Red Hat Training

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1.2.8. ソフトウェアチャンネルのクローン作成

Red Hat Satellite Server のチャンネル管理者の場合、パッケージの関連付けを容易にするためソフトウェアチャンネルのクローンを作成することもできます。クローンを作成することにより、チャンネルの完全な複製が可能になるため、パッケージとエラータのカスタムソフトウェアチャンネルへの関連付けが迅速に行なえるようになります。
次のようにして行ないます。
  1. 上部ナビゲーションバーの チャンネル タブ、次に左側のナビゲーションバーの ソフトウェアチャンネル管理 をクリックすると、ソフトウェアチャンネル管理 のページに移動します。
  2. 右上の チャンネルのクローン をクリックします。
    クローン作成のオプションが 3 つ表示されます。チャンネルの現在の状態、チャンネルのオリジナルの状態、またはエラータ選択の 3 つです。詳細については Web ページに記載されていますが以下に要約します。
    • チャンネルの現在の状態 (Current state of the channel) - 現在、ターゲットチャンネルにある最新の全パッケージと全エラータです。
    • チャンネルのオリジナルの状態 (Original state of the channel) - ターゲットチャンネルからの全オリジナルパッケージを含みます。ただし、エラータや関連の更新パッケージは含まれません。
    • エラータ選択 (Select Errata) - ターゲットチャンネルからの全オリジナルパッケージが含まれます。このオプションでは特定のエラータや関連の更新パッケージを除外することができます。
  3. クローン フィールド内のラジオボタンを使用して該当オプションを選択します。 クローン作成元 (Clone From) ドロップダウンメニューを使ってターゲットチャンネルを特定し、チャンネルの作成 をクリックします。
  4. 新規のソフトウェアチャンネル (New Software Channel) ページで、「ソフトウェアチャンネルの作成」 に説明されているようにフィールドに入力します。デフォルトの値のままで十分です。
  5. チャンネルの作成 をクリックします。「オリジナルの状態」または「現在の状態」のいずれかを選択すると、管理しているソフトウェアチャンネルの詳細 ページの 詳細 タブが表示されます。新しいチャンネルの設定を変更します。詳しくは、「ベースチャンネルの詳細」 を参照してください。
    チャンネルのクローン作成に「エラータ選択」のオプションを選んだ場合は、管理しているソフトウェアチャンネルの詳細 ページの クローン サブタブに代わりに転送されます。ここでクローン作成の際に新しいチャンネルに組み込むエラータや関連パッケージを個別に選択することができます。特定の方法については 「ベースチャンネルの詳細」 を参照してください。

注記

パッケージの整合性と再現性を維持するため、日付に基づいて指定チャンネル内に全エラータのクローンを作成するコマンドを使用できます。これは spacewalk-clone-by-date というコマンドです。