2.3. オフラインリポジトリーからの Satellite パッケージのインストール

以下の手順を使用して、オフラインのリポジトリーから Satellite パッケージをインストールします。

手順

  1. Red Hat Enterprise Linux Server と Red Hat Satellite の ISO イメージがマウントされていることを確認します。

    # findmnt -t iso9660
  2. Red Hat GPG キーをインポートします。

    # rpm --import /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-release
  3. バイナリー DVD イメージを使用してベースオペレーティングシステムを最新の状態にします。

    # dnf update
  4. Satellite ISO がマウントされたディレクトリーに移動します。

    # cd /media/sat6/
  5. マウントされたディレクトリーでインストールスクリプトを実行します。

    # ./install_packages
    注記

    このスクリプトには、satellite:el8 モジュールを有効にするコマンドが含まれています。モジュール satellite:el8 を有効にすると、postgresql:10 および ruby:2.5 との競合について警告が表示されます。これは、これらのモジュールが Red Hat Enterprise Linux 8 でデフォルトのモジュールバージョンに設定されているためです。モジュール satellite:el8 には、モジュール postgresql:12 および ruby:2.7 への依存関係があり、satellite:el8 モジュールで有効になります。これらの警告はインストールプロセスの失敗の原因にはならないため、安全に無視できます。Red Hat Enterprise Linux 8 のモジュールとライフサイクルストリームの詳細については、Red Hat Enterprise Linux Application Streams Life Cycle を参照してください。

    Satellite パッケージが正常にインストールされると、以下のメッセージが表示されます。Install is complete.Please run satellite-installer --scenario satellite.