Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Satellite

3.3. 仮想化されたゲストのプロビジョニング

Red Hat Satellite 5.6 では、以下の仮想化技術を使用して仮想ゲストのプロビジョニングをサポートしています。
  • KVM 仮想化ゲスト
  • Xen 完全仮想化ゲスト
  • Xen 準仮想化ゲスト

手順3.12 仮想化されたゲストのプロビジョニング

  1. ホストシステムに 仮想化 または 仮想化プラットフォーム のシステムエンタイトルメントがあることを確認します。
  2. システム のページで、適切な仮想ホストを選択してから、仮想化Provisioning を選択します。適切なキックスタートプロファイルを選択して、ゲスト名を入力します。
  3. ゲストのメモリーや CPU の使用量などのパラメーターを追加で設定したい場合には、高度な設定 のボタンをクリックします。以下の項目を設定することができます。
    • ネットワーク: 静的または DHCP
    • カーネルオプション
    • パッケージプロファイルの同期: キックスタートの終了時にシステムが、そのパッケージプロファイルを別のシステムや保管されたプロファイルと同期。
    • メモリの割り当て: RAM (デフォルト値は 512MB)
    • 仮想ディスクのサイズ
    • 仮想 CPU (デフォルト値は 1)
    • 仮想ブリッジ: インストールに使用されるネットワーキングブリッジ。Xen プロビジョニングには xenbr0、KVM には virbr0 がデフォルト値となっています。

      注記

      virbr0 ネットワーキングブリッジは、外部ネットワーキングを許可しません。外部ネットワーキングが必要な場合には、代わりに、ホストが実際のブリッジを作成するように設定してください。ただし、xenbr0 は実際のブリッジであり、可能な場合にはこれを使用することが推奨されます。
    • 仮想ストレージパス: ゲストのディスク情報を保管するファイル、LVM 論理ボリューム、ディレクトリ、またはブロックデバイスへのパス。これには、/dev/sdb/dev/LogVol00/mydiskVolGroup00、または /var/lib/xen/images/myDisk などが含まれます。
  4. キックスタートをスケジュールしてから終了する をクリックします。