3.2. 登録テンプレートのカスタマイズ

登録プロセスをカスタマイズする場合は、本セクションの情報を使用します。

Satellite のデフォルトテンプレートはすべてロックされている点に注意してください。登録プロセスをカスタマイズする場合は、デフォルトのテンプレートのクローンを作成し、クローンを編集する必要があります。次に、Administer > Settings > Provisioning で、デフォルトのグローバル登録テンプレートと、カスタムテンプレートを参照するようにデフォルトの'Host initial configuration'テンプレートを変更します。

テンプレート

登録プロセスでは、以下の登録テンプレートを使用します。

  • グローバル登録 テンプレートには、ホストを Satellite に登録するための手順が含まれています。このテンプレートは、ホストが /register エンドポイントにアクセスするとレンダリングされます。
  • Linux host_init_config default テンプレートには、登録後にホストの初期設定を行う手順が含まれます。

グローバルパラメーター

以下のグローバルパラメーターを設定するには、設定 > グローバルパラメーター に移動します。

  • host_registration_remote_execution パラメーターは remote_execution_ssh_keys スニペットで使用されます。デフォルト値は true です。
  • host_registration_insights パラメーターは insights スニペットで使用され、デフォルト値は true です。パラメーター値をオーバーライドするには、パラメーターのタイプを boolean に設定します。このパラメーターが false に設定されていると、Satellite と Insights クライアントがインベントリーレポートを Red Hat Hybrid Cloud Console にアップロードできなくなります。
  • host_packages パラメーターは、ホストにパッケージをインストールするためのものです。
  • remote_execution_ssh_keysremote_execution_ssh_userremote_execution_create_userremote_execution_effective_user_method パラメーターは remote_execution_ssh_keys で使用されます。詳細は、スニペットの詳細を参照してください。
  • encode_grub パラメーターは、ホストの暗号化されたブートローダーパスワードの設定を有効にするためのものであり、デフォルト値は false です。

    実際にパスワードを設定するには、テンプレートで grub_pass マクロを使用します。

スニペット

スニペットは、Linux host_init_config default テンプレートで使用されます。

  • remote_execution_ssh_keys スニペットは、 host_registration_remote_execution パラメーターが true の場合にのみ、SSH キーをホストにデプロイします。
  • insights スニペットと、グローバルパラメーター host_registration_insights が true に設定されている場合、Red Hat Insights クライアントをダウンロードおよびインストールします。
  • puppetlabs_repo および puppet_setup スニペットは、ホストに Puppet エージェントをダウンロードしてインストールします (Puppet サーバーが割り当てられている場合のみ)
  • host_init_config_post は、ホストの初期設定時のユーザーのカスタムアクションの空のスニペットです。

Variables

この表は、Global Registration テンプレートで使用される変数について説明しています。

表3.1 グローバル登録テンプレート変数

変数コマンド引数説明

@user

none

現在の認証ユーザーオブジェクト

@organization

organization_id

organization_id が設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトの組織が設定されているか、ユーザーの組織リストにある最初の組織が設定されます。

@location

location_id

location_id が設定されていない場合、ユーザーのデフォルトのロケーションが設定されます。または、ユーザーのロケーションリストにある最初のロケーションが設定されます。

@hostgroup

hostgroup_id

ホストのホストグループです。

@operatingsystem

operatingsystem_id

ホストのオペレーティングシステム

@setup_insights

setup_insights

登録したホストの host_registration_insights グローバルパラメーターの値を上書きし、Insights クライアントをインストールします。

@setup_remote_execution

setup_remote_execution

登録済みホストの host_registration_remote_execution グローバルパラメーターの値を上書きし、リモート実行用に SSH 鍵をデプロイします。

@setup_remote_execution

setup_remote_execution

リモート実行用に、ホストのデフォルトインターフェイスを設定します。

@packages

packages

インストールするパッケージ

@repo

repo

ホストにリポジトリーを追加します。

@repo_gpg_key_url

repo_gpg_key_url

リポジトリー GPG キー形式の URL を設定します。

@activation_keys

activation_keys

ホストのアクティベーションキー

@force

force

--force 引数を指定して、katello-ca-consumer* rpm を削除し、subscription-manager register コマンドを実行します。

@ignore_subman_errors

ignore_subman_errors

subscription-manager エラーを無視します。

@lifecycle_environment_id

lifecycle_environment_id

ライフサイクル環境

@registration_url

none

/register エンドポイントの URL。