9.11. コンテンツビューバージョンのインポート
エクスポートされたコンテンツビューバージョンをインポートして、別の Satellite Server 上の組織に同じコンテンツを持つバージョンを作成できます。コンテンツビューバージョンのエクスポートの詳細は、「コンテンツビューバージョンのエクスポート」 を参照してください。
コンテンツビューバージョンをインポートすると、メジャーバージョン番号、マイナーバージョン番号が同じで、同じパッケージ、エラータを含む同じリポジトリーが含まれます。カスタムリポジトリー、製品、およびコンテンツビューは、インポートする組織に存在しない場合は自動的に作成されます。
前提条件
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エクスポートファイルは、
/var/lib/pulp/imports
の下のディレクトリーにある必要があります。 - エクスポートされたコンテンツに Red Hat リポジトリーがある場合は、インポートする組織のマニフェストには、エクスポート内に含まれる製品のサブスクリプションが含まれている必要があります。
- コンテンツビューバージョンをインポートするユーザーには、Content Importer ロールが必要です。
手順
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エクスポートしたファイルを、インポート先の Satellite Server の
/var/lib/pulp/imports
のサブディレクトリーにコピーします。 インポートディレクトリーとその内容の所有権を
pulp:pulp
に設定します。# chown -R pulp:pulp /var/lib/pulp/imports/2021-02-25T21-15-22-00-00/
所有権が正しく設定されていることを確認します。
# ls -lh /var/lib/pulp/imports/2021-02-25T21-15-22-00-00/
コンテンツビューバージョンを Satellite Server にインポートするには、次のコマンドを入力します。
# hammer content-import version \ --organization-id=My_Organization_ID \ --path=/var/lib/pulp/imports/2021-02-25T21-15-22-00-00/
フルパス
/var/lib/pulp/imports/My_Exported_Version_Dir
を入力する必要があることに注意してください。相対パスは機能しません。コンテンツビューバージョンが正常にインポートされたことを確認するには、組織のコンテンツビューバージョンを一覧表示します。
# hammer content-view version list \ --organization-id=My_Organization_ID