Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat Satellite
3.3. 仮想化されたゲストのプロビジョニング
仮想ゲストのプロビジョニングは、以下の仮想技術を使用する Red Hat Satellite 5 でサポートされます。
- KVM 仮想化ゲスト
- Xen 完全仮想化ゲスト
- Xen 準仮想化ゲスト
手順3.13 仮想化されたゲストのプロビジョニング
- ホストシステムに 仮想化 または 仮想化プラットフォーム のシステムエンタイトルメントがあることを確認します。
- システム のページで、適切な仮想ホストを選択してから、仮想化 → Provisioning を選択します。適切なキックスタートプロファイルを選択して、ゲスト名を入力します。
- ゲストのメモリーや CPU の使用量などのパラメーターを追加で設定したい場合には、高度な設定 のボタンをクリックします。以下の項目を設定することができます。
- ネットワーク: 静的または DHCP
- カーネルオプション
- パッケージプロファイルの同期: キックスタートの終了時にシステムが、そのパッケージプロファイルを別のシステムや保管されたプロファイルと同期。
- メモリの割り当て: RAM (デフォルト値は 512MB)
- 仮想ディスクのサイズ
- 仮想 CPU (デフォルト値は 1)
- 仮想ブリッジ: インストールに使用されるネットワーキングブリッジ。Xen プロビジョニングには
xenbr0
、KVM にはvirbr0
がデフォルト値となっています。注記
virbr0
ネットワーキングブリッジは、外部ネットワーキングを許可しません。外部ネットワーキングが必要な場合には、代わりに、ホストが実際のブリッジを作成するように設定してください。ただし、xenbr0
は実際のブリッジであり、可能な場合にはこれを使用することが推奨されます。 - 仮想ストレージパス: ゲストのディスク情報を保管するファイル、LVM 論理ボリューム、ディレクトリー、またはブロックデバイスへのパス。これには、
/dev/sdb
、/dev/LogVol00/mydisk
、VolGroup00
、または/var/lib/xen/images/myDisk
などが含まれます。
- キックスタートをスケジュールしてから終了する をクリックします。