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リリースノート

Red Hat Satellite 6.11

Red Hat Satellite 向け製品情報、新機能、および既知の問題

概要

本書では、Red Hat Satellite 向けの製品情報、新機能および既知の問題を説明します。

Red Hat ドキュメントへのフィードバック (英語のみ)

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第1章 Red Hat Satellite 6.11 の概要

このリリースノートには主に、今回リリースされた Red Hat Satellite 6 のデプロイメント時に考慮すべき主な変更点、機能拡張、テクノロジープレビューの項目、既知の問題、非推奨の機能、削除された機能について記載されています。この Red Hat Satellite 6 リリースのサポートライフサイクル中にリリースされた更新に関する注記は、それぞれの更新に付属するアドバイザリーテキストに表示されます。

1.1. 主な変更点

このリリースの Red Hat Satellite 6 には、次の主要な変更が含まれています。

RHEL 7 および RHEL 8 でサポートされる接続および非接続のサーバー
このリリースでは、接続および非接続の Satellite Server と Capsule Server の両方が RHEL 7 および RHEL 8 でサポートされます。
RHEL 9 クライアントのサポート
Red Hat Satellite 6.11 は RHEL 9 ホストをサポートします。RHEL 9 のリポジトリーの名前は、satellite-client-6-for-rhel-9-<arch>-rpms で、<arch> は必要なアーキテクチャーに置き換える必要があります。
RHEL 7 から RHEL 8 への Satellite Server および Capsule Server のインストールアップグレード

Red Hat Satellite 6.11 では、Satellite Server と Capsule Server のインストールを Red Hat Enterprise Linux バージョン 7 からバージョン 8 にアップグレードできます。

新しいホストページ

Red Hat Satellite 6.11 では、テクノロジープレビューとして新しいホストページが導入されました。

詳細は、「テクノロジープレビュー」 を参照してください。

バージョンの混在はサポート対象外
非接続環境において、一部の Satellite のバージョンが異なる場合、コンテンツのインポートとエクスポートは機能しません。すべての Satellite Server が同じバージョンである必要があります。
製品バージョン固有のメンテナンスツール

このリリース以降、メンテナンスツールはグローバルリポジトリーから提供されなくなりました。代わりに、製品バージョンに固有のリポジトリーを使用して、正しく参照されているリポジトリーをより適切に識別します。

各リポジトリーの名前は、rhel-7-server-satellite-maintenance-6.11-rpms (RHEL 7 の場合) および satellite-maintenance-6.11-for-rhel-8-x86_64-rpms (RHEL 8 の場合) です。

Puppet の統合 (オプション、デフォルトでは無効)

Puppet サーバーと Red Hat Satellite の統合により、Red Hat Satellite 内で Puppet を使用してホストを管理できるようになりました。

Red Hat Satellite を新規インストールして Puppet を使用する場合は、最初にそれを有効にする必要があります。Red Hat Satellite 6.11 にアップグレードした後、使用する予定がない場合は Puppet を無効にできます。

詳細については、Managing Configurations Using Puppet Integration in Red Hat Satellite を参照してください。

Python 3.8 上での Pulp 3 の実行
Pulp 3 は Python 3.6 では機能しません。Red Hat Satellite 6.11 へのアップグレード中に、Python 3.8 にアップグレードされます。
Red Hat Satellite 6.11 リポジトリーの変更点

今回のリリースにより、Satellite Client リポジトリーが Satellite Tools リポジトリーに置き換えられました。

Satellite Client リポジトリーには hammer パッケージが含まれないことに注意してください。Satellite Client リポジトリーには katello-host-toolsgoferqpid-protonrubygem-foreman_scap_client パッケージが含まれます。

また、Red Hat Satellite 6.11 では、以下のリポジトリーが追加または変更されています。

  • Satellite-Utils リポジトリーは、RHEL 7 および RHEL 8 のすべてのサポート対象バージョンのクライアントで実行するオプションです。
  • Satellite-Maintenance リポジトリーは、メジャーバージョン (Red Hat Satellite 6 など) に加え、マイナーバージョン (Red Hat Satellite 6.11 など) も示すようになりました。
Capsule 証明書アーカイブの変更点
Capsule 証明書アーカイブの内容が変更されました。Capsule Server のアップグレード時に、証明書アーカイブを再生成する必要があります。再生成の詳細については、Upgrading Capsule Server を参照してください。
Capsule Server で Red Hat Subscription Management (RHSM) API と通信するための新しいデフォルトポート
このリリースでは、Capsule Server がデフォルトでポート 443 上で RHSM API と通信できるようになりました。以前使用されていたポート 8443 は非推奨となり、自動設定更新を取得しない既存コンテンツホストに対してのみ引き続き開かれます。
RHEL 8 へのモジュールベースのインストール
このリリースでは、RHEL 8 への Satellite Server および関連パッケージのモジュールベースでのインストールがサポートされています。

1.2. 機能拡張

Red Hat Satellite 6 のこのリリースには以下の拡張機能が含まれています。

サーバー間同期の改善

Red Hat Satellite 6.11 では、マルチサーバー Satellite セットアップで 2 つの Satellite Server 間のサーバー間同期 (ISS) の設定が改善されました。

ISS の使用方法はいくつかあります。

  • 非接続シナリオでの ISS ネットワーク同期
  • エアギャップシナリオでの ISS エクスポート同期
コンテンツの公開ワークフローの簡素化

このリリースでは、コンテンツビュー UI が更新され、コンテンツ公開ワークフローが簡素化されています。

ワークフローで以下の手順を使用できるようになりました。

  • シンプルなコンテンツビューの作成
  • デフォルトでライブラリー環境にプロモートされたコンテンツビューを使用したてコンテンツビューの公開
  • アップストリーム CentOS リポジトリーのコンテンツビューへの追加
  • コンテンツビューにおけるリポジトリーのモジュールストリームの表示
  • コンテンツビューのフィルタリングによる特定パッケージの追加または除外
  • Yum コンテンツを含むコンテンツビューのフィルタリングによる、特定のパッケージ、パッケージグループ、エラータ、モジュールストリームの追加または除外
  • 新規ライフサイクル環境の作成
登録およびプレビューテンプレート
Red Hat Satellite 6.11 では、グローバル登録テンプレートのプレビューでホストを選択する必要はありません。また、管理対象ホストだけでなく、任意のホスト上の host_init_config テンプレートをプレビューできるようになりました。
リモートジョブを設定および実行するための動作の改善

Satellite Server は、インフラストラクチャー (ホストとして登録されている Satellite Server または Capsule Server) と通常のホストを区別するようになりました。その結果、Red Hat Satellite 6.11 では、ユーザーがインフラストラクチャーホストでリモートジョブを実行できないようにすることができます。

インフラストラクチャーホストでリモートジョブを実行するには、ユーザーロールに execute_jobs_on_infrastructure_hosts パーミッションが必要です。このパーミッションは、ManagerSite Manager ロール、および Remote Execution Manager ロールに対してデフォルトで有効になっています。

execute_jobs_on_infrastructure_hosts パーミッションが必要な場合は、管理者にお問い合わせください。

プロビジョニングの向上
Red Hat Satellite 6.11 では、プロビジョニングテンプレートを使用できるアイコンがあります。
単純化されたホストコンテンツソースの変更
Red Hat Satellite 6.11 では、登録時にホスト上の全パッケージを更新する Update packages があります。
変更されたグローバル設定: サブスクリプション接続の有効化

content_disconnected グローバル設定は subscription_connection_enabled に変更されました。これは、オフラインの Satellite Server を使用するたびに設定されるグローバル設定です。

これにより、Satellite Server はデフォルトで Red Hat カスタマーポータルに接続されるため、必要に応じて Content タブで Admin > Settings に移動して手動で No を選択する必要があります。

No を選択した場合、Red Hat カスタマーポータルには接続できないことに注意してください。

TASK-Filter でサポート対象外のオプションを示す新しいエラーシグナル

このリリースでは、TASK-Filter でサポート対象外のオプションを使用しようとすると通知されます。

Invalid Options エラーが発生する場合は、foreman-tasks-cleanup.sh および foreman-tasks-export.sh を使用して --help を実行し、修正した実行コマンドを確認します。

Cloud Connector 設定の更新
このリリースでは、Cloud Connector の設定方法が更新され、Cloud Connector を再度有効にする手順が追加されました。この更新は、Satellite Server 6.11 以降に適用されます。
Red Hat Insights 導入の改善
Red Hat Insights が提供する推奨事項の各行に対する推奨ルールへのリンクを受け取ることができます。また、推奨事項の行についての記事が含まれるナレッジベース記事へのリンクも入手できます。
Virt-who 設定プロセスの改善

このリリースでは、Satellite の Virt-who 設定が強化されました。この変更により、Nutanix AHV の仮想マシンのサブスクリプションを容易に設定できるようになりました。

詳細は、Creating a Virt-who Configuration を参照してください。

新しいコンテンツビューバージョンのページ
このリリースでは、コンテンツビューバージョンのページのコンテンツビューにあるコンテンツタイプを表示できるようになりました。
Convert2RHEL データ準備の自動化

Red Hat Satellite 6.11 では、Convert2RHEL Ansible ロールを使用して、Centos および Oracle Linux サーバーを Red Hat Enterprise Linux に変換するためのデータ準備プロセスを自動化できます。

このロールは、マニフェストのアップロード、リポジトリーの準備、製品の作成、ホスト間で設定を共有するホストグループの作成、アクティベーションキーの設定を行います。

詳細は、Converting a Host to Red Hat Enterprise Linux with Convert2RHEL を参照してください。

1.3. テクノロジープレビュー

以下の機能は、Red Hat Satellite 6.11 でテクノロジープレビューとして利用できます。

新しいホストページ

Red Hat Satellite 6.11 では、ホスト情報をテクノロジープレビューとして提供する新しい Hosts ページが導入されました。プラグインは、カードでページを拡張し、プラグインのタブページを提供するオプションを提供します。新しい Hosts ページでは、ホストを再構築、複製、削除できます。

既存の Host Details ページで New UI タブをクリックすると、新しい Hosts ページにアクセスできます。

デフォルトの動作を設定して、新しい Hosts ページまたは既存の Hosts ページのいずれかを表示できます。Administer > Settings に移動して動作を設定し、General タブページで、new host details の値を変更します。

新しい Hosts ページには、以下が含まれます。

  • ホストの詳細
  • ネットワーキング情報
  • 電源操作
  • ホストステータス管理
  • 最近のジョブ
  • 最近の監査
  • Ansible
  • Insights
ジョブ呼び出しウィザード

このリリースでは、テクノロジープレビューとして Lab Features メニューにジョブ呼び出しウィザードが導入されました。

以前のジョブ呼び出し形式のオプションは、ジョブ呼び出しウィザードでも同じで、新しい検索オプションもあります。

デフォルトでは、ウィザードは有効になっていないことに注意してください。設定を有効にするには、Administer > Settings > Show Experimental Lab に移動します。

1.4. 既知の問題

現時点で Red Hat Satellite 6.11 には、以下の既知の問題が存在します。

foreman-discovery-image パッケージのインストールにより RHEL 8 FIPS モードが失敗する

FIPS モードが有効になっている RHEL8 に foreman-discovery-image をインストールすると、パッケージのインストールが失敗し、does not verify: no digest というエラーメッセージが表示されます。

回避策として、rpm2cpio foreman-discovery-image-XYZ.rpm | cpio -idmv を使って手動で ISO を抽出します。次に、以下の手順に従って ISO を PXE ファイルに変換します。

  1. ln -snf foreman-discovery-image-XYZ.iso fdi.iso
  2. discovery-iso-to-pxe fdi.iso
  3. mkdir -p /var/lib/tftpboot/boot/fdi-image
  4. cp ./tftpboot/vmlinuz0 /var/lib/tftpboot/boot/fdi-image/vmlinuz
  5. cp ./tftpboot/initrd0.img /var/lib/tftpboot/boot/fdi-image/initrd0.img
  6. chown -R foreman-proxy:root /var/lib/tftpboot/boot/fdi-image
  7. restorecon -RFv /var/lib/tftpboot/boot/fdi-image

    BZ#(2053913)

VMware でゲスト OS として RHEL 9 を使用できない

Satellite の VMWare コンピュートリソースでホストをデプロイする時に、Red Hat RHEL バージョンを ゲスト OS として選択できます。RHEL 9 ゲスト OS はオプションとして利用できますが、RHEL 9 が基礎となる VMware ライブラリーに追加されていないため、現在 VMware コンピュートリソースを使用する Red Hat Satellite では設定できません。

BZ#(2057314)

リソースが不十分な環境の場合、インプレースアップグレードでインストーラーの実行に失敗する

リソースが不十分な Satellite Server で RHEL 7 から RHEL 8 へのインプレースアップグレードを試みると、アップグレードに失敗します。

回避策として、RHEL 8 システムが起動し、インストーラーが正しく実行されていないことがログに示されたら、foreman-installer--disable-system-checks コマンドを実行します。

BZ#(2092122)

RHEL 8.6 でのインプレースアップグレードで Ansible 依存関係の解決に失敗する

RHEL 7 から RHEL 8 へのインプレースアップグレードは、RHEL 8.6 の Ansible 依存関係を解決できません。

この問題を回避するには、インプレースアップグレードの前に rpm -e ansible ansible-test --nodeps コマンドを実行します。

この既知の問題は 6.11.2 で修正されました。

BZ#(2089303)

Leapp ユーティリティーが Satellite モジュールを適切に有効化しない

Leapp ユーティリティーは、Satellite モジュールを適切に有効化しません。

この問題を回避するには、アップグレードの前に以下のコマンドを実行します。

  • # subscription-manager repo-override --repo=satellite-6.11-for-rhel-8-x86_64-rpms --add=module_hotfixes:1 (Satellite Server の場合)
  • # subscription-manager repo-override --repo=satellite-capsule-6.11-for-rhel-8-x86_64-rpms --add=module_hotfixes:1 (Capsule Server の場合)

    この既知の問題は 6.11.2 で修正されました。

    BZ#(2091995)

Leapp ユーティリティーのインストールが foreman-protector locking プラグインで機能しない

現在のリリースでは、yum install leapp コマンドと foreman-protector ロックプラグインを同時に使用して Leapp ユーティリティーをインストールすることはできません。

この条件で Leapp ユーティリティーをインストールするには、satellite-maintain packages install leapp を実行します。

BZ#(2095506)

Red Hat Satellite 6.11 へのアップグレード時のホスト修復の問題

Red Hat Satellite 6.11 へのアップグレード中、Cloud Connector 経由で特定の基準を満たすホストを修復することはできません。この問題は、Satellite Server が登録されているアカウントとは異なるアカウントからインポートされたマニフェストを 1 つ以上持つ組織にのみ影響します。

この問題を回避するには、Red Hat Satellite 6.11 へのアップグレード中に Red Hat Hybrid Cloud ConsoleConfigure Cloud Connector ボタンをクリックしないでください。

その結果、システムは、マルチアカウントサポートが期待どおりに機能するレセプターベースのバージョンを備えた Red HatSatellite6.11 にアップグレードされます。

BZ#(2095598)

RHEL 8.5 以降のバージョンで実行している Capsule Server で Grub 2 UEFI ホストのプロビジョニングに失敗する

grub2-efi パッケージの変更により、Grub 2 が設定ファイルを検索するベースディレクトリーが変更されました。そのため、RHEL 8 の Red Hat Enterpise Linux (RHEL) 8.5 以降のバージョンで実行している Capsule Server から Grub 2 UEFI ホストをプロビジョニングしようとすると失敗します。

この問題を回避するには、以下のように /var/lib/tftpboot ディレクトリーに相対シンボリックリンクを作成します。

/var/lib/tftpboot/EFI/redhat → ../../grub2

BZ#(2101818)

制限付きネットワークまたは低速ネットワークでサイズの大きいリポジトリーが同期されない

ネットワークやシステム速度が制限された環境では、サイズの大きいリポジトリーの同期を試みると失敗し、Katello::Errors::Pulp3Error: Response payload is not completed のエラーが表示されます。

BZ#(2093028)

nutanix 環境で virtwho 設定の作成に失敗する場合がある

nutanix 環境で virtwho 設定を作成すると、Invalid option for hypervisor [ahv] for ui/CLI/API のエラーメッセージが表示されることがあります。

回避策として、Satellite Server サービスと virt-who サービスの両方を再起動します。

BZ#(2095187)

有効ではないリポジトリータイプが API ドキュメントや例に表示される場合がある

Red Hat Satellite 6.11 の実行中のインスタンスではなく、apipie キャッシュが静的に生成されるため、deb や python などの有効化されていないリポジトリータイプが API ドキュメントや例に表示されることがあります。

BZ#(2043126)

yum コマンドを使用して実行すると、RHEL 8 の foreman-protector パッケージの更新に失敗する

RHEL 8 で yum コマンドを使用して foreman-maintain パッケージの更新を試みると失敗します。

回避策として、代わりに dnf コマンドを使用します。

BZ#(2091900)

略称の使用により破損する可能性がある
Satellite Server または Capsule Server 上で略称を使用すると、特定のワークフローが破損する可能性があります。

1.5. 非推奨になった機能

本項には、サポートされなくなった機能、または今後のリリースでサポートされなくなる予定の機能について記載します。

Foreman フック
Foreman フック機能は非推奨となり、今後のリリースで削除される予定です。この機能は、新しい Foreman Webhooks 機能に置き換えられます。ドキュメントはリリース時に提供されます。
Red Hat Virtualization でのプロビジョニング
Red Hat Virtualization (RHV) と Satellite の統合は非推奨であり、将来のリリースでは削除される予定です。RHV タイプの既存のコンピューティングリソースはすべて削除され、RHV に関連付けられているホストは切断されます。
Bootstrap.py
ホストの Satellite Server または Capsule Server への登録に bootstrap.py スクリプトを使用していましたが、グローバル登録テンプレートで作成した curl コマンドを使用するようになりました。
エンタイトルメント

エンタイトルメントベースのサブスクリプション管理は廃止され、将来のリリースで削除される予定です。

サブスクリプションについては、管理者のエンタイトルメントエクスペリエンスを簡素化する Simple Content Access の代用が推奨されます。

katello-agent
Katello-agent は非推奨となり、今後のリリースで削除される予定です。ワークロードを移行して、Remote Execution 機能を使用するようにしてください。
Katello-ca-consumer パッケージ
katello-ca-consumer パッケージは非推奨であり、将来のリリースで削除される予定です。グローバル登録テンプレートを使用して、ホストを Red Hat Satellite に登録してください。
:unattended: 設定
Red Hat Satellite は、これまで settings.yaml ファイルで :unattended 設定をサポートしていましたが、これは非推奨になり、今後のリリースではこの設定が削除される予定です。今後、Red Hat Satellite のデフォルト設定は true になります。

1.6. 廃止された機能

Puppet 実行 API
Puppet 実行 API は、Red Hat Satellite 6.11 で削除されました。
Red Hat Satellite コンテンツ ISO
このリリースでは、Red Hat Satellite コンテンツ ISO はカスタマーポータルで更新されません。接続されている Red Hat Satellite インスタンスを使用して、接続されていない Red Hat Satellite インスタンスにインポートされるエクスポートダンプを生成します。

第2章 主な参考資料

2.1. Red Hat Satellite とは

Red Hat Satellite は、物理環境、仮想環境、およびクラウド環境でのシステムのデプロイ、設定、および保守を可能にするシステム管理ソリューションです。Satellite では、一元化された単一のツールを使用して複数の Red Hat Enterprise Linux デプロイメントのプロビジョニング、リモート管理、監視が可能です。

Red Hat Satellite Server は、Red Hat カスタマーポータルおよびその他のソースからのコンテンツを同期し、詳細なライフサイクル管理、ユーザーおよびグループのロールベースのアクセス制御、サブスクリプションの統合管理、高度な GUI、CLI、または API アクセスを含む機能を提供します。

Red Hat Satellite Capsule Server は、Red Hat Satellite Server のコンテンツをミラーリングして、さまざまな地理的なロケーションにコンテンツを共有します。ホストシステムは中央 Satellite Server からではなくローカルの Capsule Server からコンテンツおよび設定をプルできます。また、Capsule Server は Puppet マスター、DHCP、DNS、TFTP などのローカライズされたサービスも提供します。Capsule Server を使用すると、環境内で管理対象システムの数が増えたときに Red Hat Satellite を簡単にスケーリングできます。

2.2. サポート対象のアーキテクチャー

Satellite でサポートされるアーキテクチャーの概要は、Supported Client Architectures を参照してください。

2.3. コンテンツ配信ネットワークのリポジトリーとツール

このセクションでは Red Hat Satellite のインストールに必要なリポジトリーについて説明します。

Red Hat Satellite は、コンテンツ配信ネットワーク (CDN) からインストールすることができます。CDN からインストールするには、オペレーティングシステムのバージョンとバリアントに対する正しいリポジトリーを使用するように subscription-manager を設定します。

CDN リポジトリーを有効化するには、以下のコマンドを実行します。

# subscription-manager repos --enable=reponame

CDN リポジトリーを無効化するには、以下のコマンドを実行します。

# subscription-manager repos --disable=reponame

以下の表は、Satellite Server、Capsule Server、および Satellite Maintenance のリポジトリーリストです。

表2.1 RHEL 7 サーバー用の Red Hat Satellite、Capsule、および Maintenance

リポジトリー名リポジトリーラベル

Red Hat Satellite 6.11 (RHEL 7 サーバー用) (ISO、RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-server-satellite-6.11-{isos, rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Capsule 6.11 (RHEL 7 サーバー用) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-server-satellite-capsule-6.11-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Maintenance 6.11 (RHEL 7 サーバー用) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-server-satellite-maintenance-6.11-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Utils 6.11 (RHEL 7 サーバー用) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-server-satellite-utils-6.11-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

表2.2 RHEL 8 サーバー用の Red Hat Satellite、Capsule、および Maintenance

リポジトリー名リポジトリーラベル

Red Hat Satellite 6.11 for RHEL 8 x86_64 (ISO、RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-6.11-for-rhel-8-x86_64-{isos, rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Capsule 6.11 for RHEL 8 x86_64 (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-capsule-6.11-for-rhel-8-x86_64-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Maintenance 6.11 for RHEL 8 x86_64 (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-maintenance-6.11-for-rhel-8-x86_64-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Utils 6.11 for RHEL 8 x86_64 (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-utils-6.11-for-rhel-8-x86_64-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

以下の表は、Red Hat Satellite Client のリポジトリーリストです。

表2.3 Red Hat Satellite Client Red Hat Enterprise Linux 6

リポジトリー名リポジトリーラベル

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 6 サーバー用 - ELS) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-6-server-els-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 6 for System Z 用 - ELS) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-6-for-system-z-els-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

表2.4 Red Hat Satellite Client Red Hat Enterprise Linux 7

リポジトリー名リポジトリーラベル

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 Desktop 用) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-desktop-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 サーバー用) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-server-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 Workstation 用) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-workstation-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 for Scientific Computing 用) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-for-hpc-node-satellite-tools-7-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 for IBM Power 用) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-for-power-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 for IBM Power LE 用) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-for-power-le-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 for System Z 用) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-for-system-z-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 Server 用 - Update Services SAP Solutions) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-server-e4s-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 for IBM Power LE 用 - Update Services SAP Solutions) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-for-power-le-e4s-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 サーバー用 - TUS) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-server-tus-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 (RHEL 7 サーバー用 - AUS) (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

rhel-7-server-aus-satellite-client-6-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

表2.5 Red Hat Satellite Client Red Hat Enterprise Linux 8

リポジトリー名リポジトリーラベル

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 <arch> (RPMS、Debug RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-8-<arch>-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 x86_64 - 延長アップデートサポート (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-8-x86_64-eus-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 IBM z Systems - 延長アップデートサポート (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-8-s390x-eus-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 Power、リトルエンディアン - 延長アップデートサポート (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-8-ppc64le-eus-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 ARM 64 - 延長アップデートサポート (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-8-aarch64-eus-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 x86_64 - Update Services SAP Solutions (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-8-x86_64-e4s-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 Power、リトルエンディアン - Update Services SAP Solutions (RPMS、デバッグ RPMS、ソースRPMS)

satellite-client-6-for-rhel-8-ppc64le-e4s-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 x86_64: Telecommunications Update Service (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-8-x86_64-tus-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 8 x86_64 - Advanced Mission Critical Update Support (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-8-x86_64-aus-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

表2.6 Red Hat Satellite Client for Red Hat Enterprise Linux 9

リポジトリー名リポジトリーラベル

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 9 <arch> (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-9-<arch>-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 9 x86_64 - 延長アップデートサポート (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-9-x86_64-eus-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 9 IBM z Systems - 延長アップデートサポート (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-9-s390x-eus-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 9 Power、リトルエンディアン - 延長アップデートサポート (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-9-ppc64le-eus-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 9 ARM 64 - 延長アップデートサポート (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-9-aarch64-eus-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 9 x86_64 - Update Services SAP Solutions (RPMS、デバッグ RPMS、ソース RPMS)

satellite-client-6-for-rhel-9-x86_64-e4s-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

Red Hat Satellite Client 6 for RHEL 9 Power、リトルエンディアン - Update Services SAP Solutions (RPMS、デバッグ RPMS、ソースRPMS)

satellite-client-6-for-rhel-9-ppc64le-e4s-{rpms, debug-rpms, source-rpms}

2.4. デプロイメントワークフローと参照製品ドキュメント

Satellite のデプロイメントと必要なデプロイメントワークフローに関するドキュメントは、Satellite Overview, Concepts, and Deployment Considerations を参照してください。

2.5. 製品のライフサイクル

Red Hat Network Satellite と Red Hat Satellite のライフサイクルフェーズの概要および本製品のサポート状況については、Red Hat Satellite および Proxy Server のライフサイクル を参照してください。

2.6. コンポーネントのバージョン

Red Hat Satellite は、複数のアップストリームプロジェクトの組み合わせです。含まれるメジャープロジェクトと、Red Hat Satellite の各メジャーおよびマイナーリリースに含まれるプロジェクトのバージョンの詳細については、Satellite 6 Component Versions を参照してください。