Red Hat Training

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9.3.4. コンピュートリソース

コンピュートリソースは、仮想化およびクラウドのプロバイダーが提供するハードウェアを抽象化したものです。Satellite はコンピュートリソースを使用して、仮想マシンのプロビジョニングを行います。サポートされるプライベートプロバイダーには、Red Hat Enterprise Virtualization、oVirt、OpenStack および VMware が含まれます。サポートされるパブリッククラウドプロバイダーには EC2 と Rackspace が含まれます。
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9.3.4.1. コンピュートリソースの作成

この手順では、コンピュートリソースを追加する方法を示します。

手順9.8 コンピュートリソースの作成

  1. インフラストラクチャーコンピュートリソース をクリックします。
  2. 新規のコンピュートリソース ボタンをクリックします。
  3. コンピュートリソースの 名前 を入力します。
  4. プロバイダー タイプを選択します。
  5. オプションで、詳細 を入力します。
  6. 選択したプロバイダーのタイプによって、次のいくつかのフィールドで認証とデータセンターの詳細情報が求められます。それぞれのプロバイダータイプについてさらに詳しくは、以下の表を参照してください。

    表9.2 プロバイダーの設定

    タイプ
    説明
    RHEV
    Red Hat Enterprise Virtualization 環境に適しています。コンピュートリソースを抽象化するには、Manager API の URL、有効な ユーザーパスワード、およびシステム上に データセンター が必要です。データセンターのロード ボタンをクリックして選択ボックスにデータを設定します。
    EC2
    Amazon EC2 のパブリッククラウドアカウントに適しています。有効な Amazon EC2 アカウントから利用できる アクセスキー および 秘密鍵 が必要です。リソースを抽象化するためのデータセンターとして機能させるには リージョン が必要です。リージョンのロード ボタンをクリックして選択ボックスにデータを設定します。
    VMware
    VMware ベースの環境に適しています。コンピュートリソースを抽象化するには、VCenter/サーバー のホスト名、有効な VMware ユーザーパスワード、および データセンター が必要です。データセンターのロード ボタンをクリックして選択ボックスにデータを設定します。
    OpenStack
    OpenStack ベースの環境に適しています。コンピュートリソースを抽象化するには、OpenStack サーバーの URL、有効な OpenStack ユーザーパスワード、および テナント が必要です。テナントのロード ボタンをクリックして選択ボックスにデータを設定します。
    Rackspace
    Rackspace のパブリッククラウドアカウントに適しています。コンピュートリソースを抽象化するには、Rackspace API の URL や、有効な Rackspace ユーザーAPI キー、および リージョン が必要です。テスト接続 ボタンをクリックして、選択したリージョンへの接続が有効であることを確認します。
  7. ロケーション タブをクリックしてから、必要なロケーションをクリックし、それらを 選択された項目 の一覧に追加します。
  8. 組織 タブをクリックしてから、必要な組織をクリックし、それらを 選択された項目 の一覧に追加します。

    重要

    ロケーションと組織はデバッグ作業に役立つため、これらが設定されていることを確認します。
  9. 送信 ボタンをクリックします。
Satellite がコンピュートリソースを作成します。
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