Linux 6.3 ホストの場合、リリースバージョンはデフォルトで Red Hat Enterprise Linux 6 Server になり、これは 6.3 リポジトリーを指している必要があります。

手順10.4 Red Hat Enterprise Linux 6.3 がリポジトリーを指すように設定するには、以下を実行します。

  1. Red Hat Satellite で、ホストコンテンツホスト を選択します。
  2. 変更する必要のあるホストの名前をクリックします。
  3. コンテンツホストのコンテンツ セクションで、リリースバージョン の右側にある編集アイコンをクリックします。
  4. リリースバージョン ドロップダウンメニューから「6.3」を選択します。
  5. 保存 をクリックします。

10.6.2. Katello エージェントのインストール

以下の手順は、Katello エージェントを Satellite 6 に登録されているホストにインストールする方法を示しています。katello-agent パッケージは、goferd サービスを提供する gofer パッケージによって異なります。Red Hat Satellite Server または Capsule Server がコンテンツホストに適用できるエラータについての情報を提供できるように、このサービスを有効にしておく必要があります。

前提条件

Satellite バージョン 6.1 以降では、Satellite Tools リポジトリーを有効にする必要があります。Red Hat Common リポジトリーは使用されなくなっており、Satellite バージョン 6.1 以上との互換性はありません。
Satellite Tools リポジトリーは必要なパッケージを提供するため、これを有効にし、Red Hat Satellite Server に同期させてホストで利用できるようにする必要があります。

手順10.5 Satellite Tools リポジトリーが有効にされていることを確認するには、以下を実行します。

  1. Satellite web UI を開き、コンテンツRed Hat リポジトリー に移動してから RPM タブをクリックします。
  2. Red Hat Enterprise Linux Server の項目を見つけ、これを拡張します。
  3. Red Hat Satellite Tools 6.2 (for RHEL バージョン名 Server) (RPMs) の項目を見つけ、これを拡張します。
    Red Hat Satellite Tools 6.2 の項目が表示されていない場合、それらがカスタマーポータルから取得されるサブスクリプションマニフェストに含まれていないためである可能性があります。これを修正するには、カスタマーポータルにログインしてからこれらのリポジトリーを追加し、サブスクリプションマニフェストをダウンロードして、これを Satellite にインポートします。
  4. リポジトリーの名前の横にある ENABLED? (有効化) チェックボックスが選択されていることを確認します。選択されてない場合はこれを選択します。
ホスト上で実行されているすべてのサポートされているメジャーバージョンの Red Hat Enterprise Linux に対して Satellite Tools リポジトリーを有効にします。

手順10.6 Katello エージェントをインストールするには、以下を実行します。

  1. ホストでターミナルコンソールを開き、root ユーザーでログインします。
  2. 以下のコマンドを使って satellite-tools リポジトリーが有効にされていることを確認します。
    # yum repolist enabled | grep -i satellite-tools
    satellite-tools が有効にされていない場合は、以下のコマンドを使ってこれを有効にします。
    # subscription-manager repos --enable=rhel-version-server-satellite-tools-6.2-rpms
  3. 以下のコマンドを使って katello-agent RPM パッケージをインストールします。
    # yum install katello-agent
katello-agent が正常にインストールされると、goferd サービスが自動的に起動し、有効にされます。

10.6.3. Puppet エージェントのインストールおよび設定

このセクションでは、ホストに Puppet エージェントをインストールし、これを設定する方法について説明します。Puppet エージェントを正常にインストールし、設定した後は、ホストすべてのホスト に移動し、Red Hat Satellite Server に表示されるすべてのホストの一覧表示が可能になります。

前提条件

Satellite バージョン 6.1 以降では、Satellite Tools リポジトリーを有効にする必要があります。Red Hat Common リポジトリーは使用されなくなっており、Satellite バージョン 6.1 以上との互換性はありません。
Satellite Tools リポジトリーは必要なパッケージを提供するため、これを有効にし、Red Hat Satellite Server に同期させてホストで利用できるようにする必要があります。

手順10.7 Satellite Tools リポジトリーが有効にされていることを確認するには、以下を実行します。

  1. Satellite web UI を開き、コンテンツRed Hat リポジトリー に移動してから RPM タブをクリックします。
  2. Red Hat Enterprise Linux Server の項目を見つけ、これを拡張します。
  3. Red Hat Satellite Tools 6.2 (for RHEL バージョン名 Server) (RPMs) の項目を見つけ、これを拡張します。
    Red Hat Satellite Tools 6.2 の項目が表示されていない場合、それらがカスタマーポータルから取得されるサブスクリプションマニフェストに含まれていないためである可能性があります。これを修正するには、カスタマーポータルにログインしてからこれらのリポジトリーを追加し、サブスクリプションマニフェストをダウンロードして、これを Satellite にインポートします。
  4. リポジトリーの名前の横にある ENABLED? (有効化) チェックボックスが選択されていることを確認します。選択されてない場合はこれを選択します。

手順10.8 Puppet エージェントをインストールし、有効にするには、以下を実行します。

  1. ホストでターミナルコンソールを開き、root ユーザーでログインします。
  2. 以下のコマンドを使って satellite-tools リポジトリーが有効にされていることを確認します。
    # yum repolist enabled | grep -i satellite-tools
    satellite-tools が有効にされていない場合は、以下のコマンドを使ってこれを有効にします。
    # subscription-manager repos --enable=rhel-version-server-satellite-tools-6.2-rpms
  3. 以下のコマンドを使用して Puppet エージェントの RPM パッケージをインストールします。
    # yum install puppet
  4. 起動時に開始する Puppet エージェントを設定します。
    • Red Hat Enterprise Linux 6 の場合は、以下を実行します。
      # chkconfig puppet on
    • Red Hat Enterprise Linux 7 の場合は、以下を実行します。
      # systemctl enable puppet
前提条件

Puppet エージェントを設定する前に、以下の条件を満たしている必要があります。

  • ホストを Red Hat Satellite Server に登録しておく必要があります。
  • Satellite Tools リポジトリーが有効にされている必要があります。
  • Puppet パッケージがホストにインストールされている必要があります。

手順10.9 Puppet エージェントを設定するには、以下を実行します。

  1. /etc/puppet/puppet.conf ファイルでサーバーおよび環境の設定を指定して、Puppet エージェントを設定します。
    # vi /etc/puppet/puppet.conf
    [main]
        # The Puppet log directory.
        # The default value is '$vardir/log'.
        logdir = /var/log/puppet
    
        # Where Puppet PID files are kept.
        # The default value is '$vardir/run'.
        rundir = /var/run/puppet
    
        # Where SSL certificates are kept.
        # The default value is '$confdir/ssl'.
        ssldir = /var/lib/puppet/ssl
    
    ...
    
    [agent]
        # The file in which puppetd stores a list of the classes
        # associated with the retrieved configuratiion.  Can be loaded in
        # the separate ``puppet`` executable using the ``--loadclasses``
        # option.
        # The default value is '$confdir/classes.txt'.
        classfile = $vardir/classes.txt
        pluginsync = true
        report = true
        ignoreschedules = true
        daemon = false
        ca_server = satellite.example.com
        server = satellite.example.com
        environment = KT_Example_Org_Library_RHEL6Server_3
    
        # Where puppetd caches the local configuration.  An
        # extension indicating the cache format is added automatically.
        # The default value is '$confdir/localconfig'.
        localconfig = $vardir/localconfig
    
    ...

    重要

    environment パラメーターをホストが属する Puppet 環境の名前に設定します。Puppet 環境は、ホストまたはホストグループに関連付けることのできる Puppet モジュールのコレクションです。
    • ホストの Puppet 環境を検索するには、ホストすべてのホスト に移動し、ホストの表の 環境 列を調べます。
    • Puppet 環境をホストに割り当てるには、ホストすべてのホスト に移動してから、選択したホストの横にある 編集 をクリックします。
    • Satellite Server で有効にされた Puppet 環境を一覧表示するには、設定環境 に移動します。さらに Satellite Server の /etc/puppet/environments/ ディレクトリーで、Puppet 環境に関連付けられている Puppet モジュールおよびマニフェストを検索することもできます。
    詳細は、Red Hat Satellite Puppet Guide を参照してください。
  2. ホスト上で Puppet エージェントを実行します。
    # puppet agent -t --server satellite.example.com
  3. Satellite Server Web UI を使って Puppet クライアントの SSL 証明書に署名します。
    1. Web UI から Satellite Server にログインします。
    2. インフラストラクチャーCapsules (スマートプロキシー) を選択します。
    3. 必要な Capsule の「アクション」ドロップダウンリストから 証明書 を選択します。
    4. 必要なホストの右側にある Sign (署名) をクリックします。
    5. puppet agent コマンドを再度入力します。
      # puppet agent -t --server satellite.example.com

注記

Puppet エージェントがホストに設定される場合、ホストは組織やロケーションに割り当てられないため 任意の組織 が選択されている場合にのみ すべてのホスト の下に一覧表示されます。ホストを組織に割り当てるには 「ホストの特定組織への割り当て」 を参照し、ホストをロケーションに割り当てるには、「ホストの特定ロケーションへの割り当て」 を参照してください。