Red Hat Training

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3.2.2. データベースのオフラインバックアップの実行

Red Hat Satellite Server 5.6 は、オンラインバックアップと復元操作を実行する機能を提供します。Red Hat は、月ごとまたは四半期ごとの保守時にオフラインバックアップを継続して行うことを推奨します。

3.2.2.1. オフラインバックアップの実行

以下での手順では、組み込み Red Hat Satellite サーバーデータベースのバックアップ方法について説明します。

手順3.2 オフラインバックアップを作成するには:

  1. root ユーザーに切り替え、以下のコマンドを実行して Satellite サーバーを停止します。
    # rhn-satellite stop
  2. 以下のコマンドを実行してバックアップを作成します。
    # db-control backup DIRECTORY
    DIRECTORY の部分はデータベースのバックアップの保管先となる場所の絶対パスを入力してください。このプロセスには数分かかります。
  3. バックアップが完了したら、以下のコマンドを実行して Satellite サーバーを再起動します。
    # rhn-satellite start
  4. 次にバックアップを rsync または別のファイル転送ユーティリティを使って別のシステムにコピーします。Red Hat は cron ジョブを使って自動バックアップのプロセスをスケジュールすることを強く推奨します。 例えば、午前 3 時にシステムをバックアップしてからそのバックアップを午前 6 時に別のリポジトリ (パーティション、ディスク、またはシステム) にコピーします。