Red Hat Training

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7.2. アクティベーションキーのサブスクリプションプロパティーの定義

アクティベーションキーを使って、登録時にコンテンツホストをサブスクライブする方法を定義できます (「アクティべーションキーを使用したホストの自動登録」 を参照してください)。アクティべーションキーで定義されるサブスクリプション動作は以下の 2 つの要因によって変わります。
  1. サブスクリプションがアクティべーションキーに関連付けられているか?
  2. 自動割り当てオプションは有効にされているか?
上記の要因に応じて、アクティベーションキーを使ったサブスクライブとして 3 つのシナリオを想定することができます。
  • サブスクリプションが指定されていないアクティべーションキー: サブスクリプションが指定されておらず、自動割り当てが有効な場合に、アクティべーションキーを使用するホストは Satellite Server が提供する一覧から最適なサブスクリプションを検索します。これは、subscription-manager --auto-attach コマンドを実行する場合と同様です。
  • 自動割り当て用にカスタムサブスクリプションプールを指定するアクティべーションキー: サブスクリプションが指定されていて自動割り当てが有効にされている場合、アクティべーションキーを使用するホストはアクティべーションキーで指定された一覧から最適なサブスクリプションを選択します。
  • サブスクリプションセットが指定されたアクティべーションキー: サブスクリプションが指定されており、自動割り当てが無効にされている場合、アクティべーションキーを使用するホストはアクティベーションキーに指定されたすべてのサブスクリプションに関連付けられます。
サブスクリプションを追加する方法については 手順7.2「サブスクリプションをアクティベーションキーに追加するには、以下を実行します。」 を参照し、自動割り当てを有効にする方法については、手順7.4「アクティベーションキーで自動割り当てを有効にするには、以下を実行します。」 を参照してください。

注記

カスタム製品 (通常は Red Hat が提供しないコンテンツを含む製品) がアクティべーションキーに割り当てられている場合、この製品は、自動割り当ての設定の有無にかかわらず、登録されたコンテンツホストに対して常に有効にされます。

7.2.1. サブスクリプションの追加および削除

このセクションでは、サブスクリプションをアクティべーションキーに追加し、それらを削除する方法について説明します。

手順7.2 サブスクリプションをアクティベーションキーに追加するには、以下を実行します。

  1. コンテンツActivation keys (アクティベーションキー) をクリックします。
  2. 編集するアクティべーションキーの名前をクリックします。
  3. サブスクリプション タブで、追加 サブタブを選択します。
  4. 利用可能なサブスクリプションの一覧から、追加するサブスクリプションを選択します。
  5. 選択を追加 をクリックします。

手順7.3 アクティベーションキーからサブスクリプションを削除するには、以下を実行します。

  1. コンテンツActivation keys (アクティベーションキー) をクリックします。
  2. アクティベーションキーの一覧が表示されます。サブスクリプションを削除するアクティベーションキーをクリックします。
  3. サブスクリプション タブをクリックします。
  4. 一覧/削除 サブに、割り当てられたサブスクリプションの一覧が表示されます。削除するサブスクリプションを選択します。
  5. 選択を削除 をクリックします。

7.2.2. 自動割り当ての有効化

アクティベーションキーの自動割り当て設定は、登録時に自動的に割り当てられるサブスクリプションを決定します。

手順7.4 アクティベーションキーで自動割り当てを有効にするには、以下を実行します。

  1. コンテンツActivation keys (アクティベーションキー) をクリックします。
  2. 編集するアクティべーションキーの名前をクリックします。
  3. サブスクリプション タブをクリックします。
  4. 自動割り当て の横にある編集アイコンをクリックします。
  5. このチェックボックスを選択して自動割り当てを有効にします。
  6. 保存 をクリックします。

注記

自動割り当てアクティべーションキーを使って仮想コンテンツホストを Satellite Server に登録するには、まず virt-who ユーティリティーを使用してそれらのホストを、Virtual Datacenter (VDC) サブスクリプションのエンタイトルメントのあるハイパーバイザーにマップします。この前提条件が適用されない場合、仮想ホストは 24 時間の間に一時的な仮想サブスクリプションでのみ登録されます。詳細は、Red Hat Satellite Virtual Instances Guide を参照してください。

7.2.3. サービスレベルの設定

アクティべーションキーを設定して、アクティべーションキーを使って作成される新規ホストのデフォルトのサービスレベルを定義することができます。デフォルトのサービスレベルを設定すると、ホストに割り当てられる一致するサブスクリプションのみが選択されます。たとえば、アクティべーションキーのデフォルトのサービスレベルが Premium に設定されている場合、Premium サービスレべルのサブスクリプションのみが、登録時にホストに割り当てられます。

手順7.5 アクティベーションキーにサービスレベルを設定するには、以下を実行します。

  1. コンテンツActivation keys (アクティベーションキー) をクリックします。
  2. 編集するアクティべーションキーの名前をクリックします。
  3. 詳細 タブをクリックします。
  4. サービスレベル の横にある編集アイコンをクリックします。
  5. ドロップダウンリストから必要なサービスレベルを選択します。ドロップダウンリストには、アクティベーションキーで利用できるサービスレベルのみが含まれます。
  6. 保存 をクリックします。