12.3. リモート実行用のパーミッション

インフラストラクチャー内でどのロールをどのジョブを実行できるか (ターゲットにするホストを含めて) を制御できます。リモート実行機能は 2 つの組み込みロールを提供します。

  • Remote Execution Manager: すべてのリモート実行機能にアクセスできます。
  • リモート実行ユーザー: ジョブの実行のみ可能です。

Remote Execution User ロールのクローンを作成し、そのフィルターをカスタマイズして詳細度を高めることができます。カスタマイズされたロールで view_job_templates パーミッションを使用してフィルターを調整する場合、ユーザーは一致するジョブテンプレートに基づくジョブのみを確認し、トリガーすることが可能です。view_hosts パーミッションおよび view_smart_proxies パーミッションを使用すると、ロールに表示されるホストまたは Capsule を制限できます。

execute_template_invocation パーミッションは、ジョブの実行が開始する直前に確認される特殊なパーミッションです。このパーミッションは、特定のホストで実行できるジョブテンプレートを定義します。これにより、パーミッションの指定時に詳細度をさらに高めることができます。

execute_jobs_on_infrastructure_hosts パーミッションを使用して、Red Hat Satellite にホストとして登録された Red Hat Satellite および Capsule に対してリモート実行ジョブを実行できます。標準の ManagerSite Manager のロールには、デフォルトでこのパーミッションがあります。Manager または Site Manager ロールのいずれかを使用する場合、または execute_jobs_on_infrastructure_hosts パーミッションを持つカスタムロールを使用する場合は、登録済みの Red Hat Satellite および Capsule ホストに対してリモートジョブを実行できます。

ロールとパーミッションの使用に関する詳細は、Administering Red Hat Satellite ガイドの Creating and Managing Roles を参照してください。

以下の例は、execute_template_invocation パーミッションのフィルターを示しています。

name = Reboot and host.name = staging.example.com
name = Reboot and host.name ~ *.staging.example.com
name = "Restart service" and host_group.name = webservers

この例の最初の行を使用して、選択した 1 つのホストに Reboot テンプレートを適用します。2 番目の行は、.staging.example.com で終わる名前を持つホストのプールを定義します。3 行目を使用して、テンプレートをホストグループにバインドします。

注記

これらのロールを持つユーザーに割り当てられるパーミッションは、時間の経過とともに変化する可能性があります。将来実行するジョブがすでにスケジュールされている場合に、パーミッションが変更されると、ジョブの実行直前にパーミッションがチェックされるため、実行が失敗する可能性があります。