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4.2.3. システム設定マネージャーでのシステムの管理

システム設定マネージャー (System Set Manager: SSM) は、管理者が Red Hat Satellite サーバー内の多数のシステムを扱い、かつシステム管理、維持管理および配備を実行できるようにします。SSM は、異なるシステムグループにある複数のシステムが同様の維持管理、設定または配備に関連した変更を必要とする場合に使用されます。
システム設定マネージャーが提供する他のさまざまな機能には以下があります。
  • エラータ更新のスケジュール、およびパッケージのアップグレード、インストールおよび削除
  • システムのチャンネルメンバーシップ、設定チャンネルの配備および設定チャンネルのサブスクリプションの管理
  • システムのプロビジョニング、リモートコマンドの実行、およびスナップショットのロールバック用のシステムのタグ付け
  • システムの別の組織への移行、および Satellite 内の選択したシステムのカスタム値の設定
SSM を使用するために、システムが SSM に追加されていることを確認します。SSM の各種機能を使用する前に、まずこれを行う必要があります。

4.2.3.1. システムの SSM への追加

システムを SSM に追加すると、管理者は、システムがどのシステムグループに属しているかに関わらず、システムの特定グループへの更新、設定の変更などを管理することができます。システムを SSM に追加するには、以下を実行します。
  1. システムシステム の順にクリックします。
  2. システムの名前をクリックします。
  3. ページ右上にある ssm へ追加 をクリックします。
これにより、システムが SSM 内のシステム一覧に追加されるはずです。