7.3. 検出されたホストの自動コンテキスト

Satellite Server は以下のルールの順番に従って、組織とロケーションを検出されたホストに割り当てます。

  1. 検出されたホストが Satellite で定義されたサブネットを使用する場合には、このホストは、サブネットに関連付けられた最初の組織およびロケーションを使用します。
  2. discovery_organization または discovery_location ファクト値が設定されている場合には、検出ホストはこれらのファクト値を組織およびロケーションとして使用します。このファクト値を設定するには、管理 > 設定 > 検出済み に移動して、これらのファクトを デフォルトの組織デフォルトのロケーション フィールドに追加します。検出ホストのサブネットが、ファクトで設定した組織とロケーションに所属しているようにします。所属していない場合には、Satellite はセキュリティー上の理由で設定を拒否します。
  3. 上記の条件に何も該当しない場合には、Satellite は最初の組織とロケーションを名前順に割り当てます。

組織またはロケーションは、検出されたホスト ページの一括処理メニューを使用して変更できます。検出されたホストを選択し、アクションの選択 メニューから 組織の割り当て または ロケーションの割り当て を選択します。

foreman_organization および foreman_location ファクトは、検出ホストにコンテキストを割り当てる値として、有効ではなくなりました。ただし、これらのファクトを使用して、Puppet 実行用のホストはまだ設定できます。設定方法は、管理 > 設定 > Puppet セクションに移動し、foreman_organizationforeman_location ファクトを デフォルトの組織デフォルトのロケーション フィールドに追加します。