2.3. Capsule Server のアップグレード

このセクションでは、Capsule Server を 6.12 から 6.13 にアップグレードする方法について説明します。

作業開始前の準備

  • Capsule Server をアップグレードする前に、Satellite Server をアップグレードする必要があります。Capsule は、Satellite とは別にアップグレードできます。詳細は、「Satellite とは別の Capsule のアップグレード」 を参照してください。
  • Red Hat Satellite Capsule 6.13 リポジトリーが Satellite Server で有効になっており、同期されていることを確認します。
  • Satellite Server 上の必要なリポジトリーを必ず同期してください。詳細は、「新しいリポジトリーの同期」 を参照してください。
  • コンテンツビューを使用して Capsule Server のベースオペレーティングシステムへの更新を制御する場合、そのコンテンツビューを新しいリポジトリーで更新し、更新済みのバージョンを公開して、プロモートします。詳細は、コンテンツの管理コンテンツビューの管理 を参照してください。
  • 新たにアップグレードした Satellite Server に、Capsule のベースシステムが登録されていることを確認します。
  • 新たにアップグレードした Satellite Server で、Capsule の組織と場所が正しく設定されていることを確認します。
  • Capsule Server をアップグレードする前に、ファイアウォールの設定を確認して更新してください。詳細は、Capsule Server のインストールCapsule インストールのための環境準備 を参照してください。
警告

カスタムの証明書を実装している場合は、/root/ssl-build ディレクトリーと、カスタム証明書に関連するソースファイルを作成したディレクトリーのコンテンツを保持する必要があります。

アップグレード時にこのファイルを保持できないと、アップグレードは失敗します。ファイルを削除してしまった場合は、アップグレードを進めるためにバックアップから復元する必要があります。

Capsule Server のアップグレード

  1. バックアップを作成します。

  2. yum のキャッシュを消去します。

    # yum clean metadata
  3. rubygem-foreman_maintain は、Satellite Maintenance リポジトリーからインストールされるか、現在インストールされている場合は Satellite Maintenance リポジトリーからアップグレードされます。

    Capsule が satellite-maintenance-6.13-for-rhel-8-x86_64-rpms にアクセスできることを確認し、以下を実行します。

    # satellite-maintain self-upgrade
  4. Capsule Server で foreman_url 設定が Satellite FQDN を参照していることを確認します。

    # grep foreman_url /etc/foreman-proxy/settings.yml
  5. 利用可能なバージョンを確認して、希望のバージョンが表示されていることを確認します。

    # satellite-maintain upgrade list-versions
  6. アップグレードには時間がかかるため、tmux などのユーティリティーを使用して、通信セッションを一時停止し、再接続してください。これにより、コマンドシェルに接続し続けなくてもアップグレードの進捗が確認できるようになります。

    アップグレードコマンドを実行しているコマンドシェルへの接続がなくなった場合は、/var/log/foreman-installer/capsule.log ファイルのログメッセージで、プロセスが完全に終了したかどうかを確認できます。

  7. ヘルスチェックオプションを使用して、システムがアップグレードの準備ができているかどうかを確認します。

    # satellite-maintain upgrade check --target-version 6.13

    結果を確認し、アップグレードを実行する前に、強調表示されているエラー状態に対応します。

  8. アップグレードを実行します。

    # satellite-maintain upgrade run --target-version 6.13
  9. システムを再起動する必要があるかどうかを確認します。

    # dnf needs-restarting --reboothint
  10. オプション: 前のコマンドで再起動するように指示された場合は、システムを再起動します。

    # reboot
  11. オプション: DNS または DHCP 設定ファイルを手動で編集した場合には、以前に作成したバックアップを使用して、DNS と DHCP の設定ファイルに必要なすべての変更を確認し、復元します。
  12. オプション: カスタムリポジトリーを使用する場合は、アップグレードの完了後にそのカスタムリポジトリーを必ず有効にしてください。