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6.5.2. 「システム監査 (Systems Audit)」ページ

システム監査 (Systems Audit) ページでは、特定システムのコンプライアンススキャンをスケジュールしたり表示させたりすることができます。スキャンは NIST 標準の SCAP (Security Content Automation Protocol) を実装する OpenSCAP ツールで行います。システムのスキャンを行う場合は、SCAP コンテンツの準備が整い、要件がすべて満たされていることを確認してください。
システム監査 (Systems Audit) ページを表示するには、システムsystem_name監査 をクリックします。

6.5.2.1. スキャンの一覧

このページには、選択したシステム上で完了した全スキャンの要約が表示されます。以下のコラムが表示されます。

表6.1 OpenSCAP スキャンのラベル

コラムのラベル 定義
Xccdf のテスト結果 スキャンの結果詳細へのリンクになっているスキャンテストの結果の名前
完了 スキャンが終了した正確な時間
コンプライアンス 標準的な使用に基づくコンプライアンスの加重のない合格/不合格の配分
P 合格のチェック数
F 不合格のチェック数
E スキャン中に発生したエラー数
U 不明
N このマシンには適用不可
K チェックされていない
S 選択されていない
I 情報
X 修正済み
合計 チェック合計数
各エントリの先頭には、前回行った同様のスキャンと比較した結果を示すアイコンが表示されています。アイコンは以下を示します。
  • "チェック済みの一覧" アイコン   前回のスキャンと比較して違いなし
  • "アラートの一覧" アイコン   前回のスキャンと比較して任意の違いあり
  • "エラーの一覧" アイコン   深刻な違い、前回のスキャンに比べ不合格が増加しているか、または合格が少ない。
  • "チェックインの一覧" アイコン   比較できるスキャンが見つからなかったため、比較は行われなかった。