11.4. Satellite Server への VMware vSphere イメージの追加

VMware vSphere は、新規仮想マシンを作成するためのイメージとしてテンプレートを使用します。イメージベースのプロビジョニングを使用して新規ホストを作成する場合、VMware vSphere テンプレートの詳細を Satellite Server に追加する必要があります。これには、アクセスの詳細およびテンプレート名が含まれます。

Web UI の代わりに CLI を使用する場合は、CLI 手順 を参照してください。

手順

  1. Satellite Web UI で インフラストラクチャー > コンピュートリソース に移動して、コンピュートリソースのウィンドウで VMware vSphere 接続をクリックします。
  2. 名前 フィールドに、イメージの名前を入力します。
  3. オペレーティングシステム リストから、イメージのベースオペレーティングシステムを選択します。
  4. アーキテクチャー リストから、オペレーティングシステムのアーキテクチャーを選択します。
  5. ユーザー フィールドには、イメージにアクセスするための SSH ユーザー名を入力します。通常、これは root ユーザーになります。
  6. パスワード フィールドには、イメージにアクセスするための SSH パスワードを入力します。
  7. ユーザーデータ リストから、イメージが cloud-init データなどのユーザーデータ入力をサポートするかどうかを設定します。
  8. イメージ フィールドには vSphere 環境でのテンプレートの相対パスおよび名前を入力します。相対パスにデータセンターを追加しないでください。
  9. 送信 をクリックしてイメージの詳細を保存します。

CLI 手順

  • hammer compute-resource image create コマンドでイメージを作成します。--uuid フィールドを使用して vSphere 環境の相対テンプレートパスを保存します。

    # hammer compute-resource image create --name "Test_vSphere_Image" \
    --operatingsystem "RedHat 7.2" --architecture "x86_64" \
    --username root --uuid "Templates/RHEL72" \
    --compute-resource "My_vSphere"