Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Satellite

2.3. 一般的なデータベース要件

以下のセクションでは、すべてのインストールシナリオに適用可能なデータベース要件を示しています。

2.3.1. データベースのサイズ

ほとんどのインストールでは、単一の 12 GB 表領域が推奨されます。ただし、多くの場合はこれより小さい表領域でも機能します。データベースに必要なサイズを確定するには、次の計算式を利用してください。
  • クライアントシステム当たり 250 KiB
  • 1 チャンネルにつき 500 KiB に加え、チャンネル内の 1 パッケージにつき 230 KiB (つまり、1 チャンネルに 5000 パッケージ含まれている場合は 1.1 Gib になります)
たとえば、1 万 2 千のパッケージを含む 4 つのチャンネルで、1 万 のシステムを Red Hat Satellite が管理する場合、クライアントには 2.5 GiB、チャンネルには 11 GiB が必要になります。パッケージのテストおよびステージング用にカスタムのチャンネルを作成する場合は、それらも計算に含めます。
データベースストレージのニーズは、次の要因により急速に増大する可能性があるので注意してください。
  • インポートした Red Hat のパブリックパッケージ数 (標準: 5000)
  • 管理を要するプライベートのパッケージ数 (標準: 500)
  • 管理を要するシステム数 (標準: 1000)
  • 平均的なシステムにインストールされているパッケージ数 (標準: 500)
データベースのサイズ見積りに十分な余裕を持たせる以外にも、サイズがバックアップに費やされる時間や他のシステムリソースに追加される負荷などについても考慮してください。データベースを共有する場合は、ハードウェアやスペースはデータベースを共有している他のものに完全に依存することになります。
また、Red Hat Satellite を正常にインストールするためにブロックサイズは最低でも 8 KB にしてください。
また、/var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data を含むパーティションに表領域と同等のサイズの空きスペースを含めることも確認してください。この空きスペースは、db-control restore コマンドに使われます。たとえば、12 GB の表領域には 12 GB の空きスペースを確保します。

重要

PostgreSQL 組み込みデータベースが更新されたために、データベースの場所は Red Hat Satellite 5.8 の /var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data に変更されました。この場所に十分なハードディスク容量を割り当てるようにしてください。

2.3.2. データベースのパーティション作成

マウントされたデータベースのパーティションには多くの利点があり、データベース拡大に伴うストレージの増量や容易なバックアップ、複製による移動、暗号化によるセキュリティーの強化などが可能です。
データベースパーティションのマウントポイントを設定するには、インストール前に以下の手順を実行します。

手順2.1 データベースパーティションの作成およびマウント

  1. root としてデータベースサーバーにログインします。組み込みデータベースの場合は、Red Hat Satellite と同じサーバーになります。
  2. postgres ユーザーを作成します。
    # useradd -d /var/lib/pgsql -M -r -s /bin/bash -U postgres
    
  3. /etc/fstab にマウントポイントを追加します。以下に例を示します。
    UUID="xxxxxxxx-xxxx-xxxx" /var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data  ext4  defaults  0 0
    

    重要

    Red Hat では、ネットワーク上のファイルシステムでのデータベース保存はサポートしていません。
  4. /var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data にパーティションをマウントし、所有権を postgres:postgres に変更します。
    # mkdir -p /var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data
    # mount /var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data
    # chown postgres:postgres /var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data
    # chmod 700 /var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data
    # restorecon -Rv /var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data
    
Red Hat Satellite インストールスクリプトが /var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data にマウントされているパーティションにデータベースをインストールします。

重要

PostgreSQL 組み込みデータベースが更新されたために、データベースの場所は Red Hat Satellite 5.8 の /var/opt/rh/rh-postgresql95/lib/pgsql/data に変更されました。この場所に十分なハードディスク容量を割り当てるようにしてください。