4.6. コンテンツホストへのサブスクリプションのアタッチ

プロビジョニングプロセスで、コンテンツホストにサブスクリプションをアタッチするには通常、アクティベーションキーを使用します。ただし、アクティベーションキーは既存のホストを更新できません。新規または追加のサブスクリプション (たとえば未来の日付が指定されたサブスクリプション) を 1 台のホストにアタッチする必要がある場合は、以下の手順を使用します。

複数ホストの更新に関する詳細情報は、「コンテンツホストのサブスクリプションの一括更新」 を参照してください。

アクティベーションキーに関する詳細情報は、9章アクティベーションキーの管理 を参照してください。

Satellite サブスクリプション

Satellite では、管理する Red Hat Enterprise Linux ホストごとに、以前は Red Hat Enterprise Linux Smart Management と呼ばれていた Red Hat Enterprise Linux Satellite サブスクリプションが必要です。

ただし、Satellite サブスクリプションを各コンテンツホストにアタッチする必要はありません。Satellite サブスクリプションは製品証明書に関連付けられていないため、Satellite のコンテンツホストに自動的にアタッチできません。Satellite サブスクリプションをコンテンツホストに追加しても、コンテンツやリポジトリーへのアクセスは提供されません。必要に応じて、独自の記録または追跡の目的で、Satellite サブスクリプションをマニフェストに追加できます。

前提条件

Satellite Server にサブスクリプションマニフェストファイルをインポートしておくこと。

手順

  1. Satellite Web UI で、コンテキストが、使用する組織に設定されていることを確認します。
  2. ホスト > コンテンツホストに移動します。
  3. 変更するサブスクリプションのコンテンツホストの行ごとに、該当するチェックボックスを選択してください。
  4. アクションの選択 リストから サブスクリプションの管理 を選択します。
  5. 必要に応じて、検索 フィールドにキーと値を入力し、表示するサブスクリプションを絞り込みます。
  6. 追加または削除したいサブスクリプションの左側にあるチェックボックスを選択し、必要に応じてAdd SelectedまたはRemove Selectedをクリックします。
  7. 完了 をクリックして変更を保存します。

CLI 手順

  1. root ユーザーとして Satellite Server に接続し、利用可能なサブスクリプションをリスト表示します。

    # hammer subscription list \
    --organization-id 1
  2. ホストにサブスクリプションをアタッチします。

    # hammer host subscription attach \
    --host host_name \
    --subscription-id subscription_id